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2009年5月

◆まさか登山者があるとは、それも知り合いさんとは!

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30分ほど登ると前から人声が、かなりマイナーな山なのに物好きな人も と思いきや

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      何と何と○○さん 一行では

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 お互い、役の行者さんへの挨拶が目的?

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南東方面の七種山・七種槍、南西方面は明神山、北西方面は雪彦大天井岳~三辻山

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13時前に下山、次の山を目指すとか 山好きの達者な方々でした

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◆全山を覆う甘い香りは ヤマイバラ(山茨)

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ヤマイバラはノイバラの蔓の太さ・長さ、花の大きさ、香りなど全てにおいて一回り大きくした感じです。今が盛りでこの山 全てを覆って芳香を発している感じがします、今年は特に元気がいいようですね。

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◆一応ランなのですが野暮な名前の ムカゴソウ(むかご草)

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個々の花は愛嬌のある形をしていますが、沢山ぶら下がっている様子は何だか異様な雰囲気もありますね。一応稀少種ですが、地味なので目に付き難いのかもね。昨年よりかなり早めの開花ですね。( 5/26)

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◆何だかそっぽを向いた感じの名付け ルイヨウボタン(類葉牡丹)

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葉がボタンの葉に似ているので 類葉牡丹、前出の ルイヨウショウマも葉がショウマに似ているから類葉升麻、どちらも自己主張の無いない名前ですね。別の山では4月末には盛りを過ぎていましたが、ここでは未だ大丈夫ですね。( 4/23)

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◆黒い実が付くか 赤い実が付くのか このルイヨウショウマ(類葉升麻)

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真ん丸な花序だったので、何の花なのか迷いました、もう少し長い穂状になっていればショウマが浮かぶのですがね。秋になって黒い実が付けばルイヨウショウマ、県下では稀少種です、赤い実が付けばただのアカミノルイヨウショウマです。( 5/23)

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◆雌しべと雄しべの織り成す自然の造形美、ツクバネソウ(衝羽根草)

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円弧状の4つに分かれた雌しべの柱頭と、8本の雄しべが作り出す自然の幾何学模様に魅入ってしまいました。

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◆葉が亀の甲で 茎が立ち上がって タチカメバソウ(立亀葉草)

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初めて見る花だったので、登山口で見た時は何か珍しい花か と期待していたのですが、何のことはなし 山の麓から8合目付近まで谷筋にずーっと咲いていました。帰宅して画像でよく見るとヤマルリソウに似ていますが、現地では大分雰囲気が違っていました。 こちらはその近くに咲いていたヤマルリソウです( 5/23)。

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◆笹に似た葉に 雪が積もったふうで ユキザサ(雪笹) なり

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白い花を雪に見立て、葉の形が笹に似ているのでユキザサです。雪の雰囲気が撮れませんね~ 5/23)。

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◆何故か水っぽく 花弁が透けそう サンカヨウ(山荷葉)

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前日が雨だったという訳ではありませんが、11時近くになっても水滴を付けたままで、花弁が半透明になっていて趣がありました。普通はこんな感じですよね。

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中腹では既に花弁を散らして果実を見せていましたのであーぁ でしたが、8合目付近の大群生地では 未だ蕾もあり何とか大丈夫でした ( 5/23)

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◆ここでは未だ楽しめる ニリンソウ(二輪草)

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麓ではとっくに終わっているニリンソウですが、蕾も散見できる ここ標高1100m付近での大群落、ひとり静かに感激に浸っていました。

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◆やはり味わい深い兵庫の最高峰、久し振りの氷ノ山を楽しむ(5/23)

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先ずは春来の棚田を眺めて、そして登山コースを再確認

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この辺りは花を沢山付けたトチノキが目立ちます、花弁が4枚ということも確認できました。

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標高1000m近くではブナも姿を現しますが、やはりトチノキの大木が楽しませてくれます。

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人気の無い仙谷コースを登っていきます

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仙谷を詰めて尾根筋にでるとブナが目立ちます

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氷ノ越コースと合流です、登山口にもありましたが 仙谷コースは崩落部分があり危険をともなう とのこと ご注意を

