« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

◆アキカラマツ(秋唐松)、里の山野に咲くカラマツソウ?

61461 61241 6142 里山にカラマツソウが?、亜高山帯に咲くカラマツソウとは少し雰囲気が違います、そうです こちらはアキカラマツです。花の色が少し薄黄色っぽい、雄しべが少し垂れ気味?、花弁(実際は萼片とのこと)を残している、葉の形状が違う などが相違点のようです。花期は長いようで、8月中旬から咲いていました。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆キマダラセセリ(黄斑せせり)、ヒメキマダラと違って翅裏には黒っぽい紋が

Kimadaraseseri45331 Kimadaraseseri4540 Kimadaraseseri452509_15 翅表は黄色の斑でヒメキマダラセセリに似ていて紛らわしいですが、

翅裏の模様が違います、こちらキマダラセセリは黒い四角っぽい紋を翅の外周に散りばめ、その中央にも一つの紋があります。

(この翅裏の紋の並びはホソバセセリも同じ雰囲気ですが、紋の色が白色です)。

一方ヒメキマダラセセリの翅裏は紋のない地味なものです。

セセリチョウ亜科で翅裏の紋が黒系なのは、このキマダラセセリだけかな?

↓ こちらキマダラセセリ Part2です

Kimadaraseseri6179 Kimadaraseseri6180 Kimadaraseseri616809_19

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆アキチョウジ(秋丁字)

8658 852381761 86524 8685 8654

花の形が丁の字に似ていて秋に咲くのでアキチョウジ、関東方面では「関屋の秋丁字」というそうです。

大体は湿った薄暗いところに咲いていますが、たまに時間帯によって日が当たるものがあります、その時が チャンスです。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆チャバネセセリ(茶翅せせり)、翅裏には小さい白い紋が数個

Cyabaneseseri930308_24 似た名前でコチャバネセセリ、オオチャバネセセリがいますが、はっきりした共通点はありません。元々セセリチョウ亜科は茶翅系ですからね。

これがセセリチョウ亜科7頭目の投稿です、しかし皆同じようなもので細かいことを言わずに、セセリチョウ亜科 十把ひとからげ のようなものですが。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ヤマハッカorイヌヤマハッカ(犬山薄荷)、花びらに斑点は有りや無しや

87701 87822 87898943 84247172 8766

前出のアキジョウジの筒部を短くしたような花ですね、どちらも同じシソ科のヤマハッカ属ですから。香辛料のハッカに花の形が似ていて山に育つのでヤマハッカ、こちらは香りはありません。

花冠の4裂した上唇に、濃い青紫色の斑点のあるものはヤマハッカ、ないものはイヌヤマハッカとのことです。上の画像は一つの固体ではなく、またアングルが悪くどちの種なのかはっきりしません。

↓ こちらは青紫の斑点があるのでヤマハッカでしょう。

8447

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆クロコノマチョウ(黒木間蝶)、なかなか正体を現さず

Krokonoma826008_18 Kurokonoma936607_17  めったに翅表を見せない蝶、そんな感じのクロコノマチョウです。夏型と秋型で 色や形などの雰囲気が違うようです、画像は7月と8月に撮ったものなので夏型でしょう。

ジャノメチョウ亜科、前翅長4cm弱だったかな。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆笠形山、花情報に誘われて(10/2)

先日 明神山で広角自慢の「 I 」さんから花情報を頂いて・・・

先ずは 扁妙の滝・落差65m 三景です、といっても ここからでは 三段の滝の最上段は見えていませんが

8924 8969 8972

続いて I さんお奨めの大文字草オンパレです

8930 8892 8923 8840 8850 8847 89191

こちらはヤマハッカ

8913 9030

60段の鉄の階段を上って滝見台へ、三段の滝です

9101

アケボノソウも情報通り5合目に

9123 9166 9145

秋晴れの頂上へ、お馴染みの千が峰&明神山

9187 9176 9173

しんがりはイワギボシとマツカゼソウです

88271 9202

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ダイセンシジミ、別名ウラミスジシジミ

Daisensijim02181 Daisensijim0670_07_19 この蝶は、7/22天下台山& 7/19鬢櫛山で撮ったものです。名前が判らず、写りも悪くて 放っておいたのですが、投稿ネタがなくなってネット図鑑でじっくり比較すると ダイセンシジミに合致しました。成虫の活動期間はは6~8月とのこと、今シーズンはもう見ることはできません。模様の違いで シガナータ型、ケルシボーラ型に別れるようですが、これは後者です。

