◆ジガバチソウ、何とも変わった花を咲かせます
ジガバチソウ、花の形を昆虫のジガバチ(似我蜂)に見立てての命名、同じラン科クモキリソウ属には同じような花を咲かせるクモキリソウ、コクラン、そして未だ見たことのないスズムシソウなどがあります。
尾根道に育ち 背丈は10cmほど、下から順に花を咲かせていきますので まだまだ楽しめるようです。でも変わったつくりをした花ですね。
ランの花は全て6枚の花被片からなっています。ストライプの入った先端を尖らせた楕円形の花弁は唇弁(①)、その下に2本手前に細く伸びているのが 側花弁(②③)
横から見るとこんな感じ、唇弁の根元から上方に弓なりに伸びているのは背萼片(④)、その付け根にあるのは花被片ではなく、雄しべと雌しべが合体したずい柱
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