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こしき岩へ登って麓を望みます、

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前を行く若き女性達は肩からバッグにスニーカー姿

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さすが人気の山頂上は賑わっていますね~

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頂上をそこそこに三の丸に向けて、振り返れば氷ノ山のなだらかな稜線

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殿下コースを分けて頂上とは打って変った静けさの三の丸コースへ

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三の丸コースからの氷ノ山頂上、三の丸展望台、同避難小屋

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根曲がり竹の稜線からブナ林 を抜けるとリフト最上部が

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そこから趣深い探勝路に入り、大自然を満喫です

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今日のもう一つの楽しみは山野草、その様子を追ってぼちぼち紹介していきましょう

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◆装飾花5枚あれば オオカメノキ(大亀の木)・別名ムシカリ

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オオカメノキの花は麓ではもう散っていますが、標高1400m付近の稜線ではまだ何とか見ることが出来ました(5/23) 。前出のヤブデマリとよく似ていますが、装飾花がほぼ5枚あればこちらのオオカメノキです。その他 花序の付き方、葉の形などが違うようですが、細かくは分かり難いですね。大亀の木は、葉の形を亀の甲羅に見立てての命名とのことです。

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◆花が咲くまで種名が悩ましい ヤブデマリ(藪手毬)

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このヤブデマリ少し盛りを過ぎていますが、同じスイカズラ科の仲間オオカメノキと一見よく似ています、それでこの花は一体どっちなのかと悩まされます。しかし装飾花(白い萼片)を見ればはっきりします、このヤブデマリは4枚プラスごく小さいのが1枚見えています、一方オオカメノキは5枚きちんとそろっています。またヤブデマリの花序には柄があり、オオカメノキの花序には柄がないそうです。なお装飾花に囲まれているのはオシベ、メシベを持つ結実する普通花です。

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◆花が咲くまで種名が悩ましい イワガラミ(岩絡み)

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上の画像(5/21)のイワガラミはもう盛りを過ぎていますね、中心部の両性花はオシベがいっぱいです。

気根を出して岩や樹木に絡むように這い登る 落葉蔓性木本に、イワガラミとツルアジサイがありますが、この両者大変よく似ていて同定が困難です。でも花が咲くと一つの柄に付ける装飾花の数ではっきりします、このイワガラミは1枚、ツルアジサイは3~4枚です。でもかなり高いところに花を付けますので、肉眼では分かりづらいことが多いです。

一方で昨年の枯れた花を一年中付けてるので花が咲かなくてもそれを見れば同定することが出来ますね。(こちらは5/18宍粟の山で、まだ蕾の状態でした)

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◆枝は折れても樹皮はちぎれず強靭 ガンピ(雁皮)

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雁皮紙(斐紙)という和紙の原料になるのでガンピとのことです。今、山で花が盛りです、この木の樹皮が強靭であると聞いて、小枝を折ってみたことがありますが、枝は折れても 皮はちぎることが出来ずに、めくれてしまいました。そういえば同じ仲間によく似たオニシバリというのがありましたね、こちらも樹皮が強く、鬼をも縛ることが出来るということでしょう。このガンピの皮を2時間ほど噛んで(害は無い)、何かで漉して、後どうにかして和紙を作ることが出来ると、いわれてましたね。

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◆片手間で適当に命名? イボタノキ(水蝋の木)

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この木にイボタロウを出す、イボタロウムシ(カイガラムシ)がよく寄生するのでイボタノキだって、名前を付けるとき適切な名前が浮かばなかったのかもね。前出のタツナミソウの記事で触れたように、命名のパターンは色々ありますが、寄生する虫を木の名前にするというのは珍しいですね。 「先生、この木の名前は?」「ウン?」「イボタロウがよく採れる木なんですが」「だったら、イボタノキだな」。いずれにせよ、イボタロウが知られる様になった後に付けられた名前でしょうね。ではイボタロウの名前の所以は?、この蝋でイボが取れる???。イボタロウムシ(水蝋蝋虫)が出すイボタロウは、薬用とか艶出しとか蝋燭とかに重宝されていたようです(今でも使われているようです)。