黒っぽい地にルリ色の斑紋のある翅表がきれいなようです。シジミチョウ科前翅長2cm弱。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆スイラン(水蘭)、水蘭とは紛らわしいキク科なり

92982 94401 93781 95491 94051

湿地帯に育つのでスイは分かるが、ランとは紛らわしい。葉がシュンランのそれに似ているとのことだが、今の時期は 茎に幅数mmの細長い葉を付けていてランの葉の雰囲気はない。

蝶、蜂が一生懸命に吸蜜中である。背丈50cmほど、花は3cmほど 舌状花のみで ハナニガナを大きくした感じである。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ウラナミシジミ(裏波しじみ)、その通りだけど 何だか平凡な命名

Uranamisijimi9723 こちらは10/4の、ウラナミシジミは秋によく見られるそうです。はじめネコジャラシの穂に止まっていました、遠くから数枚撮り、近づきかけると飛び立ち、今度はセンダングサ?に止まりました、夕方近くのことです。

↓ 翅のこすり合わせ動作中で、翅表の先端が少し見えています。翅裏と同じように黒い丸紋が二つみえます、根元部はルリ色をしているようです。

シジミチョウ科 前翅長2cm弱

Uranamisijimi9719

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆リンドウ(竜胆)Part2、麓でも咲き始めました

9474 9522 94461 93381 この花は湿地帯に咲いていましたが、リンドウは適応性が強いようで、カラカラの岸壁とか、稜線とかにも咲いています。一方で 日が照らないと花を開かないとか・・・

岡山県の山の上では9月中旬に見かけましたが、こちらの麓では今頃から開花のようです。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆モンキチョウ(紋黄蝶)、薄緑色の目玉が変わっています

Monki1778 大分前の ですが、今シーズンはもう撮れそうもないし、ブログネタも切れてきたので、もう少しましな写真が撮れないかなと思ってストックしていた画像から引っ張り出してきました。 シロチョウ科前翅長3cmほど

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ウメバチソウ(梅鉢草)、ユキノシタ科にしては 少し雰囲気が・・・

97721 98051 97781 99061

9870

萼片に抱かれた真ん丸い蕾も風情があります。折りたたまれている 5本の雄しべがやがて開いてきています。糸のように細いのは仮雄しべ(花粉を出さない)、少し太いのが雄しべです。多数の仮雄しべが梅の花を連想させます。

9876_2

茎を抱いたハート型の葉が茎の中間に一枚と、根元にも少し見えています。

菅原道真ゆかりで有名な梅鉢紋に因んで梅鉢草です。しかし何だかユキノシタ科の花とは思えない雰囲気の花ですね。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆モンシロモドキ(紋白擬)、飛んでいる時ははシロチョウ科の雰囲気だったが

Monsiromodoki908018_21 Monsiromodoki9081 明神山の頂上にヒラヒラと飛んできて一時休憩して、また飛び去ってしまった。シロチョウ科のカテゴリーが増えた! と一瞬喜ばせたが。飛んでいる時の様子は蝶であったが、止まっている時の様子がどうもね・・・。アゲハモドキとかモンシロモドキとか もどかしいな~。ヒトリガ科前翅長2cm強

話は少し古いが8月下旬のことでした。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ジンジソウ(人字草)、人事でなく人字でよかった

0594 0442 0657 0399 前出のダイモンジソウと同じように 渓流のあまり日の当たらない岩場に咲いています。ダイモンジソウはかなりの株がまとまって咲いていますが、ジンジソウは単発で株数も大分少ないようです。しかしダイモンジソウより背丈も花も一回り大きい姿をしています。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆センブリ(千振)、未だ咲き始めたところ  これからの花

