「播磨国風土記」に”天皇がこの山の嶺から四方をご覧になったので「大見山」・・・”とある、太子町と姫路市の境界上に位置する歴史深いこの山も、今は新幹線が檀特トンネルを通過している。自然も豊富で地元の毎日登山の対象で、登山G「檀特会」も組織されており、165mの低山なれど播磨ではメジャーな山である。しかしさすがに今日の小雨模様の昼前時には人影は見られなかった。
矢田部から上ると、三合目付近の東南口との分岐にある一本の梅の老木が濃いピンクの花を可憐に付けていた。
明るい梅林の花一杯もいいが、薄暗い山中に一本だけひっそりと咲く梅花も趣き深いものがある
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