◆イワガラミ<ユキノシタ科>
イワガラミは落葉つる性木本、気根を出して岩や樹幹に這い登っているので、画像のように下から見上げることが多いですが
ここでは上手い具合に直ぐ上からも見ることが出来ました。同じような環境で育ち、つる性で姿形がよく似た仲間にツルアジサイがあり、区別が難しいですが、花が咲くと直ぐに分かります、イワガラミは花序の周囲の装飾花(萼片)が一枚、ツルアジサイは4~5枚です
花序の中央付近は両性花です。花弁に包まれた小さな蕾の中に折りたたまれて収まっていたオシベが背伸びしています。花弁は直ぐに落下するそうです。
昨年の装飾花と果実が木に残っています。風が吹いた後などこのままの姿で落下しているの時々見かけます。
装飾花を持つもので前出のコガクウツギは同じユキノシタ科、因みにこれがユキノシタの花ですが如何関連があるのやら。
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