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2020年8月

赤くならない赤とんぼ ナニワトンボ(♂)

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トンボ科アカネ属ナニワトンボ、アカネ属のトンボは総称して赤とんぼ、♂さんは成熟すると赤くなるのが普通ですが、ナニワトンボは赤くならず、きれいな青灰色になります(未熟時は、成熟した♀さんと同じ 黄色地に黒条の入った姿をしていますが、直ぐに青灰色の粉を帯びてくるそうです)

絶滅危惧種のトンボですが、昔ながらのため池の多い地方では生息数は多いようです、兵庫県はため池が日本一多い県ですから普通に見られますね。ため池の近くの樹林の日陰で一匹だけに出会えました、もう少し涼しくなった9月中旬以降は日向に多くが出てくることでしょう。全長は30~40mm

ナニワは浪速、大阪で最初に確認された日本産のトンボです。余談ですが、青灰色とはどんな色なのか調べていたら、灰色と青 という楽曲に行き当たりました

 

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これも紛らわしいですが ムスジイトトンボ ですかね

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06cbcimg_3259tc2s眼後紋が小さな線状で後頭条はない、肩縫線部の黒条にわずかに水色の線が入る(画像では分かりにくい)

イトトンボ科クロトンボ属ムスジイトトンボ、8,9,10節の全体、他の節の境目、そして胸部、複眼の一部などを鮮やかな水色で飾ったきれいなイトトンボです。腹部背面の黒い条が6つに分かれているので六筋糸蜻蛉、全長は20~25mm

クロトンボの仲間の ムスジイトトンボ、セスジイトトンボ、オオイトトンボの3兄弟はよく似ていて識別が紛らわしい、特にムスジイトトンボとセスジイトトンボは、識別のポイントが微妙です、特に♀さんは成長過程にもよりますが、識別不能に近いものもあるようです、同じ種にすればいいような気もしますがね

♂さんに関してですが、ムスジは、セスジ に比べますと、眼後紋が細く小さな三日月状で 後頭条はなし、肩縫線部の黒条の中にわずかに水色条が入る(消えている個体もある)、そして尾部上付属器の形状の違い。まあイトトンボ科、アオイトトンボ科あたりは深入りしない方がよさそうです

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ちょっと紛らわしいですが これは リスアカネですね

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トンボ科リスアカネ、アカネ属なので赤とんぼの仲間です、全長40mmほど、池の近くの少し薄暗い雑木林でマユタテアカネと共に 数匹見かけました。珍しいトンボではありませんが、マイナーな赤とんぼ、久しぶりの出会いでした。リスはスイスのトンボ学者の名前に因んでとのことです

胸部の黒い筋(条)の様子からから最初ナツアカネかなと思ったのですが、翅の先端に褐色の半円状の斑模様(ノシメ斑)が入っていいます。このように先端に斑模様がはいるのは リスアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボの三兄弟とマユタテアカネの♀さんの一部だけです。したがってナツアカネではありません

またコノシメトンボ、マユタテアカネの特徴も持っていません。残るリスアカネとノシメトンボはよく似ているので、どちらなのか紛らわしいです。胸部の第一黒条が(胸部に3本ある黒い筋の真ん中、画像ではクリックして拡大してみないと分かりませんがね)翅の基部までで少し届かないのがリスアカネ、翅の基部まで届くのがノシメトンボです。また♂さんに関していえば、成熟すると リスアカネは腹部全体が赤くなりますが、ノシメトンボは腹部の背中側が少し赤くなるだけです、よってリスアカネということになります

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テイカカズラの果実

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04bbimg_3505t2s テイカカズラの果実です、長さ10cmほど、二つセットでインゲン豆のような果実をぶら下げていますが、熟すると鞘が割れ 中から綿毛を被った種子が沢山現れ 風に吹かれてて飛んでいきます。テイカカズラはよく見かける植物ですが、キョウチクトウ科のつる性常緑木本で、茎から気根を出して他の樹木などに10m近くも這い上がっています、初夏に白い5弁の風車のようなきれいな花を咲かせます

05ddimg_3491s 06cbimg_3676s ヒヨドリソウは咲き始め、ゲンノショウコはもう果実をつくっています

 

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ひらひらと舞う蜻蛉 チョウトンボ

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08ddimg_2136ts タイワンウチワトンボとは相性がいいようですね

トンボ科チョウトンボ、普通のトンボとはちょっと雰囲気が違います、一つには蝶のように ひらひらと舞っていることが多いです、これが名前の由来にもなっていますがね、また前翅に比べて 後翅の幅がかなり広くなっています、そして金属的な光沢をもつ紫系の翅の色です、この翅は光線の当たり方によって虹のように変化してとてもきれいです

