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2012年7月

◆立派な名前を貰って ホウライカズラ→チトセカズラのようです

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Ac4407img_0001 この画像は斜め下方から撮ったものです、花は下向きに咲きます

Ac4384img_0001 こちらは上方から撮っています

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ホウライカズラ、珍しい蔓性の植物ということで、中国の不老不死の霊山 蓬莱山に因んだ立派な名前を貰っています。兵庫県では一応準絶滅危惧種に指定されていますが、この山系ではよく見かけます。でもマチン科というのは初めて聞く珍しい科ですね。
常緑つる性の木本で、他の低木を覆うようにして蔓を伸ばしています。花の大きさは1cmほど、花冠の5つの裂片の反り返った形が印象的です。蕾もオレンジ色をしているこの花、咲き始めは白色とのことですが、開くと直ぐオレンジ色に変わるのですかね。  7/26

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◆雪彦山で但馬・播磨グループに出合う・7/29

7046img_0001 大天井岳からの霞んで見える明神山

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家族連れ、常連さんなどで賑わう大天井岳

7069img_0001 天狗岩で遊ぶ若手G

71091img_0001 こちらは地蔵岳に上るハイカー達

71061img_0001後で合流して分かったことですが 拡大してみると 上2人が但馬班 下2人が播磨班、たまたま写っているようです

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この辺りで前を行くグループから 何だか聞き覚えのある大きな声が

7193img_0001 但馬3名、播磨4名の珍しい組み合わせチームでした(一人先は行っている)

7200img_0001 展望岩で冷た~いスモモ、パイナップルをご馳走になり 暑さバテから蘇りました

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7280img_0001 最後のクサリを虹ケ滝渓流に下りて

73041img_0001 思わぬ増水の渓流を渡ります、昨日かなりの夕立があったようです

7351img_0001 ここで二手に分かれます、増水を警戒し賀野神社経由で林道を下りた方が賢かったのかな、時間的には5分と違いませんでした

7362img_0001 植物博士から黒い果実を付けたコバンノキを教わる(因みに雌花雄花を並べて付けている様子です)。尚当地ではあとオオクマヤナギとヤマヒョウタンボクの確認を残されているようです

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増水した渓流を蔓を頼りに渉る

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こちらは脱いだ靴を片手に渓流に入って

7516img_0001 下山後ヤマヒル騒動が、足首に取り付かれるのは普通ですが 何とお二人さんシャツをめくってみるとお腹に吸い付かれていました

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◆イワタバコの開花

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渓流の飛沫のかかるような岩場に咲いています。その大きな葉がタバコの葉に似ていることからの命名です、煙草にはなりませんが食用、薬用に利用されていたようです。  7/27 ここでは咲き始めたところのようです。

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◆ヒメオトギリ

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Bc8671himg_0001 花の大きさは5mmほどの小型です

Bc86831himg_0001 拡大しています、10本ほどの雄しべは開き切っていません

Cc8904himg_0001 昼前にはに花弁が閉じかけています

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湿地の周辺に咲いています、背丈は20cm近くのものもあります、同じ環境に育つ よく似た仲間にコケオトギリがありますが、違いは 雄しべの数とか萼片の形とか紛らわしいです。 7/17

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◆コオニユリの咲く雪彦山・7/19

9138img_0001 雪彦山大天井岳の岩峰

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8503img_0001 ここでは岩壁に咲くコオニユリです

9567himg_0001 遅咲きウチョウランが

95761himg_0001 花期の長いアクシバは未だ咲いています

96321img_0001 前後して上り下りした大阪からの2人連れハイカー、大天井岳にて

96701img_0001 こちらは宝塚からの2人連れ

97431img_0001 クサリ場を下りるハイカー

9816img_0001 虹ヶ滝

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ヤマアジサ&遅れ馳せのイワガラミ

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0039img_0001 少しでも涼しい渓流沿いを下ります

