アリドウシ
11/6の”比婆山秋の植生”投稿記事の中で「アリドウシ」の実としたのは間違いでした。熱心な山友達の調査で間違いと判明しました。
これは「ツルアリドウシ<アカネ科>」の実でした。果実に二つのヘソがありますが、これは双生する花が一つの果実になった名残です。またアリをも通すと言われるトゲが見当たりません。
これがツルアリドウシの花です(6/25由良ケ岳にて)。二つセットで咲いている花が一つの果実になるそうです。
下の画像が「アリドウシ」<アカネ科>の実です、ヘソは一つです。またアリを突き通すと言われる鋭いトゲが見られます。(12/08宝珠山妙見寺にて)
アリドウシの花はツルアリドウシの花とよく似ているみたいですが、まだ見たことがありません。
アリドウシは「有り通し」に通じ 、正月に「センリョウ」や「マンリョウ」と共に生けて、「千両、万両一年中有り通し」と縁起を担ぐ方もあるそうです。
またアリドウシは別名「一両」、ヤブコウジ「十両」、カラタチバナ「百両」、山で10回ほど聞いてやっと頭に入りました。
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