97531 97462_2  今の時期 アケボノソウ、リンドウ、そしてこのセンブリと、リンドウ科の花が楽しませてくれる。千回振り出しても(煎じる)苦いといわれるように苦さでは定評のあるところ、この前 誰かさんがかじって確認してはったな~、あのセンブリは未だ咲いていないようだが。またイヌセンブリといって苦味の少ないのもとか、ムラサキセンブリとかもあるようですが・・・

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆トリカブト(鳥兜)Part2、or サンヨウブシ(山陽附子)

1033 1081 10131 0964 1050 開花情報を 縄師 K さんから頂いたので、早々に 紫の君 を見学に行ってきました。この辺りの山野では見ることのない花ですが、かなりの株数が花開いていました。2週間ほど前に岡山県の山で見たものは何故か葉っぱが枯れていて無粋でしたが、こちらのものは青々としていました、しかし花が重いせいなのか、地面を這うように倒れているものが多かったです。

トリカブトの仲間はブシを付けるものもあり20種類近くあるようですが、この画像のものはサンヨウブシと同定されているようです。花の形が舞楽でかぶる兜(鳥兜)に似ていることからの命名とのことです。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆何だか騒々しい雪彦山でした(10/7)

0350 0542 0628 エッ滑落事故! 直ぐ上空でヘリが数十分のフォバリング 果は大きなサイレンを鳴らして 、しばらくすると救急隊員10数名に遭遇です

0573 0639 虹ヶ滝2景

0518 0549 こちらは渓流に咲くダイモンジソウ2景

0664 0741 七種山&明神山

0667 0680

部分紅葉に、岸壁のリンドウ

0763 0755 アケボノソウ& ちょっと変わったピンク色をした距を巻いていないツリフネソウです。

騒々しさの原因はヘリを使っての救難訓練とのことでした。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆コウヤボウキ(高野箒)Part2、枝先に一輪付けるとの定説だが

2002 1969 8732 2104 2110 コウヤボウキに関してネットをさまようと、「一年目の枝先に一個花を付ける 」と大体同じような表現で解説されている。しかしこの一番下の花は枝の途中にも花を付けている。

右から左への解説でなく、自分の五感で確認した事実を一つでも語れるようにしていきたいと思うが・・・。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆これからは色付いた果実が楽しめます

0717 ここのツルリンドウは地面を這っていますが、笹などに巻きついている方が風情がありますね

03431 葉の形が少し違う雰囲気もありますが、ヒヨドリジョウゴ(ナス科蔓性)でしょう

0352 こちらは蔓性の木本マタタビです

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ソライロタケ(空色茸)、新聞ネタにもなるほどの 幻のキノコ

25071 山の花友達の T さんから情報が入り、早々に出かけてみた。もっと大きいものだと思っていたが、傘の径3cm、背丈6cmほどの小型、場所を聞いていて探すも しばし見つからず、Tさんには恐れ入る よくぞ見つけたものだと 。

全身空色、キノコにしては珍しい色、合いたがっている人がかなりいるようだって。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

◆オケラ(朮)Part2、雌雄異株とのことだがよく分からず

24111 2029 2410 20601 小さい花がいくらか集まって一つの頭花をなしている姿は、コウヤボウキ、キッコウハグマなどと同じようです。棕櫚の毛のような苞、触るとチクチクするトゲトゲの硬い葉、一年近くトライフラワー状で残っている花後の姿が印象的である。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ブタナ(豚菜)、なんと趣のない名前を貰ったものだ

1812 18251 1872 1946 里の低山の頂上に、毎年春から秋にかけて何時も沢山咲いている花、何という花かな~と思いながら、キク科の同定はわずらわしいのと、何時も風に揺れていて撮りにくいので放っておいた花。

どうもブタナ、別名タンポポモドキのようだ、茎が枝分かれしているのが同定のポイントとか。茎が細く背丈が20cm近くあるのでいつもユラユラしている。欧州からの帰化植物とのこと。

1884 2565 このブタナ 10/9には30本ほど花を付けていたが、翌日 近くを歩いたので ついでに寄ってみると、なんと花は一つもなく全て綿毛に変わっていて驚かされた。花期が 5~10月となっているので、たまたま最後の花を見たということであろうか??

