野原や畑では一番よく目立つ蝶です、でもゆっくりと止まっていることは少なく
のチャンスは少ないです、また止まっている時に翅を開くことは ほとんどないようです。
よく似た仲間にスジグロシロチョウ、モンキチョウ、ツマグロキチョウなどがおり、飛んでいる時は種名は分かりません。
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この形から草原のクリオネと呼ばれることも、側花弁を突き出しています
背丈はここでは20~25cmほど、花の大きさは2cmほど、湾曲した2.5cmほどの距を上方に跳ね上げています。
茎を抱いた柔らかそうな葉を3枚ほど付けています。
5/26 既に花の盛りは過ぎていました
同じラン科ツレサギソウ属のオオバノトンボソウに雰囲気が似ていますが、花期、花の側花弁と距、そして葉の形が違います。
こちらは
近くにあったオオバノトンボソウ、未だ蕾は硬く、硬そうなしっかりした葉を付けています。
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ジャノメチョウ亜科 ヒメヒカゲ♂さんです、前翅長2cmほど。5月下旬から7月に姿を現わしますが、なかなか見ることの出来ない珍しい蝶なのです。
5/29
絶滅が心配されている希少種です(RDB 絶滅危惧II 類)、環境の変化で減ってきていることもあるのでしょうが、心ない人たちに採集されることも多々あるようです。
調査なのかもしれませんが、5月初めの扇ノ山(ギフチョウ狙い)、先日の氷ノ山頂上で捕虫網を振っておられる人を見かけました。
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HCクラブ定例の健脚五大イベントの一つ 氷ノ山スズコパーティが、5/27(日)有志メンバー5名で開催されました
出発7:50
トチノキ、サワグルミ、イタヤカエデなどの新緑のきれいな仙谷コースですが、今年の大雪でかなり荒れています
雪渓に行く手を阻まれる
ここからが
今日の仙谷のクライマックス
少々手間取りましたがお陰さまで皆さん無事クリアーです、でも雪渓の融け具合によっては通過不可な時もあるのでは
渓流を離れ イワカガミの群生するブナ林を登り
稜線と合流すると 目の前に甑岩が立ちはだかる
甑岩を乗り越えると
頂上小屋が目の前に
氷ノ山頂上1510mです 11:15
頂上をそこそこに三の丸へ向かいます
氷ノ山三の丸で楽しみのスズコパーティの始まりです
何故かうつむく女性群、後は氷ノ山頂上
小一時間楽しんで三の丸を後に下山にかかります
若桜スキー場リフトトップからゲレンデ横を下りて
疲れた身体で自然探勝路へ入ります
雰囲気のある探勝路を行きます
16:00無事下山、8時間の行程でした
皆さんお疲れさんでした、お役目ご苦労さんでした。
いろいろありました、車酔い二日酔いで歩き始め、仙谷の行く手を阻む雪渓に手こずったり、甑岩を乗り越えたり、回転レシーブがあったり、疲れた身体を探勝路に引き込まれたりと、
でも奥深い仙谷の新緑、小鳥のさえずり、渓流の流れ、そしてニリンソウ、サンカヨウ、イワカガミ、タチカメバソウ、ルイヨウショウマ、ワチガイソウなどなどの山野草に癒され、M&Nに美味しく焼いてもらったスズコを味わい、ワラビ採りも出来た楽しい一日を過ごすことが出来ました。
しかしお二人さん強くなりましたね~、今までならこの距離を歩いたらどこかでブスッと黙り込むはずでしたが 今回はそんな気配は全く感じられませんでした、また前回の甑岩上りはヨチヨチで見ておられませんでしたが 今回はスズコ片手にスイスイと上っていってしまいました
有難うございました、またよろしく
最後は恒例の弁天娘で締めました
画像をもう少し追加してデジブックにしてみたいと思っていますが、それと出合った山野草も紹介したいのですがね
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明日のイベントに備えて岩上りトレーニングに余念のないMちゃん
参加は30名ほど、頂上の様子です
ガンピの花、私の山での知合いには、子供の頃 この紙の原料になるガンピの皮を採集して、小遣い稼ぎをしたという人が何人かいます、私にはその経験はありませんがね。
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以上同じ固体を順次ズームアップ
コケイラン、昨年見かけたところには姿がなかったので諦めていたのですが、帰りを急ぐ山中の15時過ぎひょこっと2株が、さらにもう少し先16時ごろに2株と出合うことが出来ラッキーでした。でも周囲が少し薄暗く
の画質も粗いので ISOを確認すると Aut 設定で何と6400、なかなか上手く撮れません。
前出のイチヨウラン、クマガイソウのような希少種ではありませんが、ランの花に出合うとやはり嬉しいものです。