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トンボも熱中症対策

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03img_2476s あ~あ疲れた

トンボの熱中症対策、尻尾を太陽に向けて逆立ちして 身体に当たる日差しの面積を減らすのだとか、この姿勢オベリクスというそうです

このトンボはタイワンウチワヤンマですが、ほとんどのトンボが逆立ちをします

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根生葉が決め手か ダイコンソウ

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バラ科ダイコンソウ、バラ科の黄色の花にはキジムシロ、ミツバツチグリ、ヘビイチゴなど似たものがあり紛らわしいですが、このダイコンソウ 名前の由来にもなった大根葉に似た羽状複葉の 根生葉が確認できれば決まりですね

ミヤマダイコンソウというのがありますが、こちらは高山に咲く花で、かって高山で見たのが懐かしく思い出されます、もう出会う機会はないでしょう

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空地の雑草 ウリクサ

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01img_0864sc ゴマノハグサ科ウリクサ、果実がマクワウリに似ているそうで瓜草です。空き地や庭などに生える雑草で、花の大きさは5mmほどと小さく、花が咲いているとは気づきにくいです

↓ こちらは同じ環境に育つサギゴケです、ウリクサより少し大きめ。似たものにトキワハゼもありますね06img_2033ts

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真夏日、猛暑日は沢沿い歩き

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真夏日、猛暑日が続きますが、こんな日の低山は沢沿いを歩くに限りますね。沢風に吹かれ、沢に浸かって身体を冷やすと生き返ります

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急流の側で ミルンヤンマに

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ヤンマ科ミルンヤンマ、体長70~75mm、ヤンマの仲間では小中型の方です、日本特産種でですが  明治時代日本で活躍した英国の地質学者ミルンに敬意を表して名前に冠されています。そういえば リスアカネの リスも外国の学者さんの名前ですね

画像の個体は羽化直後の様子、未だ飛び立つことが出来ません、成熟すると大きな複眼の色が淡い緑色に変わり、また胸部背中の模様も少し変わった雰囲気に見えてきます

山地の渓流際で見かけましたが、幼虫はこの急流の中で 石などにしがみついて 餌を捕獲しながら 2~3年過ごすそうです

急流と言えば、ムカシトンボもかってこの近くで見たことがありますが、幼虫は同じような環境に育つのですね。またニホンカワトンボが近くのこの急流に潜って産卵しているのを見たこともあります

 

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開花寸前の サギソウ

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01aaaimg_8355s こちらは未だ固そうですね

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ラン科サギソウ、開花寸前のものがあったので、トリミング画像も含めて…。上手く羽を収めていますね

サギソウにはカンカン照りが好ましいのでしょうが、 📷には不向き、コントラストが強すぎて、そして熱中症になりそう~

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県下では初見の ナツエビネ

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ラン科ナツエビネ、常連さんに情報を貰って 早速でかけてみました。2株、各株から2本の花茎を出して迎えてくれました。盛り(咲き始め)は過ぎていましたが、上の方にはまだまだ蕾を付けているので、もう少し楽しめそうです。かなり古い株のようですが、隠れるように咲いているので、あまり知られていないのですかね

ランは個性的な特異な花を咲かせるものが多いですが、このナツエビネは素直な形をしていて、一番エレガントでスマートななランと言ってもいいのではないでしょうか、貴婦人的な雰囲気を持っています、サルメンエビネもいいですが、唇弁がちょっとね

ここは、ロケーションがあまりよくないので上手く撮れません、画像を部分的に切り出して アップしています  📷 8/12

 

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風にゆらゆら ヒナノウスツボ

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ゴマノハグサ科ヒナノウスツボ、変わった形をした花ですが、花被片は上唇が2裂、下唇が3裂しており、下唇の中央片は下方に反り返っています。白い円形の葯を付けたオシベは4本、メシベの細い柱頭は先端を外に出ています

雛の臼壷、雛は小さい意味で、この花が 小さい臼や壷に見えたのでしょうかね、花の長さは1cm弱

渓流沿いの薄暗い登山道に吹く 沢風に揺られて花はゆらゆら、ISO感度を上げてもブレは止まりません

 

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渓流の岩場に咲く イワタバコ

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イワタバコ科イワタバコ、渓流の水のかかるような日陰の岩場に咲いています。葉っぱがタバコの葉に似ていることによる命名、タバコはナス科ですがね。そのイワタバコ、別名で イワジシャと呼ばれるように、葉っぱは山菜として、また薬草(健胃の薬効)として、採取する人もいたようです。残念ながら 今年は花の盛りを少し過ぎていた感じです。📷 8/9