25801 一つだけ咲いていたこちらはセイヨウタンポポ、苞葉の外側(萼片?)が下方に反り返っているのが特徴で、花期は4~10月とのこと。

因みに在来の蒲公英は3/15~5/末が花期とのことである。秋に咲いている蒲公英っぽい花はセイヨウタンポポやこのブタナである。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ツリガネニンジン(釣鐘人参)、Part2が続きますが

1515_4 1542_3 2453_3 

2479 1526

この花 目に入るとつい を向けたくなります が、 風に揺れていていることが多い、大体萎びた花が混じっている、クモが巣を張っているなどして 上手くいことが少ないのである

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆トレニア(番外編)、一瞬 !!

2902 里山の麓の林道脇に一株だけ、それも雑草に混じって咲いていて、一瞬 「これは!」・・・。

どこかから園芸種の種がとんできたのでしょうね。お尋ね花サイトに問い合わせて教えて貰ったのですが、困ったことに名前を直ぐに忘れてしまいます。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

◆ツルニンジン(蔓人参)Part2、ちょっと変わっています

3014 3024

前回は岡山県のツルニンジンでしたが、こちらは地元の山の麓のものです。普通ツルニンジンは名前の示すように蔓状に延びて他の植物などに絡まって花を付けていますが、画像のものは背丈10cmほどで直立しています。芽が出てから蔓状に延びることなく花を付けたのですかね?

↓ 近くに咲いていた こちらの花は、防御柵の網に1.5mほど蔓状に巻き付いて花を付けていました、分かり難い画像ですが。3042_2

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ヤクシソウ(薬師草)Part2、葉が茎を抱いている姿で・・・

Y1324  Y1318 Y1796 この花 ハナニガナに似ていますが、葉が茎を抱くところが 名前の由来でもあるヤクシソウの特徴です。それとハナニガナは春から夏に咲き、ヤクシソウは秋口から咲きます。前出のヤクシソウは8月の初めだったので少し変ですけれど。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆アケボノツツジ?の果実

3278 3279 3284 3241 五葉のツツジなのでアケボノツツジの果実だと思うのですが?です、この果実初めて見ましたがツツジ科なので蒴果の筈、この先この果実が縦に割れてくるのでしょうか。

この辺りでの紅葉の始まりは、アケボノツツジが先陣を切ります、少し濃い紅色という感じの紅葉ですがね。一番下の画像はアケボノツツジには直接関係ありませんが・・・

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆メナモミ(雌なもみ)、よく分からない命名ですね~

M8761 M1494 M85592 M2798 M1232 今の時期あちこちで目に付くメナモミです。花冠の外周に3裂した舌状花を 8枚ほど付けています、中央部には筒状花です。よく似た花にハキダメギク、よく似た名前にオナモミがあります。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆花に集まる蛾&虻

Hana9640 Hana23511 Hana9643 ホタルガ、ベッコウアブ、シロモンノメイガ、モンシロモドキ?  シロオビノメイガに近い(10/24訂正)

Hana9632 Hana21411 Hana9635 ホタルガは飛んでいる時が一番きれいです、 はちょい無理ですが 翅の黒と白が円形状に見えて その中心にブルーの 胴体があって何ともいえない趣があります。

アブは家畜や人の血を吸うのが一般的と思っていましたが、ベッコウアブなどのハナアブ科があって花に集まるそうです。それとアブはハエの仲間で、ハチとの違いは前翅しかないところとのことです。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆イヌヨモギ(犬蓬)、曰く付き この花の同定

3480 3506 35251 3548 背丈が30cm近くの細長い茎なので倒れているものが多い、枝分かれはしていなくて 花の大きさは 5mmほどか。ドライフラワー状態で昨年の姿を残しているものもある(二番目の画像)。茎の上方の葉は全縁であるが、下方の葉は3裂している、また近くにロゼット状の葉(鋸歯)だけのものがあったが、よく見ると花の茎を持たないイヌヨモギの株であった。

