◆花弁は６枚？ シライトソウ

シライトソウ（白糸草）、ユリ科の花とは思えない雰囲気です。白糸に見立てられた細長い花弁は 長いのが４枚 短いのが２枚で 計６枚のようです

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◆山歩き速報・5/29

詳細別途

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◆変わった花を咲かせる ヒメコウゾ

ヒメコウゾ（姫楮）、和紙の原料として知られる ミツマタ・コウゾのコウゾの原種とのこと、クワ科の落葉低木 樹高5ｍほど、葉の形は変異があるようです。

雌雄同株でイガイガが雌花、ぶつぶつが雄花、大きさは2ｃｍ弱、果実は食べられるそうです

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◆水田平子＆立亀葉草、共に紫科胡瓜草属の仲間

上はミズタビラコ、下はタチカメバソウ、共にムラサキ科キュウリグサ属の仲間です。花の大きさは ミズタビラコは4ｍｍほど、タチカメバソウは10ｍｍほどです。

同じ仲間のキュウリグサはミズタビラコに酷似していて、その違いは花の中心のリング状の部分が黄色　をしている丈のことです　花の大きさ2mmほど花の付き方も違うようです

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◆超小型の花を付ける ヨツバムグラ

ヨツバムグラ（四葉葎）、花の大きさ 1ｍｍ少し

アカネ科の花、オオキヌタソウ、クルマムグラ、ヨツバムグラと花が段々小さくなってきました

同じ仲間に、草引きの時 軍手にまとわり付く厄介もの お馴染み ヤエムグラがありますね

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◆花より葉が目立つ クルマムグラ

クルマムグラ（車葎）、花の大きさは前出の同じ仲間オオキヌタソウの約半分、3ｍｍほどとかなり小さなもので見過ごしてしまいそうです、かたや名前の由来にもなった葉の方の 6～7枚を4段に輪生させている姿は 目を引きます。葎（ムグラ）とは”生え茂ってやぶをつくる植物の総称。やえむぐら・かなむぐらなど。”とあります

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◆初めて花の姿を見せた オオキヌタソウ

オオキヌタソウ（大砧草）、背丈は50ｃｍほど、３本の葉脈を目立たせる 短い柄のある長さ10ｃｍほどの細長い葉を４枚、2～3段に輪生させています。谷筋で特徴ある姿をよく目にしていたのですが、花が咲いているのを見たのは初めてです、花の大きさは数ｍｍ、先端の尖った５枚の花弁が星のようです。オオキヌタソウという名前も初めて知りました、砧（キヌタ）とは聞き慣れない言葉ですが、”昔 木槌で布を打ってつやを出したり 柔らかくするのに用いた木・石の台、またそこで布を打つこと”、 とありました、が名前との関連ははっきりしませんね

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◆湿地の一番咲き トキソウ

この花の寿命は一日、長くて一年、多年草の筈ですがね

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◆鷺というよりクリオネの雰囲気 ヤマサギソウ

ヤマサギソウ（山鷺草）、ラン科ツレサギソウ属の同じ仲間 オオバノトンボソウによく似ています。でもオオバノトンボソウに比べるとこのヤマサギソウは花期が早いこと、それと一番はっきりしている相違点は ヤマサギソウは側萼片が耳のように立ち上がっていることです。またハシナガヤマサギソウ、オオヤマサギソウ というのもありますね

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◆淡い紫色の花を咲かせる ヤマクワガタ

ヤマクワガタ（山鍬形）、ゴマノハグサ科の中では浅い花冠を持っている部類、花弁は４枚で左右対称、雌しべ×１、雄しべ×２が見えています。その果実を武将の冑の飾り、鍬形に見立てての命名のようです

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◆もともと花弁のない花 アオハコベ

何かの花の花弁が飛んでしまったのかと思っていたのですが、ちゃんとアオハコベという名前を持ったナデシコ科のヤマハコベの仲間でした。花（萼片）の大きさは１ｃｍ弱、雄しべ１０本、地味な花です

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◆葉の上に花を咲かせる ハナイカダ

ハナイカダ（花筏）、葉の上に花を咲かせ、実をつくるという 一風変わった形態をとるミズキ科の2ｍほどの落葉低木、山野に自生しています。その形態を筏に見立てられ 趣のある名前をもらっています。雌雄異株で上の画像は葉の上に３つの雄花を咲かせています。

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◆一気に咲き出した イシモチソウ

この岩山の南斜面の少し水分を含んだところに育つ イシモチソウ（石持ち草）、沢山の白い花を一気に咲かせ始めました。

その葉から細く伸びた腺毛の先端に出した粘液球で石をも持ち上げるので石持ち草と命名されたとか、でも実はこの粘液で虫を捕らえて栄養分にするという食虫植物なのです。虫を捕らえている時の画像もどうぞ