この木の名前を調べるのに、花がコガンピやコショウノキによく似ているので、ジンチョウゲ科で探していましたが該当するものが出てきません、そうなのです モクセイ科でネズミモチと同じ仲間でした。そうそうイボタノキの幹には棘がありました。

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◆納得できる命名 タツナミソウ(立浪草)

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山野草や樹木の名前の由来には、花、葉、幹・茎、根、果実などの 色や形態や味、育つ環境、その植物の効用などに因るものがありますが、中には思いつきで決めたような?のものもかなりあるように思います。この立浪草という名前は、当を得た名付けの一つといってもよいと思います。もう少しするとこの花も下唇が白っぽくなり、より立浪っぽくなってきます。

白花もあるのですね。

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◆ヤマボウシ(山法師)、 これは未だ蕾ですが

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同好ブログ繋がりに「やまぼうしさん」がおられるので、下手な は投稿し難いのですが。またヤマボウシの解説はやまぼうしさんの 「山と自然の雑学ノート」 ヤマボウシ(山法師) にリンクということででよろしく。

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◆ハナウド(花独活) ってウドの花?

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このような花の付き方が(茎の先端から個々の花柄を沢山出している)散形花序、ハナウドは個々の散形花序がまた散形になっているので 複散形花序です(何だかややこしい)。散形花序の外周に有る花は(中心部の花より)大きく、さらに(2裂した5枚の花弁のうち)外に位置する(2枚の)花弁が大きく、全体としての体裁を整えているそうです。葉は上手く撮れていませんが、大きい切れ込みを持った小葉からなる複葉です。ハナウドやよく聞くシシウドはセリ科で、ウコギ科のウドとは直接関係はありません、ウド(独活の花は見た記憶がありませんが)に雰囲気が似ていることからの命名のようです。

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◆近場で良いが 足場が悪い、 イワカガミ(岩鏡)

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ここのイワカガミは近場にあるのでアクセスは容易だが、岩場の急斜面に咲いているのでには一苦労です。5裂した花弁の先が更に細かく裂けていて、オシベは5本、赤い柱頭が目立ちます。岩場に育ち葉に光沢があるので岩鏡ですね。

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◆花は夜開く? スズサイコ(鈴柴胡)

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この花は 開こうとしているの、閉じようとしているの?

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この 2枚の画像は同じ固体を、ほぼ同じ角度から撮ったものですが、花を開いている上の画像は 登山時 朝 6:30のもの、花を閉じている下の画像は下山時 8:00(朝)のものです。この日は薄曇で陽は射していませんでしたが、太陽の光を感じてか花弁を閉じてしまったようです。

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夕方になると また開くようで、では真夜中はどうなっているのでしょうかね~(↑は夜の撮影ではありませんから)

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背丈60cmはほど、先端の方はまだ蕾です、下側の花茎から花を開いています。直ぐ横の昨年の茎の先に果実の殻を残していました。命名は蕾の形からスズ、サイコは花の形がミシマサイコ(見たことありませんが)に似ているからとのことです。

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◆本当?、60年に一回咲き そしてその後  枯れる、 クマザサもどき

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60年に一回しか咲かないとか、花を咲かせたら枯れてしまうとか 聞いたことがあったので、     これは珍しいのか と思ったのですが、何のことは無い 結構よく見られるようです。

正式のクマザサは京都の比叡山にしが自生していないそうで、地方で一般に見られる白い隈取りの葉を持つものは正式名は別にして、通称としてクマザサと呼んでいるようです。

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◆山野の蘭では一番よく目にする、ネジバナ(捩花)です

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側萼片×2、背萼片×1、側花弁×2、唇弁×1、の計6枚の花弁を対象に開いたランの花の造りになっていますね。南方の日当たりの良い山では開花が早く、既に一週間ほど前から見られたようです。

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◆半開きのコキンバイザサ(小金梅笹)

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開花は6月に入ってからだと思いつつ、どんな様子かな~、と行ってみると既に半開きの状態になっていました。内回りと外回りの花弁が3枚づつ、外回りの花弁の先端には毛がはえています。蕾もまだあるようなのでまた後日覘いてみましょうか、でもこの花気分屋さんで盛りが何時なのかつかみ難いです。