花友達からの情報のこの花はアキノキリンソウの蕾からシュウブンソウを経て、ほぼイヌヨモギに落着いたところか。

因みにシュウブンソウはこちらか ↓

2702 2709_2

また役に立つヨモギはこちら ↓ (9/15

43181 4329

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆色鮮やか甲虫目三様

花も蝶もPart2が続くので、ちょいストック を繰らして頂きました

Yamatotamamusi4965_2 Yamatotamamusi4973 Yamatotamamusi49618_5

タマムシ・別名ヤマトタマムシ(甲虫目タマムシ科)、金属光沢は緑の地に一対の赤いライン、胴体まで輝いていますね。残念ながら少し痛んでいるようです。 8/5

2131 ハンミョウ・別名道教え(甲虫目ハンミョウ科)、赤青緑系3色が鮮やか、大きな顎と長い足が目立ちます。 9/7

0039 ハナムグリ・時期からするとアオハナムグリ?(甲虫目コガネムシ科)、花にもぐるのでハナムグリだとか、緑色に金色のアクセントが。 10/6

それぞれに このような色合いをしている訳があるのでしょうかね。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆サラシナショウマ(晒菜升麻)Part2、イヌショウマ(犬升麻)との違いは

Syouma2807 Syouma2815 こちら はサラシナショウマ

こちらは イヌショウマです

Syouma8475 Syouma86251 どちらもキンポウゲ科でよく似ています、花期は少し違っていましたがどちらも同じ場所に咲いていました。

枝振りとか、花の形とか、見た感じとか 見分け方はいくらかあると思いますが、一番手っ取り早いのは花柄が有るか無いかだと思います。

サラシナショウマはここでは10月中旬に咲いていて花柄が有ります。一方 役に立たない升麻 イヌショウマは9月下旬に咲いていて花柄が有りません。サラシナショウマの方が貫禄があるように見えます。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

◆テングチョウ(天狗蝶)、クロコノマチョウ(黒木間蝶)、再び三度

夏場なかなか姿を見せなかったテングチョウ、クロコノマチョウですが、秋口になってよく目にするようになりました。

Tengu365610_16 Tengu364610_16 Tengu370910_16 Tengu401910_17 こちらテングチョウ、久し振りに翅表も見せてくれました。尖った顔と、日光に透ける黄色の紋がいいですね~

こちらクロコノマチョウ、やはり翅表は見せてくれません。飛んでいって止まったと思しきところに近寄ってみても、枯葉もどきでなかなか見付かりません。

Kurokonoma390110_16 Kurokonoma130310_08

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆登山道はまだまだ油断大敵ですよ

4078 2550 マムシは10/17明神山、薄日の射す日向で とくろを巻いて身体を温めています。今の時期夏場より多く数匹見かけました。ヤマヒルはもう大丈夫ですが。

スズメバチは10/10京見山、普通に歩く尾根道の木の根に数匹がたかっていました。気付かずに近くを通ってしまい、2匹に顔の近くで攻撃態勢をとられました。手を出さずにじっとしていることですね。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆アオツヅラフジ(青葛藤)?、アオなのかオオなのかはっきりしないが

3135 3152 3140

単にツヅラフジ(別名オオツヅラフジ)もあり、葉が撮れていないので(葉柄の長さを見れば分かるとのこと) どちらなのかはっきりしませんが、とりあえずアオツヅラフジで。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆カラスノゴマ(烏の胡麻)&姫路市街

4444 4499 4467 4424 4385 4386 4427 カラスノゴマの果実です。姫路バイパスと貨物列車が通過する山陽本線。姫路城。姫路市街南部。姫路市海岸線。