背丈は大きいもので20cmほど、根元に細長い葉を地面に沿うように1~2枚付けています。
5/22
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ピンク色したタニギキョウに初めてお目にかかりました、通常は白色なのですがね
周囲は通常の白いタニギキョウが沢山ですが、ここのほんの一角だけピンクの花が咲いていました
5/22
こちらが通常の白い花です
通常は白い花を咲かせるが、時としてピンクの花を咲かせるものには、このタニギキョウの他にミヤマカタバミ、ヤマシャクヤクが知られています。
一方通常は色付きの花を咲かせるが、時として白花を咲かせるものにはカタクリ、ホトケノザ、フデリンドウ、ニガナなどがあります。
また種名に紅を付けピンク系の花を咲かせるベニバナヤマシャクヤク、ベニバナイチヤクソウは、白花とは別種になります。
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ヒメハギの花は4月から咲き始め、今の時期はもう終盤ですが、最初地面を這うようにしていた茎が、今は10cmほどに立ち上がり
向きになっています
雄しべの黄色の葯が見えています
でも変わった花のつくりをしています、鳥の羽根のように両側に広がっているのは萼片、そして筒状の部分は花弁で、上方に先端が反り返っている2枚の花弁 下方に先端にヒゲ状の付属体を付けた花弁の計3枚で構成されています。下方の花弁のヒゲ状の部分に昆虫が止まると、その重さで 通常は筒状の花弁の中に収まっている雄しべ雌しべが姿を現わし受粉体制をつくります、とのことです。
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なかなか思うように撮れませんね~、現場で カメラの液晶画面を確認した時はもっときれに撮れていて満足しているのですが、PCに取り込んでみると何故かいつも期待外れです 
昨日優れものがサービス部門から返ってきたので楽しみですが、手振れが防げなくて同じようなものですかね。
でもこのタツナミソウ、前出のもの と感じが違っています、細かくは別種なのかな?
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スミレ科アギスミレ、花だけ見ればニョイスミレ(=ツボスミレ)と同じようですが。

このブーメラン状の葉が特徴です
でもニョイスミレに似た葉も付けていものもあります、何でも花後に葉の基部が湾状に切れ込んで、ブーメラン状に変化してくるそうです。
アギスミレは湿地に育っていることが多く、花期はニョイスミレより遅れているように思えます。
5/21 未だ花を咲かせています、ここでは背丈8cmほど、花の大きさは1cm弱でした。
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もうシライトソウの咲く時期ですか、今日たまたま開いている花に出合えました、季節の巡り来るのは早いものですねえ。
今の時期次から次えと新たな花が咲き出すので もれないように追っかるのが大変です。
ユリ科シライトソウ、ここでは背丈20cmほど、細長い花弁が変わっています。
5/23
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今年も健在なクマガイソウでした、でも何とも特異な形をした花です、その姿 それなりの訳があるのでしょう。
5/22
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しつこく ソクシンランです、名前に…ランとありますが、蘭の仲間ではなくユリ科の花です。野原の道脇でよく見かけます、背丈は30cmくらいのものもありましたかね。
カマキリの赤ちゃんです、体長1cmほど、でも一人前の構えをしています。
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上の二つのコジャノメは同じ固体ですが、色が違って見えています、下の画像が本来のコジャノメ色に近いです、上の画像はよく似たヒメジャノメの雰囲気に見えます。背景によってカメラの捉え方が違うようです。
トリミングして拡大みると、目にストライプ模様が入っている、頭はトサカ風になっている
コジャノメは止まっている時は殆んど翅を立てていて、翅表を見せてくれることはありません。ここでは偶に翅を開いてくれました、でこれは ♂ さんかな。
ジャノメチョウ亜科コジャノメ、前翅長2.5cmほどの中型蝶、登山道でよく見かける蝶ですが、よくよく似たヒメジャノメもいます。この両者、翅色の明るさ、前後翅裏に入った帯状のラインの様子、後翅裏の蛇の目紋の様子が素人目には微妙に違っています。