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色々な表情に見える ホザキノミミカキグサ

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02ababimg_8495t2s頭にリボンを載せて

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タヌキモ科ホザキノミミカキグサ、頭にリボンを載せて 色々な表情に見えて楽しいですね

以下の通りミミカキグサ、ムラサキミミカキグサを加えて ミミカキグサ三兄弟、同じ湿地に花を咲かせています03bbeaimg_7503ts_20200810082201 05bbaimg_0964ts_20200810082201

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一番小さな赤とんぼ ヒメアカネ

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07bfcimg_8206tss ♀さんには顔に眉班のある個体もいます、マユタテアカネほど濃くはありませんがね

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10ddimg_7472s羽化したばかりの個体でした

トンボ科アカネ属ヒメアカネ、湿地の周辺で見ることが出来ます、そして ♂ さんは成熟すると腹部が赤くなります。アカネ属 いわゆる 赤とんぼ の中では一番小さいトンボです(体長28~38mm:Wikipediaより)。日本で一番小さいトンボは、ハッチョウトンボ(体長17~21mm:Wikipediaより)で 赤い色をしたトンボですが、赤とんぼの仲間ではありません

ハッチョウトンボやショウジョウトンボのように 赤い色をしたトンボは、赤とんぼでいいと思うのですが、こだわる人はアカネ属を赤とんぼ、あるいはアカネ属の中のアキアカネだけを 赤とんぼ と呼んでいます

ヒメアカネと、マユタテアカネ、マイコアカネの三姉妹、マユタテアカネは一番よく見かけます、次にヒメアカネですが、マイコアカネはここ数年出会ったことがありません、低い山に潜んでいるのですかね

 

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全身真っ赤な ショウジョウトンボ

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トンボ科ショウジョウトンボ、♂さんは全身が真っ赤になります、でも赤とんぼの仲間(アカネ属)ではありません。赤とんぼの仲間アキアカネなども真っ赤になりますが、全身とはいきません、また赤くなるのは秋に入ってからですが、ショウジョウトンボは8月にはすでに真っ赤です、翅の付け根にオレンジ色の模様が入っています。これは♂さんの話で、♀さんの身体は赤くはならず薄茶色をしています

名前の由来の、猩猩は架空の動物で能で演じられる時は真っ赤な衣装を着けて踊るので、赤の代名詞になっています

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撮り易い蜻蛉 ウチワヤンマ

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サナエトンボ科ウチワヤンマ、名前にヤンマが付きますがヤンマ科の仲間ではありません。腹部の先の方(第8節)にある 半円状の突起を 団扇に見立てての命名、その団扇の中央部分に黒色に囲われた黄色の斑点があります、全長8cmほど

池の枯れ枝などに止まっていることが多く、ライバルが現れるとスクランブル発進して縄張り内に入れないように追っ払うが、それが済むとまたもとの位置に戻ってきます、ヤンマの仲間のように長く飛び続けることはないようです

よく似た仲間にタイワンウチワヤンマがいますが、こちらのウチワ部には黄色い斑点がありません。このエリアでも一緒に飛んでいます

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撮り易い蜻蛉 モノサシトンボ

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モノサシトンボ科モノサシトンボ、全長5cmほど、身体に物差しのように 目盛りが入っています、水色ぽいのが♂さん、薄茶色ぽいのが♀さんです

池から少し離れた草叢や 林の縁で普通に見ることが出来、葉などに止まっていることが多く、飛び立ってもすぐ近くに止まるので、撮影向きのトンボちゃんです、上手く撮れるかどうかは別ですけれどね

  

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オオトモエ

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ヤガ科オオトモエ、登山道を歩いていると、道脇の藪から突如飛び出し、必ずと言っていいほど進行方向に飛び去って、5m程先の道脇の藪に潜り込む、その潜り込んだところをよく見極めておいて、そ~と覗き込むと枯葉などにカムフラージュするようにして隠れています。気づかれて、また飛び去ってを2~3回繰り返して 📷 することもあります

前翅の目玉班を巴模様に見立てての命名、白いラインがアクセントに、後翅の紙を半分捲ったように見える白い三角形の模様も面白い、両翼で10cmほどの大きさです

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これは東の関脇 アカヤマドリ?

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最初に目に入った時から、私なりに お化けキノコと呼んでいましたが、これはアカヤマドリ(イグチ科)ですかね、ならば 或るキノコ味番付では 東の関脇に位置しています

幼菌もありました、大きいものは ペットポトルの高さが22cmほどですから、傘の径 30cmほどですかね(40cmはありませんでした)、登山道を100mほど歩く間に 大物が20個ほど目に入りました、見た目あまり気持ちのいいものではありませんし、手で触れるの嫌で、とても食べられる代物とは思えませんでした、傘の裏側はスポンジ状(管孔)になっています

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