近くに咲くヒナギキョウも6月開花と思っていたら、もうほとんどが果実の状態で、もうお仕舞いかもしれませんね。この花も陽が陰ると開きません。

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◆雪彦山大天井岳などからの眺め (5/15)

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ここではまだマルバアオダモの花が盛んです。正面奥は七種連峰です。

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この日は今の季節には珍しく遠望が利き、家島諸島、淡路島も確認できました。下の動画「⊳」 笠形山~七種山連峰~明神山の展望もお楽しみ下さい

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大天井岳(雪彦山)からの展望(5/15)

この日は珍しく遠望が利きました。瀬戸内海の家島諸島、淡路島も確認できました。

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◆ウスバシロチョウ、シロチョウでもアゲハチョウだって

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ウスバの名の通り、薄翅を透かして黄色い花が窺えます

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菜の花に集団で訪れて、吸蜜に一生懸命、人目などお構い無しです。

年一回 の発生、この蝶を見ることが出来るのは5月頃だけとのことです。前翅長3cmほど、しかし毛深い蝶ですね。  5/10

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◆予想外の花を咲かせる シナアブラギリ、別名オオアブラギリ

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初冬には こんな果実 を落としていましたが、きれいな花を咲かせるのですね。既に小さい青い果実も付けていますので花期は長いようです。始めて見た花でしたが、予備知識があったので直ぐにシナアブラギリと分かりました。高木(落葉)ですが、花がそのままの形で落ちていますので、下を向いて歩いていても見逃しません。

名前がシナアブラ桐ですが、桐とは別物のトウダイグサ科、  キリ はゴマノハグサ科ですね。

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◆高くて遠い ホオノキ(朴の木)<モクレン科>の花

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ホオノキは何せ高木で、花は枝先に上向きに付くので、地形などを上手く利用しないとなかなか捉えることができません。昔は食器代わりに使われた大きな葉が特徴で、今でも朴葉焼きには欠かせません。前出のトチノキに葉の付き方など雰囲気がよく似ていて戸惑いますが、ホオノキの葉は枝先に放射状に互生、トチノキの葉は掌状複葉です。

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◆ 想像外の花を咲かせる トチノキ(栃の木)<トチノキ科>(番外編)

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落下して渓流に流れている個々の花も、また小さな花が3~4個寄せ集まっているようにも見えますが、大きく反った花弁が4枚、オシベが7本とのことです(画像のものは雄花か)。花弁の中心部の淡い紅色が印象的で、オシベの葯とで円錐花序のアクセントとなっています。5~9枚の大きな小葉を持つ掌状複葉も印象的ですね。

トチノキといえば深山高木の雰囲気ですが、一方では街路樹にも適用されているようです。街路樹で名の通っているのはセイヨウトチノキ(マロニエ)ですが、こちらの蒴果に棘があるそうです。トチノキのその栗のような蒴果(棘は無い)は栃餅など食用になりますが、渋抜きが大変なようですね。

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◆甘い香りに誘われて テイカカズラ(定家蔓)

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テイカカズラは 歌人 藤原定家に何か因縁のある命名のようです。キョウチクトウ科のこの花の咲いている周辺にはいい香りが漂っています。テイカカズラの果実はこの花からはちょっと想像し難い形をしていますね、同じ仲間のツルニチニチソウはどんな果実をしているのでしょうかね。

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◆萼片2枚は コツクバネウツギ(小衝羽空木)

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コツクバネウツギは萼片が2枚です、花の大きさがツクバネウツギより一回り小さく長さ1cm弱のものもありますが、ツクバネウツギとほぼ同じで1.5cmほどのものもあります。花の色は濃い黄色のものが多いですが、白っぽいものもあります。

こちらがツクバネウツギですが、コツクバネウツギのように小さい花のものは見かけません。色は大体白っぽいですが、中には黄色をしたものもあったように思います。萼片は5枚ですね。

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前出のコガクウツギはユキノシタ科、このコツクバネウツギはスイカズラ科です。