またジャノメチョウ亜科にはヒカゲチョウ・クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ・ウラナミジャノメ、の紛らわしい似たものどうしがいます。
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ゴマノハグサ科ムラサキサギゴケ、今の時期 山の麓の草原のあちらこちらに咲いていて、花の大きさは1.5cmほど、茎が地面を這いますが苔ではありません、同じ仲間のサギゴケは見たことがありませんが白い色をしているようです、またよく似た花に年中咲いている 少し小型のトキワハゼがあります。
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ナデシコ科ワチガイソウ、5弁の花の大きさは1cm弱、ここでは渓流際に咲いていました。あまり目にすることのない、あまり特徴のない目立たない花です。
5月上旬
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花の大きさは7mmほどとかなり小型、背丈は7cmほど、蕾を連ねているので次々と咲き変わるのでしょうね。2時ごろから花は閉じ出します。モウセンゴケは同じ形の白い花、開花はもう少し先のようです。
放射状に広げたしゃもじ型の葉に沢山の腺毛を伸ばして、その腺毛の先端に分泌した粘液で小型の虫を捕らえ、その栄養を吸収する食虫植物です。一般的には湿地に育つとされていますが、ここでは山側から少し水が浸み出すような登山道脇に咲いています
5/16
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登山口に向けて
頂上直下の岩上り
頂上からの男鹿島、快晴ですが霞んでいます
ガンピ(雁皮)の花が咲き出しています、この樹皮は紙の材料として利用されていたようです
新顔さん、常連さんと 20名ほど参加の頂上の様子です
下山の様子です
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バラ科ヘビイチゴ、野原や道端 、田圃の畦などでよく見かますが、カメラを向けても何故か上手く写ることはほとんどなく、あまり目を向けることはないのですが、この日たまたま茎が立ち上がって花がこちらを向いている固体があったので、これはチャンスと
を構えてみました。
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キキョウ科ヒナギキョウ、ここでは背丈20cmほど、花の大きさは1cmに足りません、風に揺られてゆ~らゆら
泣かせです。朝早めに行っても咲いていません、日が照って少しして10時ごろからの開花です。既に果実もつくっていますが、次々と花がを咲かせるようです。似た名前の仲間にヒナギキョウソプ、キキョウソウがありますが、このヒナギキョウが一番シンプルですね。
5/17
近くでは既にテイカカズラが咲き始めていました
これは
落し文の揺籃(ゆりかご)です、器用に1cmくらいの大きさに丸くきれいに折り込まれています、一ヶ月ほどすると中から オトシブミ(昆虫) が出てくるという何とも変わった仕組みになっています。
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キキョウ科タニギキョウ、谷筋の ここではどちらかといえば木陰に咲いていました、それで谷桔梗です。弱々しい頼りなげな花茎の長さ10cmほど、その先に5裂した花冠の長さが1cmに足りない小さな花を咲かせています。
5/10
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シソ科カキドオシ、背丈20cmほどになりますが、花が終わると茎が倒れ、そしてその茎が地面を這って垣根を通り抜けるので 垣通し、花の長さは2cmほど。別名カントリソウ、子どもの癇を治す薬草になるそうです。花は4月初旬後半から5月中旬まで人里に咲いています。
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背丈は20cmほどでした
こちらは未だみな蕾
こちらは少し小型で背丈10cmほど
白花も咲いていました
シソ科タツナミソウ、その花の姿を 打ち寄せる波頭に見立てての立浪草、花がみな同じ方を向いています、なかなかいい名前です。
5/9
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なかなかいい格好をしたツリガネ状の花、その肩の部分に細い毛を放射状に生やしています

ツツジ科ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)、別名ツリガネツツジ、落葉低木でここでの樹高は1.5~2mほど、花の長さは2cmほど。瓔珞とは「宝玉をつらねて 仏像の頭・首・胸などを飾るもの。また 寺内の天蓋などの装飾に用いる」とあります。同じ仲間にヨウラクツツジ、ウラジロヨウラクがあるようです。
