キイロカワカゲロウ
カワカゲロウ科キイロカワカゲロウ(黄色川蜻蛉(蜉蝣 ))、前翅の前縁を茶褐色の斑点で飾り、体長は15mm弱、尻尾が3本あります。前方に触覚のように突き出ているのは前足です。
幼虫は水生で、繭にならない不完全変態ですが、幼虫~亜成虫~成虫という3ステップをとる特殊変態をするそうです。成虫は短命、儚い命です。
カゲロウと言えば、蟻地獄の幼虫で知られる ウスバカゲロウを想像してしまうのですが、これは別物ですね
イヌビワの写真でも撮ろかなと思っていたら、目の前の葉に飛び移ってきました。蛾かなと思っていたのですが、昔見たシロタニカワカゲロウを思い出し、カワカゲロウと認識しました。
ゼフィルスの仲間 アカシジミ
シジミチョウ科ミドリシジミ亜科の中に、ゼフィルスと呼ばれ、落葉広葉樹の森を生息地とし、5~7月に発生する一群の蝶がいます。日本にはミドリシジミをはじめオオミドリシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミなど25種の仲間がいるのですが、雄の翅表の 緑青色の金属光沢の輝きがとてもきれいな種がいることで 人気になっている一群です。ゼフィルスの語源は、ギリシャ神話の西風の神 ゼフィロスに由来するするものです。
このアカシジミはゼフィルスの中でも、目に付きやすい種で、山裾や街の公園などでも見ることができます。翅表は見せてくれませんが、それほどのものではないようです。幼虫の食草はコナラ、アベマキ、ミズナラなどのブナ類で、前翅長2cmほどです
朝8時過ぎに道端で見かけたのですが、近寄っても逃げるわけでもなく、すぐ横に飛び移るくらいで、羽化したばかりかなと思うくらいの動きでしたが、翅を少し傷めているので年季は入っているんで、未だ目が覚めていなかったのかな?。
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