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◆コガクウツギ(小額空木)

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3~4枚ある白い花びら様のものは萼片でこれは装飾花とのこと、装飾花を額縁のようにしてその中に結実する両性花があります

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個々の装飾花の真ん中にも小さな花があり、花弁、オシベ、メシベ様がありますが、こちらは結実しないそうです。

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こちらが装飾花に囲まれた両性花で、王冠のような果実をつくります。

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◆山で人気の ベニドウダン(紅満天星)

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山ではこのベニドウダンよりも、むしろサラサドウダンが人気です、皆さん サラサドウダン、サラサドウダといっているような気がします。これは笠形山5/8のものです、またに山(千ゲ峰の直ぐ北)にも咲きますね。サラサドウダンは那岐連峰、三室山にありましたね。

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◆テンナンショウ(天南星)属 3種

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これは何処にでもあるサトイモ科テンナンショウ属のマムシグサです。

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一方こちらは全国で当県下に数株しか確認されていない稀少テンナンショウのようです。  何処が如何特異なのか分からないのですが。テンナンショウには那岐、高梁、高麗、マイズル、ムロオなど地名などを関した○○テンナンショウという地域固有の種がいくらかあるようです。

この画像の2種類のテンナンショウはどちらも雪彦山に咲いていたもので、後の画像ものはセッピコテンナンショウのようです。

またこちら のテンナンショウは 5/8笠形山で見たものですが、セッピコテンナンショウに一見よく似ています。しかしセッピコテンナンショウという説と、そうではないという説があります、  DNA鑑定も大げさなのでカサガタテンナンショウぐらいではどうですかね。

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◆蘭を名乗るが実は百合科の ソクシンラン(束心蘭)

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束心は 葉をロゼットに束ね その中心から花茎を出しているから、蘭はラン擬の葉の形状から。

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◆今年も出会えました、希少種 トキソウ(朱鷺草)

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トキソウは当県では準絶滅危惧種、滅多にお目にかかれません、ついに一株 四方からです、でも午後からは太陽を背に向けていました。今度は同じ仲間のヤマトキソウを求めて・・・。

後日談、といっても昨日の今日(5/13)のことなのですが、このトキソウ昨日は太陽を背に受けていたので、今日は午前中に順光で しましょうと出かけてみたら、何と影も形も跡形もないではありませんか     昨夜の雨で流されてしまったのかな~

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◆足袋を履いた足の裏? 愛嬌のスイカズラ(吸い蔓)、別名金銀花

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スイカズラは一応 樹木なのですが、茎は太くならず低い木や岩壁などを這うように伸びています。スイカズラ科には、ツクバネウツギ、タニウツギ、ガマズミ、ウグイスカグラ、ニワトコなど割と名の知れた樹木が多いですが、このスイカズラが代表?とはね。別名キンギンカは花の色から直ぐに思い浮かびますが・・・。

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◆開花はお日様任せの コモウセンゴケ

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「あっ、 コモウセンゴケが咲いている は13:40でした。あまりに コントラストが強いので、帰りに撮り直しましょうと14:40に覘いてみると、なんと既に花は閉じていました、陽は射していたのですがね。

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コモウセンゴケの葉は常緑(色は赤系)で地面に沿う、モウセンゴケの葉は立ち上がっていて花は白色ですね(開花はもう少しあとかな?) 。モウセンゴケ科は葉の粘液で虫を捕らえる食虫植物ですね。

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◆ウツギ、卯の花、夏は来ぬ

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唱歌「夏は来ぬ」(佐々木信綱 作詞 小山作之助 作曲)で有名な卯の花です。花のつくりが分かりにくいですが、花弁5枚、オシベ10本で花糸が平たいのが珍しい、メシベ花柱は3本のようです。ウツギ、それと前出のタニウツギの果実です。

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◆タニウツギ(谷空木)

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これはスイカズラ科タニウツギです、他に○○ウツギという花は色々ありますが、枝・茎の中心部が空洞になっているので空木で同じ仲間ではありませんね。もう咲き出している単なるウツギはユキノシタ科です。