つぼ型の花を咲かせるツツジではサラサドウダンが人気ですが、この地味な花を咲かせるウスギヨウラクもなかなかのものです。
5/4
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音水湖側登山口を8時前スタート
ひとつ目の楽しみを終えて
稜線へ
エイザンスミのようです、花は終わったようですがね
オオカメノキ(別名ムシカリ)の花です
若手に負けじと 抱き付きパーフォーマンス
ユリ科ツクバネソウ
ブナの大木の新緑を楽しみつつ頂上へ
続いてのお楽しみ ホウノキの花の芳香ですが…、ちょっと早かったようですね
ブナの大木を楽しむ、樹齢500年くらいのものがあるのですかね?
ブナの若葉
ウリハダカエデの花です
頭上高くには美味しそうなコシアブラの新芽が
木の葉の間からは雪を残している氷ノ山です
11時ちょい過ぎに 早くも 「お昼ごはん!」 号令です
11:30前には下山にかかります
ミツバツツジですかな、ちょっと変わっていますが
以下 少し厳しいところもあった下山風景です
14時ちょい過ぎ無事下山です
最後のお楽しみ~、ご馳走になりました
お疲れ様でした、いろいろお世話になり有難うございました
三久安山の頂上付近のブナの大木の林立した様子は素晴らしいものがあります、さらに今はそこに芽吹いたばかりの柔らかな新緑が加わり最高の気分を味わうことが出来ます。またこの山は今の時期は新緑もそうですが、それ以外にも何やかといろいろなお楽しみが待っています。
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この日 コキンバイザサの咲くところに着いたのは、午後1:30ごろのことですが、花が少しずつ閉じ初めていました。太陽の出ている日は、昼過ぎから花を閉じてしまうようです。花期は 5~7月頃までとかなり長いのですが、毎日咲くわけでもないようなので、咲いた花に出合うにはタイミングが必要なようです。
既に閉じ始めているので雄しべ雌しべの様子がはっきりしませんが、全開時は長め葯を付けた雄しべが6本開出しています。また6枚の花被片のうち3枚の外花被片の先端にヒゲが生えています。
既に閉じてしまっている花もありました
キンバイザサ科コキンハイザサ(小金梅笹)は希少種のようで、 日当たりのある水が表面を湿らすようね岩場のここでしか見かけたことがありません。ここでは花茎の背丈は5cm、大きさは1cmほど、腺形の葉の長さは20cmほどでした。
5/9
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イチヨウラン、歩き回ってやっと見付けました
それも4株一緒に絡み合うようにして咲いています。出会う機会は稀だと思うので、四方八方から撮り捲くりました。でもよく見逃さなかったことだと我ながら感心しています。
5月初旬
根元に葉を一枚付けているので一葉蘭、ここでの背丈は10cm、花の唇弁の長さは2cmほどだったかな~、シュンランに雰囲気が似ていますが 1属1種の日本固有の蘭のようです。多年草だと思うのですが、前年と同じところには芽を出しません。
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登山口到着 7:15
頂上の様子
頂上からの男鹿島
ツクバネウツギ&サルトリイバラのほやほや果実
今朝の集合時(7:00)は寒いくらいの気温で一枚羽織るほどでしたが、登り始めて頂上付近になると汗ばむほどでした。最近 HCCのイベントは低調気味になっています。
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カエデの葉の雰囲気はありませんね~、でも若木は浅く 3裂したカエデ風の葉を付けるようです
ここは樹高5mほどの成長株、小さな色の違う 3裂気味の葉も付けています。ウリカエデはカエデの中では最も小さい葉を付けるとも
翼果をぶら下げていますが、この翼果 鮮やかな赤色になってくるはずです
木肌の様子をウリ肌に見立てて瓜楓です。よく似た名前のウリハダカエデもありますがね。
5/12
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ちょっとした晴れ間に 丁度上手く木漏れ日が当ってくれくれました

固有の5裂した葉に何か乗っています
ナナフシのようですね

カジカエデ 別名オニモミジ、落葉小高木ここでは樹高15mほど、固有の5裂した葉は15cmほどの大きさになるそうです。兵庫県下では希少種で 特に日本海側では見ることが出来ないとも聞いています。日本に30種ほどあるといわれるカエデの識別は葉の形がひとつのポイントになります。
5/10
