◆雪彦山、今日知った植物の名前
今日は 氷ノ山の名ガイド Y さんに付いて歩いて、植生の 一部を勉強させて頂きました
都度 目に付いた植物の解説をして貰えます
トウダイグサ科シラキ、材が白いので白木。他の植物に比べて少し早目の、そして少し黄色がかった紅葉がきれいです、紅葉の様子は柿の木の葉に似た雰囲気があります。明神山Cコース8合目付近にも多いです
カエデ科カジカエデ、別名オニモミジ。Y さんによるとこの辺りで自生しているところは限定されていて なかなか見ることが出来ないとのことです。Y さんはカエデ博士でもあり、山野に自生するカエデ25種全ての実物を確認されているとか
カエデ科チドリノキだったかな、葉の形から見るとカエデの仲間とは気付き難いですが、翼果はカエデ科のものですね、この翼果写りが悪いですが上手く撮れば千鳥が群れ飛ぶ姿に見えるとか。葉は対生していますが、枝先に付く葉が2枚セットになっているのが特徴とのことです
ユキノシタ科ウラジロウツギ、葉の裏側に星状毛といわれる放射状の細い毛が葉を覆うように一面に生えているので白く見える。今まで空木の葉の裏まで確認したことはありませんでしたね~
イラクサ科コアカソ、鋭い鋸歯の菱形の葉をしています。似た仲間にアカソ、クサコアカソがあるようですが、このコアカソだけが木本で茎の根元が木質化するそうです。アカソは葉の先端が 3裂しているの容易に識別可能です
少し遠くてはっきりしないようですが、マルバノホロシかヒヨドリジョウゴでしょう
追記:ヒヨドリジョウゴ説です、またいつか葉の形など見ておきましょう
先生も悩んだこの掌状の葉を持つ植物は はて?、ハリギリではなさそうだが、トチノキでもなし、勿論ヤツデでもなし。ここでは樹高5mほどでしたかね
追記:ヤツデ説なのですが でも葉が薄く 切れ込みが深すぎる感じがします、また見ておきましょう
Y さんと歩くといろいろ勉強できて楽しいですね、右から左に抜けないようにしよう!
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