因みにこちらがカラスノゴマの花です。あまりメジャーな花ではありませんが、今年は新たに勢力圏を増やしているようです。

Karsu2315

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ヤマラッキョウ(山らっきょう)&ラッキョウ

42501 42691 4225 4251 こちらは天下台山中腹にあったヤマラッキョウ、咲き始めたところです、ユリ科ネギ属 ネギの臭いがします。

こちらは たまたま同じ日に目にしたもの、 畑で栽培されているので 恐らくラッキョウでしょうね。花の形ほぼ同じですね、葉もどちらも線形です。

4383

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆シロヨメナ(白嫁菜)、この当り色々あってややこしいが

K3441 K28621 K2852 K08471 K0883 シロヨメナ、ヤマシロギク、ノコンギク、ホソバコンギク、ヨメナ、ゴマナなど色々あってはっきりしない。あとミヤマヨメナは春に咲く、シラヤマギクは花びらの開き具合が不揃いで 葉の形が少し違うので何とか分かりそうだが。まあ野菊といっておけば全てに通用しますか。

| | | コメント (8) | トラックバック (0)

◆ノコンギク(野紺菊)、色々な変種があるようだが

K0312 K26491 K2660 K8409 K5757 K2926 K80451 花びらの色、形、葉の形など少し変わった感じのものもありますが、前出のシロヨメナ同様 あまり細かいことには拘らずに。少し紫がかっていて、花があまり密集していないのを、そうと決め付けました。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ジンジソウ(人字草)再び、しつこく オンパレ

4581 4583 4600 4618 4639 4662 4668 4673 4697 4699 ジンジソウは花期が長いですね、9月末に撮った花が未だ咲いていました。前回は数株しか花を付けていませんでしたが、今回は数十株花を付けていました、今年は例年より大分多いですね。

こちらは大文字草です

4703 4714 4750 4770

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆エゾギクトリバ・トリバガ科、何だかややこしい名前・何だか変わった格好

Ezogikutoribaga288810_12 Ezogikutoribaga287810_12 Ezogikutoribaga28831 ベニバナボロギクに止まっているのは、トリバガ科のエゾギクトリバ(蝦夷菊鳥羽)でしょう、開張 1.5cmほどの小型です。鳥羽蛾というのは翅の下方に毛が沢山生えていて(画像ではよく分からないが)、その様子を鳥の羽に見立てたもので、似たような仲間がかなりいるようです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆サンショウ&イヌザンショウ(犬山椒)の果実

4105 4114 3997 「サンショウは小粒でもぴりりと辛い」 木の芽、花山椒、実山椒、割り山椒、粉山椒、すりこ木と色々役立ちます。棘は対生しています。

一方 こちらは役に立たないイヌザンショウ 、香りの刺激も少なく、棘が互生しています。

4420

5410

| | | コメント (6) | トラックバック (0)

◆ノブドウ(野葡萄)の多彩な果実

4142 41432 4148 蔓性の木本でブドウの仲間ですが、この実は食べられないようです。緑、紫、空色系が揃って色賑やかですが、実るにしたがって色が変化していくとのことです。

こちら に並外れた大きさのものが混じっていますが、おそらく虫えいでしょうね (ハチ・ハエなどの幼虫が巣くっている)

4152

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆キッコウハグマ(亀甲白熊)、一年の最後を飾る予定の花なのに

55331 5540 55651 5657 4805

キッコウハグマで一年の最後を飾ろうと思っていましたが、リュウノウギク、ノジギクの先をこして 早々に咲いていました。この辺りでは例年は閉鎖花がほとんどで、1%ほどの開放花になかなか出合えませんでしたが、今年は開放花が多いようですね、既に二ヶ所で咲いていました。葉の形を亀の甲に見立て、花をハグマ(白熊)の毛に見立てての命名とのことです。花の大きさは1cmほど、3つの小花からなっている様子が分かりますね。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

◆カムフラージュ

Kurokonoma506410_21 Kurokonoma521910_21 枯れ葉に何か紛れ込んでいますね~

正体は こちら、おなじみのクロコノマチョウです、何だか周囲の状況によって 翅の色も変化させている雰囲気がありますね。粘ってもやはり翅表は見せません。   10/21

Kurokonoma522910_21

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆スズサイコ(鈴柴胡)の果実

51131 5142 51571 南斜面の中腹でスズサイコの冠毛がまさに飛ばされようとしていました、まだまだ果実を付けていますので当分種蒔きは続きそうですね。また下の画像にあるような線形の葉はまだ元気な緑色をしていました。