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◆甘い香りを漂わせる テイカカズラ

甘い香りを漂わせて、風車のような個性的な形の白い花を咲かせるテイカカズラ（定家蔓）、なかなか趣のある花ですね

こちらは白色から黄色に変化する花を咲かせるスイカズラ（吸い葛）、金銀花という立派な別名を持っています

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◆ユリ科の変わり者 ツクバネソウ

ユリ科の花は普通花弁が内外で計６枚、雄しべが６本ですが、このツクバネソウ（衝羽草）は萼片のような緑の花弁が４枚、そして雄しべが８本、雌しべの柱頭が４裂しています

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◆ユキザサは咲き始め、チゴユリは咲き収め

ここではユキザサ（雪笹）は咲き始め、一方チゴユリ（稚児百合） は既に咲き収めの状態でした。どちらもユリ科の仲間で、葉の形がよく似ています 5/21。そういえばシライトソウも そろそろ咲き始めていますか

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◆久しぶりに姿を見せた スミナガシ

スミナガシ それほど珍しい蝶ではないようですが、私にとっては２年振りの出合い、発生場所はそこそこ限定されるようです。その翅の模様（参照・続きを読む）を 水に墨を流した時の様子に見立てて 墨流し と言う趣のある名前を貰っています

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◆残念、遅かりし

２年振りに出合ったのですが、既にこのような姿に

まあ ２年前に出合った時の画像でも見て下さい

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◆捩花は蘭なり、束心蘭は蘭にあらず

ネジバナとソクシンラン、同じような環境に育ち、20ｃｍほどの花茎に小さい花を沢山付け、両者似た雰囲気がありますが、ネジバナは、内花被片３枚、外花被片３枚で左右対称、ラン科独特の花のつくりをしています。一方のソクシンラン、花弁が６枚で左右対称、名前には蘭とありますが、こちらはユル科の花なのです。

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◆変わった姿を見せる果実３様

これはご存知ヤマネコノメソウ、さて種はどうやって飛ばすのでしょうかね

これはコチャルメルソウ、既に種は飛んだ後かな。この形が楽器のチャルメラに似ている？

さて それではこれは、 の関係で伏せていたものを 上向きにさせていますが。花も付けていました

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◆渓流を黄色く飾る ヒメレンゲ

ヒメレンケ（姫蓮華）・別名コマンネングサ、ここの渓流では４月末から咲き始めていますが、ここにきて一気にその数を増やした感じです

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◆キキョウの仲間では小さく地味な タニギキョウ

タニギキョウ（谷桔梗）、花の大きさ1ｃｍほど、あまり日当たりのよくない谷沿いに頼りなげに咲いています。画像では小さい方の葉がタニギキョウのものです

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◆野原いっぱいの ミヤマヨメナ

初夏に花を咲かせる野菊はミヤマヨメナ（深山嫁菜）、そしてこれの園芸種が 都忘れ とのことです

一目1000本一面の大群生　こんなの初めて目にしました

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◆蝶々諸々ベニシジミなど

降りで外に出られないので、５月の画像をひっくり返しています

ベニシジミ 　5/7 片山ふもと

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◆翅表を見せない サトキマダラヒカゲ＆クロコノマチョウ

止まっている時は絶対と言っていいほど翅表を見せません。飛んでいる時の翅表は茶色に見えます。よく似た仲間にヤマキマダラヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、希少種のキマダラモドキがいます。

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◆なかなか止まってくれない アゲハチョウ

アゲハチョウ科の中のアゲハチョウですから少しややこしいので、ナミアゲハと呼ぶこともあります。キアゲハと似たところがありますが、前翅の付け根の模様が筋入りなのかベタなのかで区別出来ます。

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◆優雅な滑空を見せる コミスジ

名前に三筋を付ける蝶は、このコミスジ（小三筋）のほかに ホシミスジ、ミスジチョウ、オオミスジ、リュウキュウミスジがいます、後者２種はこの辺りでは見られませんが、みなよく似ています。またフタスジチョウ、イチモンジチョウというのもいますね

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◆今 山野に多い蝶 ヒメウラナミジャノメ

今の時期 山野で一番よく目にする蝶が、春先のテングチョウに代わって このヒメウラナミジャノメ（姫裏波蛇の目）です、里山の裾にも多いですが街中ではあまり見かけません。蝶を見かけると変わった種ではないかとついカメラを向けたくなるのですが、特にこのヒメウラナミジャノメ姿の場合は よく似た仲間で 蛇の目紋の数が違うだけの 絶滅危惧種ウラナミジャノメの可能性があるからなおさらです。

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◆装飾花一枚はイワガラミ（岩絡み）

前出のヤブデマリとオオカメノキのように、イワガラミとツルアジサイもよく似ています。どちらも蔓性で私には花が咲かないと区別が出来ません。

イワガラミは装飾花が１枚、ツルアジサイは装飾花が４枚なのです。でもよく見ると葉の様子も少し違うようですね

ツルアジサイの花は今年は未だ見かけていません

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◆山を白く飾るは ヤブデマリ＆オオカメノキ

いま山をところどころ白く飾っているのが、上の画像：ヤブデマリ（藪手毬）と、下の画像：オオカメノキ（大亀の木・別名：ムシカリ）。どちらもスイカズラ科ガマズミ属の仲間でよく似ていますが、その見分け方は