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素晴らしい小鳥のさえずり

ミュートにしないで、この色々変化する転がるような素晴らしい囀りを少し聞いてみて下さい

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◆キンラン

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希少種の蘭なので、好きな人の一部は 山から持って帰って育てようとするのですが、育つ条件が特殊なので、まあ殆んどが枯らしてしまうそうです。ところが我が山友 「あぁ、あのキンラン、家の庭に咲いていますよ、自然に生えたんですよ」だって、うらやましい~。

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◆ウラジロノキ(裏白の木)

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落葉高木なので普通は5mくらい上を見上げることになる。鋸歯のある丸っぽい葉に特徴があり、同じ仲間のアズキナシによく似ているが、葉の裏が白ければこのウラジロノキである。赤い実は食べられるそうです。

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◆カマツカ(鎌柄)、別名ウシコロシ

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カマツカはこの材に粘りがあり 鎌の柄に適していたことに因る命名で、別名のウシコロシ(牛殺し)も同じく牛の鼻環材に適していたことに因る命名とのことです。別名がよく似ているルリミノウシコロシというハイノキ科のサワフタギという樹木がありますが、カマツカと感じがよく似ていて私には区別がつけ難い、果実を見れば赤色とルリ色ではっきりするのだが。

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◆ザイフリボク(采振り木)

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花の形を武具の采配に見立ての命名で、サイフリボクとばかり思っていましたが、ザイフリボクが正しい名前、別名がシデザクラです。5m近くある高木だったので接写ができませんでしたが、花弁は5枚とのことです。雪彦山の大天井岳近くと地蔵岳の頂上近くに咲いていました。

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◆マルバアオダモ

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マルバアオダモの花で、山が所々綿毛を被ったように見える時があります。花が密集していて個々の花のつくりが分かり難いですが、1つの花は細長い花弁が4本のようです。雌雄異株で雌花はオシベ2、メシベ1を持つ両性花、雄花はメシベは退化していて2本のオシベのみとのことです。楕円形の先の尖った小葉をもつ奇数羽状複葉も特徴があります。

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◆ギンリョウソウ(銀竜草)

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愛嬌のある姿をしているが、色が不自然で 腐生植物とかで、あまり触る気のしない花である。寄生植物のナンバンギセルと雰囲気が似ている。5/5 宍粟の山を縦走時、今シーズン初めてお目にかかることができた。

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◆黒尾山(1024.7)~峰旗(855)~毛利(581.3)~しそうよい温泉

5月5日は、マイナーコース歩きがお好きな 待望の「かみかわ登山日和」さんとそのパートナーHご夫妻との宍粟の山の縦走でした。詳細はレポート上手なそちらのブログに譲るとして、こちらは画像列挙でご勘弁を願います。

初めてのその上マイナーコースの縦走は ドキドキワクワク、思わぬ展望やルートの発見、変わった植生への期待、荒れた登山道、ルートファンデングなどなど、一味違った山歩きが楽しめます。「かみかわ登山日和」さん達のこだわりの一端に触れることができた一日でした。

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   7:55 黒尾山 乗取登山口出発

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 右コースを取ると直ぐに口滝、そして不動滝

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 不動の滝上部 橋を渡ってから左折れです

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   8:50 中央コースに合流です

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 9:00 虚空蔵さんへ、石楠花がきれいでした

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  9:20 先ずは黒尾山(1024.7m)頂上

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    9:40 峰旗に向けて出発

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   雰囲気の良い稜線を南に下ります

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   中央のピークが峰旗か

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  一旦林道に下りて南下します

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   北方を振り返れば黒尾山

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 10:20 林道終点、直ぐ横には鉄塔が

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10:25 林道終点が峰旗への取り付きです

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直ぐに水剣山分岐が、ここは南に進路を

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町境稜線にはモミの大木が連なっています

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小ピーク840m+に向けてのキツイ急登が続く

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小ピーク840+を東に、黒尾山の眺望が開けます

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新緑のなだらかな道を行くと

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11:20 峰旗到着、ここで昼食、ご馳走様です

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11:55 三角点 毛利に向けて

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12:25 反射板、与位集落と奥には明神山が

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ここら当たりはかなり荒れていましたね

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13:15 点名・毛利 直前の鉄塔へ

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13:20 四等三角点 点名・毛利 581.3m 到着

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13:40 一旦鉄塔へ引返し よい温泉に向けて

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少し藪をさまよって

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巡視路を下ります

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でもこの巡視路は荒々使われていない様子でした

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14:25 林道へ

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与位の別荘地跡を少し歩いて

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14:40 見事指定場所に下山です。この後は温泉と談笑のひとときです。

山ちゃん、Nご夫妻、楽しい一日を過ごすことができ有難うございましたました。N ご主人のポイント毎の地形図確認、N ご夫人の2度の悲鳴、山ちゃんの勘の良さに 感心致しました。またよろしく。

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◆ハルジオン(春紫苑)

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今ごろ咲きだしているのはハルジオンかな、よく似ているヒメジョオンはもう少し後かな。

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◆クロヒカゲ

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これはクロヒカゲでしょう、ヒカゲチョウとよく似ていて何時も悩まされます。

あと コジャノメとヒメジャノメ、サトキマダラとヤマキマダラ も難しいですね。

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◆ジュウニヒトエ(十二単)

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↑ 一番下の画像は紫色が濃いですが、やはりジュウニヒトエでしょうね。

↓ こちらはキランソウでしょうか。このあたりもニシキゴロモとかタチキランソウなど細かくはいろいろあるようですね。

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◆ツバメシジミ

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ツバメシジミ、♀の翅表は黒、♂の翅表は薄い青紫色。名前の由来の尾状突起がはっきり撮れていない。

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◆ツルカノコソウ(蔓鹿の子草)

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蕾と 開いた花の色の組み合わせを鹿の子模様に見立てて

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そして根元から走出枝を足すのでツルが付きます。あまり日の当たらない渓流沿いに育ち、羽状複葉の形に特徴があります。別にもう少し背の高いよく似たカノコソウというのもあります。

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◆アサヒナカワトンボ♀<カワトンボ科> ?

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このあたりのカワトンボの同定も何だかややこしそうです。大きさ5cm余り、渓流の周辺を飛んでいます。

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◆ワチガイソウ

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花の大きさは1cmほど、写りが悪いけれど実物はもっと切れのある花である。オシベは10本、内回りの5本のオシベの葯が飛んでいるので5本のように見えている。この固体は岡山県産だが、岡山県では絶滅危惧Ⅱ類のようだ。

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◆スジボソヤマキチョウ&ツマキチョウ♀&キチョウ

少し古い で、 何れもまともに撮れていませんが・・・

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4/8 ・ スジボソヤマキチョウ、越冬してきたので黄色が濃くなって薄茶色になっています。飛んでいる時はモンシロチョウの雰囲気でした。

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4/26 ・ツマキチョウ、♀の褄には黄色のアクセントはありません。この蝶は春しか見ることが出来ません。少し小形ですが 飛んでいる時の雰囲気はモンシロチョウです。

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4/26 ・キチョウ、これはちゃんと黄色をしています。 

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◆見つけたり 「鯖の尻尾」

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○○サバノオ命名の由縁たる、鯖の尾に見えた果実がありました。まあ鯖の尻尾に見えないこともないですねえ。

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このものは たまたまサンインシロカネソウと名付けられていますが、○○サバノオの部類ですからね。

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人気のサンインシロカネソウは初めて今年お目にかかったのですが、一度出合うと続くもので 今回で3度目、ここでもかなり群生していました。

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◆ヒメウラナミジャノメ

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ここではこのヒメウラジャノメによく似た 希少種の ウラナミジャノメ も見られますが、時期的にもう少し後 6月に入ってからですかね。

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◆タチイヌノフグリ

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ピンク色っぽい、数mmの小さい花を咲かせていたので、イヌノフグリ と思ったのですが

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青色の花を付けているのもあり、オオイヌノフグリと共生しているし、育つ環境も街中ではありません。茎を立ち上げているのでこれは タチイヌノフグリ ということでした。 一人前にそれなりの果実を付けています。

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