スズサイコの花はここでは5月下旬~6月初に咲いていました。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆サラシナショウマ&トリカブト&センブリ 再び三度

57591 5720t2 57275 56311 5677 5623 センブリはこの当りではあちこちに咲いていが、サラシナショウマ、トリカブトは日当たり・湿気など似た環境であっても かなり限定された場所でしか咲かない、育つか育たないかは土壌の質によるところが大きいのかもしれない。横たわっていたトリカブトがだんだん立ち上がってきているようです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ツメレンゲ(爪蓮華)

6551 6518 6521 6547 白い5枚の花弁に濃い紅色の葯を付けた10本ほどの雄しべ、個々の花はシロバナネコノメソウに似た雰囲気があります。

見渡せど周囲にクロツバメシジミの姿は見えませんでした。

6535_2 6533_2 6572

この花は足元の悪い岩場の急斜面に咲いていましたが、あと屋根の上に育つとかで なかなか大変ですね。2名のクライマーは直接関係ありません。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆リュウノウギク(龍脳菊)、山中に自生する正に菊

66971 66851 67201 67041 67691 6249 この菊の葉を揉むと鼻をつく独特の香りがします、その香りが龍脳樹という樹木から採れる香料に似ているということですが、実際は樟脳のような香りでした。

このリュウノウギクによく似ている菊に、兵庫県の県花ノジギク(野路菊)があります。両者の判別は、葉の基部の形などにポイントがあるようですがはっきりしません。この画像は3ヶ所で撮っていますが多分リュウノウギクでしょう、葉の形は↓です。

61311 6688

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

◆イシミカワ(石実皮)、花より果実

6485_4 64811_2 Isim7292 Isim7300 タデ科特有の三角形の葉っぱと 茎には鋭い棘、いかにもママコノシリヌグイ風 。だけどこの 豆を載せている丸い葉っぱは?。タデ科のイシミカワだって、ママコノシリヌグイ、ミゾソバ、ウナギツカミ?などと親類でしょうかね、でもこのイシミカワの花は全然冴えないみたいです。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ヤマボクチ(山火口)、花よりつぼみ

Yamab55841 Yamab63721 Yamab63591 Yamab637912 ハリネズミのような蕾を見たときはどんな花が咲くのかと期待させてくれたのですが・・・。関東方面ではオヤマボクチです。火口(ホクチ)は火打ち石で火を付けるときの着火用綿毛とのことです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

◆ノジギク(野路菊)、県花もリュウノウギク(竜脳菊)と一見変わりなし

N7074 N7101 N7092_2 N7113 N7160

兵庫県の「県花」ノジギクは兵庫県六甲山付近を自生地の東限として海岸線の山野に育つ、1942年に牧野富太郎博士によって発見されたとのことです。私には前出のリュウノウギクと同じに見えます、葉を揉んだ時の樟脳のような独特の香りも同じでした。ところで花びら同士が密着しているものと、隙間があいているいるものがありますが、花びらが14~22枚のものがあると地元の方が言われていました、また黄花のノジギクもあるそうです。因みにこちらが↓葉っぱです。

N7146 N7054

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆ウツギ&コガクウツギ&タニウツギの果実3様

Utugi30341

Utugi4157_2 Utugi3805 Utugi74121

Utugit7628 Utugit7901 Utugit7651

独楽のような果実はウツギ、クラウンを載せているような果実はコガクウツギ、逆さにすると小さな種が出てきた果実はタニウツギ。ウツギ、コガクウツギはユキノシタ科、いずれも蒴果なので熟すと割れて小さな種が出てきます、タニウツギはスイカズラ科ですがスイカズラの果実と全然雰囲気が違います。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

◆フジバカマ(藤袴)?、葉の形体が少し違うだけだが

Hiyo73441 秋の七草フジバマカ、葉が3出複葉のように 深く 3裂しています、花は藤色です。(10日ほど前の番外編)

↓ こちらはヒヨドリソウ&サワヒヨドリ?、花の形は同じですけど。

Hiyo0113 Hiyo0147 Hiyo01631

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »