落下して渓流に流れている個々の花も、また小さな花が3~4個寄せ集まっているようにも見えますが、大きく反った花弁が4枚、オシベが7本とのことです(画像のものは雄花か)。花弁の中心部の淡い紅色が印象的で、オシベの葯とで円錐花序のアクセントとなっています。5~9枚の大きな小葉を持つ掌状複葉も印象的ですね。
トチノキといえば深山高木の雰囲気ですが、一方では街路樹にも適用されているようです。街路樹で名の通っているのはセイヨウトチノキ(マロニエ)ですが、こちらの蒴果に棘があるそうです。トチノキのその栗のような蒴果(棘は無い)は栃餅など食用になりますが、渋抜きが大変なようですね。
コメント
逆光でのトチノキの葉の色、いいですねぇ~
花は随分高い所なんでしょう。
私も今日見ましたけど、短いレンズだったので
撮るのあきらめました。
投稿: やまぼうし | 2009年5月15日 (金) 21時56分
やまぼうしさん、
で、頭上3mほどのもので番外編でした。
一応山帰りに撮ったのですが、実は上の4枚は街路樹の
下の方の画像は山で撮ったものです。
投稿: 指月山 | 2009年5月15日 (金) 22時39分