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前出のフモトスミレかな~?、 としたスミレはよく似た希少種 コミヤマスミレの方でした。フモトスミレとは花期、育つ環境、葉の様子、萼片の形状が違うようです。







ここでの花期は4月下旬から5月初旬過ぎまでと スミレの仲間では晩生、沢沿いのどちらかいえば日陰に育って、毛の生えた葉は黒っぽく、そして萼片が反り返っています。ここでは背丈7cm、花の大きさ1cmほどでした、フモトスミレと同じく無茎種です。花の様子はフモトスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)とよく似ています。
5/10
山野草に向かないような環境に、毎年 遅めに咲き始めるこのスミレ、一体何なのかな~と気になっていましたが、いろいろ調べてみて 3年越しくらいに種名がはっきりしてすっきりしました。
花の名前が分からないとき、人に聞いたり、ネットに問い合わせるという簡単なやり方もありますが、やはり自分でいろいろ調べて種名がはっきりした時の気分は爽快で、またそうして知った花の名前は忘れることがありません。
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タチツボスミレの花もほぼ終わりですが 撮り溜め分も含めてのオンパレです
有茎種なので茎の途中から花柄を出しています
雌しべの先端が寸切り状で シハイスミレのように押し潰されたように広がっていません。
5/10 雪彦山虹ヶ滝付近、もうそろそろタチツボスミレの花も終わりのようです
4/29 七種山ふもと
4/28 明神山
分かり難いですが葉が枝分かれする部分の托葉には櫛歯状ヒゲが出ています
4/27 雪彦山
4/24 板馬見渓谷

櫛歯状にヒゲを伸ばしている托葉です。
4/23 遠見山
タチツボスミレはシハイスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)と共によく目にするスミレです。3種の中で枝分けれする有茎種はこのタチツボスミレのみ、でも 若い頃は枝分かれしているのかどうかはっきりしないこともあります。
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4月初めから咲き始め、今は既に花は終わっていますが、撮り溜め分のオンパレです
葉の裏(背中)が紫色なので 紫背スミレ
タチツボスミレと共に
白っぽい花もありました
5/1
分かり難いですが シハイスミレの雌しべ先端は押しつぶされたように平べったくなってます
葉の形は丸いものから細長いものまで
4/28
距は長め
葉に斑が入っています、フイリシハイスミレかもね
直ぐとなりにシロバナも
4/27
4/24
少し雰囲気が違いますが葉からするとシハイスミレのようです
4/23
咲き始めの頃です
4/5
シハイスミレは、タチツボスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)と共にこの辺りでは 特によく見かけるスミレです。この三者の中では一番早い開花かな、そしてどちらかいえば山の中に多い感じがします。タチツボスミレに比べると花弁が厚く硬い感じ、色はタチツボスミレの薄い紫系に対して、シハイスミレはピンク系ですかね。有茎種と無茎種の違い、そして雌しべ柱頭の形の違いもあります。
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4/23 咲き始めと言う感じで花がまだ若いですね
4/29
5/7 背丈が高くなって、茎が枝分かれして(有茎種) 茎の途中から花柄を出しています
5/12 追加投稿
5/12、まだ咲いてました、かなり花期が長いようです
ニョイスミレ(ツボスミレ)は普通によく見かけるスミレで群生していることが多く、背丈は成長すると15cm近くなりますが、花の大きさは1cmほどと小型の部類です、距はぼてっとして短い。花の形は前出のフモトスミレとよく似ていますが、葉の形と茎が緑色をしているところが違っています。またフモトスミレの方は無茎種で花と葉が根元から別々に生えてきます。
このニョイスミレの変種にアギスミレ、ミヤマツボスミレなどがあるようです
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これはかな?→コミヤマスミレでした、背丈10cm、花の大きさ1cmほど、花の形と色はニョイスミレ(ツボスミレ)に似ていますが、葉の形と茶色っぽい茎の色が違います、横からの
も必要ですね 。よく似たコミヤマスミレというのもあるようです。
4/27 雪彦山沢沿い
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これ スミレの葉っぱですよ!