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◆キリの花＆フジの花が山を飾る

桐の花と藤の花が 山の所々を薄紫色で飾っています

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◆三日月とお星さん・5/16

三日月さんが星を頂いています

明日もこんな感じでしょう、現物の方は一見の値打ちがありますよ、夕方がきれいなのかな、西の空を眺めてごらんなさいね

追記：5/17はもう見られないそうです、次は7/16（金）そして8/13（金）とのことです

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◆今日の八丈岩山おはようハイキング・5/15

今日の参加者はちょっと少な目、でも最近は毎回新人さんがの参加があります

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◆カザグルマ（風車）！ ですよね

兵庫県下で保護なし自生種にお目にかかれるのは至難の技といってもいいほどのカザグルマ、求めれば通ずですかね･･･

薄紫色種ですが、萼片は８枚（６枚、７枚のものもありましたが）、何と言っても山中に自生ですからね

このカザグルマを園芸種に改変したものがクレマチスとのこと、また別にテッセンもありますがこの3種非常によく似ていて判別紛らわしいようです

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◆スギタニルリシジミ でいいと思います

蝶マニアが会いたがっているスギタニルリシジミ、初めて見たということで4/29の記事に、スギタニルリシジミとルリシジミの微妙な違いなど 紹介していますが、 が少し不鮮明で「スギタニルリシジミのようです」的雰囲気もありました。

今回少し増しな２頭の固体のが出来ました、いずれにせよ微妙な同定ですが１頭目はスギタニルリシジミということで間違いないと思います

5/9 氷ノ山仙谷コースにて、沢沿いの周辺はトチノキ、ブナノキが群生しています（画像をクリックすると拡大します）

２頭目は↓

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◆キンラン・ギンラン、タイミング良からず

ギンラン（銀蘭）は歩き回って探し求めて、やっとのことで出合えて 感激ものだったのですが、とき少し遅しで花序の下の方は既に果実の様相を呈していました。毎年よく歩いている市民の健康登山の里山のほんの足元に２株咲いていたのですが、今まで気が付きませんでした。来年が楽しみです

こちらキンラン（金蘭）は少し早目の感じでした。これも同じ里山のもの、毎年減少傾向にあるといわれているキンランですが、ここでは昨年よりも株数を増やしていました

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◆夏は来ぬ・卯の花が咲き始めました

カニワ渓谷ではウツギ（空木）・別名卯の花がちらほら咲き始めていました。コガクウツグもちらほら、タニウツギは未だ蕾です

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◆トンガリ山のニガナ＆ソクシンラン・5/8

今のトンガリ山（広畑区才）、ニガナ（苦菜）と咲き始めたソクシンラン（束芯蘭）が賑やかです

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◆氷ノ山に旬を求めて、スズコ＆ワラビ狩りを楽しむ・5/9

三の丸でスズコ焼きを賞味中の面々です

少し早すぎるかなとの思いもあったのですが、出始めのスズコ＆ワラビを楽しめました、来週以降未だ未だ楽しめそうです。

取り急ぎ以下に概要報告ということで、詳しくはまたデジブックにでも編集してみましょうか

取り急ぎデジブック前編のみ、コメントは追々加えていきます

後編は「続きを読む」 を開いてみてね。あと山野草編を予定しています

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◆葉の色が濃い目のコミヤマスミレ（小深山菫）・5/7

コミヤマスミレ、普通によく見かけるスミレと少し様相が違っています。葉が濃い緑色をしていて、日かげ気味の少し湿気のある所に育ち、５月の開花です。

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◆八丈岩山おはようハイキング・5/8

今日は40名ほどの多人数の参加で賑やか、そして平均年齢も大分若返っていました。若い人の登山着スタイルはおしゃれで楽しめますね。先日の千ヶ峰～笠形山縦走、有志５名が頑張ったそうです、お疲れさんでした。

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◆残雪の西穂独標に挑む5/2、3・その３

5/2 ＆後の西穂山荘付近からの夕陽です

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◆残雪の西穂独標に挑む 5/2・その２

抜けるような青空のもと、北アルプスの雪景色を楽しみながら、純白の雪を踏みしめ西穂独標に向けて登っていきます

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◆残雪の西穂独標に挑む5/2・その１

新穂高ロープウェイ頂上駅からの西穂高岳

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現地から

現地からのモブログ投稿
明日は帰ります

現地からのモブログ投稿

現地からのモブログ投稿です

◆スミレの仲間では種名同定が容易なヒゴスミレ（肥後菫）

スミレ科の仲間、自生しているもので60種近くといわれる、花の色は別にしても 姿はみな似たり寄ったり、種名の同定など頭が痛くなりそうで とても手が出せない、でもこのヒゴスミレの同定は割と簡単、そのポイントは葉の形にある

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