スミレの仲間の同定はややこしい、でもこのヒゴスミレは その葉が細かく切れ込みコスモス葉のような形をしているので分かり易い、その葉は深く5裂し その各裂辺は3っに切れ込み、さらにその各裂辺にも切れ込みが入っています。ただよく似た葉をしたエイザンスミレがあるので要注意です、ヒゴスミレの葉が5裂しているのに対し、エイザンスミレの葉は3裂しています。
ここでのヒゴスミレは背丈7cmほど、白色の花の大きさはスミレの中では少し大きめで1.5cmほど、舌弁に紫色のラインが入り、側花弁の根元に緑色が入り 毛が生えています。
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上山高原から登る残雪の扇ノ山、 お馴染み「かみかわ登山日和」山ちゃんからお誘いを受けて楽しんできました。このコースで扇ノ山に登るのは初めて、林立する芽吹き始めた若いブナに癒され、どちらかといえばなだらかな県境尾根を、久し振りの軍団メンバーと共に 興味深く歩いてきました
なおこの 残雪の扇ノ山歩きの様子は、ご一緒した リンク先でもある 「かみかわ登山日和」 & 「最近の山歩き」に素早く きれいな画像で上手くまとめられていますのでそちらも覗いてみてください
上山高原まで車で上がり、植生を楽しみながら林道を一時間ほど行くと、扇ノ山登山口です
直ぐの小ヅッコを経て、芽吹き始めた 若いブナの林立する雰囲気のあるなだらかな県境尾根を登ります
大ヅッコへの上り
大ヅッコを経て、ここでは東方面の山容が楽しめます
こちらは頂上直下の西方面展望台、快晴でしたが鳥取県の海岸線は霞んでいて見えませんでした
山頂の避難小屋が
頂上は思いのほかの大賑わい、人気の扇ノ山ですね
山座同定などしばし楽しんで
下山にかかります
尻セード軍団 お楽しみの始まりです
今シーズン多くの雪山で尻セードを堪能された皆さん、手慣れたものです
和歌山からのハイカーも巻き込んで
次のポイントを求めて
おっと~



根明けにホールインワン、こんなこと どうってことないようです
ふたりして こんどは何事?
「かみかわ登山日和」で毎度何が出てくるかと お楽しみの H& I 嬢のパフォーマンス
ご一緒したお二人のブロガーが捉えられなかった絶景ポイントです
そしてこちらは初めて見る 希少種ヤシャビシャク、ブナに着生しています、植生に詳しいYさんに教えて頂きました
タムシバ
コシアブラの新芽
そして今シーズン初見のイワナシでした

お疲れさんでした、いろいろお世話になり有難うございました、またよろしくお願い致します
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ユキノシタ科黄金猫の目草、上手く撮れませんが 実物はもっと鮮やかな黄色をしています。渓流の直ぐそばに咲き、小花ひとつの大きさは 5mmほど、立ち上がっている萼片は開くことはありません。昨年までは点在してるのもしか見当たりませんでしたが、今年はかなりの群生に出合うことが出来ました。
4/24、5/1
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紅色をした2裂した柱頭がアクセントになってきれいですね
雌しべの先端柱頭が赤く色付いています
4/29
アカネ科サツマイナモリ、這うように伸びた茎の長さは15cm、漏斗状の花の長さは1cm強、少し薄暗い沢沿いに育っています。画像の花は 長花柱花で、雌しべ(花柱)が花冠の先端まで伸びています、そして雄しべは花筒の中ほどの長さなので見えていません。株を変えて 短花柱花があります、雄しべが花冠の先端まで伸びて、雌しべは花冠の中間までしかなく外からは見えません。同じ仲間のツルアリドオシも同じように雌しべの長短があります。
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キンポウゲ科サンインシロカネソウ、別名は花の色合いから ソコベニシロカネソウ(底紅白銀草)、背丈10cm、花の大きさ1cmほど、渓流の小さい滝の水のかかるような岩場に咲いています。うつむきにに咲くので下から覗き込まないと、黄色い花弁や白い雄しべは見えません。
4/25
よく似た仲間にアズマシロカネソウ、サバノオ、サイコクサバノオ、トクゴクサバノオ、キバナサバノオなどがあります
よく似た仲間は、その果実の様子から 名前にサバノオ(鯖の尾)が付きます。ここでは5/1には既に花は終わりサバノオになっていました。
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これは セッピコテンナンショウの雰囲気があるんですがね~、なら幻の天南星ということですが、また無くなるのかな~
4/27
これは普通に見られる マムシグサ・蝮草
人気のザゼンソウ、この形に見覚えのある方もおられるかもね
こちらも人気の ミズバショウ
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花友からの情報で、近場でもあるし所用を済ませ 早々に出かけてみました。今は蕾、雨後で少し汚れていますが、もう少し先になる開花が楽しみです、でもそれまで大丈夫かな~。この山の常連さんでもある花友の話によると、この株の近くに5株まとまって出ていた花芽が2~3日後になくなっていたとか、浅く掘ったあとがあったとのこと、困ったことですね~
5/3
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お馴染みシャクナゲです、すこし画像が暗過ぎました
ムシカリ、別名オオカメノキ、これから山肌を白く飾ってくれます
ブナの新緑です、ここではブナはわずか、普通は大群落をつくっていることが多いのですがね
展望台からの眺めです
8時スタート、16時下山のデジカメ状態でした、オオルリと思える鳥の鳴き声も録りましたしね、10km少し歩いていると思います。でも本日狙っていた目玉は別途公開です、生憎の曇天と風でギフチョウは姿を見せませんでしたがね
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どんな様子かな~、とちょい覗いて見ました。登山道のほんの直ぐ側、踏まれたりしないか心配です、GW明けくらいに早速覗いてみないとね。2~3年前より株数は減った感じです。
一方ギンランの方は姿が見えませんでしたが…
4/30
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咲き始めていたヤマシャクヤクで遊んでいたら小雨に降られてしまいました。
ボタン科ヤマシャクヤク、背丈30cm、花の大きさ3cmほど、白い優雅な花が人気です。沢山の花を群生させるようで、山中で大群落を見かけたという話しを聞くことがあります、ここでもかなりの株が蕾を付けていました。
5/1
立てば芍薬、座れば牡丹・・・と美人をたとえます、芍薬と牡丹 よく似た両者ですが、芍薬は草本、牡丹は木本です
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イワウメ科イワウチワ、その葉の形を団扇に見立てての岩団扇、葉の少しの違いでトクワカソウとして区別されるものもあるようです。同じ仲間のイワカガミも同じような葉をしていて、葉だけ見ても私には区別が付きません
5枚の花弁の外周に多数の柔らかい切れ込みが入り、大きさ3cnほどの薄いピンク色した優雅な花が人気です。谷筋の少し湿った斜面に大きな群落をつくることが多く、那岐山鳥取コースや伯州山などが知られています
少し前になりますが
4/25
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シソ科オチフジ(落ち藤)、背丈5cm、花の大きさ1.5cmほど、対生した葉の模様が面白いです、沢筋の湿り気の多いところに咲いています。花はラショウモンカズラに似ています。 4/27
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