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◆ムラサキミミカキグサ

Bac72552himg_0001ムラサキミミカキグサは距を下方に伸ばし大口を開けています、 前出のホザキノミミカキグサは距が前方に突き出していたので受け口になっていましたがね

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Ba7470h2img_0001 上唇は2裂、下唇は中央部が膨らんでいます

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E7521h1img_0001 ミミカキグサ(黄色)と同じ環境の、日当たりの良い湿地に育っています  7/15

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◆ホザキノミミカキグサ

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タヌキモ科ホザキノミミカキグサ、地下茎に持つ小さな捕虫嚢でブランクトンを捕らえ栄養にする食虫植物、でも光合成をおこなう小さな葉も付けているそうです、その葉には気付きませんでしたがね。日当たりの良い湿地に育ち背丈は10cmほど 花の大きさは5mmほどの2唇形、目玉模様を持つ下唇弁の根元から前方に突き出しているのは距です。
よく似た仲間にムラサキミミカキグサがありますが、ホザキノミミカキグサは距を前方に伸ばしているので受け口に、ムラサキミミカキグサは距を下方に伸ばしているので大口を開けているように見えます。  7/13

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◆クモキリソウその後

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ここのクモキリソウ、先月26日に見た時 すでに開花の状態を楽しめたのですが、それから3週間たった今もまだ元気に花を咲かせています、蕾も付けています。かなり花期の長いランですね 。  7/16

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◆今日の明神山・7/16

三連休の最終日のようですが我が身には関係ありません。出発11:30、Aコースを登る

79673img_0001 岩場で一休みする下山途中のお二人さん、ここは眺めもよく 涼風もあって

79891img_0001 常連Mさん

7998img_0001 常連 F&Mコンビ、達磨岩の下で出合って30分近く話し込む

8006img_0001 Auコース合流点から

80281img_0001 夢展望台で食事を済ましたところに、常連さん5人組

8282hhimg_0001 頂上14:30分になってしまいました、今日は見通しがよく効きました

8183img_0001 市川河口、姫路第二発電所方面

8196img_0001 私の地元の的場山~佐野山吊尾根

8246img_0001 天下台山・御津山脈の奥に小豆島

8249img_0001 七種山の向こうに笠形山

8319img_0001 Cコースのマルバマンネングサ、今年は沢山咲きましたね~

8438img_0001 観音様の腰掛岩から

8474img_0001 ツマグロヒョウモン♂さん

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61231img_0001 こちらはツマグロヒョウモン♀さん、♂さんとはかなり雰囲気が違っています

8481img_0001_2 16:00下山、記録ノートを拝見すると ”14:54から大明神コース M”とあります 下山は18時を過ぎるのでは?

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◆おはようハイキングat八丈岩山・7/14

Img_0001 雨模様というのに三々五々熱心なメンバーが集まってきます

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Img_0007 出発前には案の定小雨が、傘も2~3開いています

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Img_0011 頂上へ到着です

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Img_0012それでも 15名ほどの参加者がありました

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Img_0019 西の下山道には通行不可のロープが張られています

Img_0021 八丈岩山も一部土砂崩れが発生し、麓の民家に被害があったようです

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◆ハナゼキショウ、別名イワゼキショウ

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Cc5320h3img_0001 岩の上から落ちてくる水滴を沢山付けて花穂が垂れ下がっています

ユリ科ハナゼキショウ、細長い葉がサトイモ科のセキショウに似ていることによる命名のようです。また岩壁に育つので別名イワゼキショウ、ここでも垂直な岩壁に咲いています、背丈は30cmほど、小さな 6弁の花を総状に沢山付けています。名前の似た花に よく見かけるニワゼキショウというのもありますがこちらはアヤメ科です。  7/12

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◆ミズチドリ、日当たりの良い湿地に咲く

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ラン科ツレサギソウ属 ミズチドリ、花穂に沢山つけている白一色の花が印象的、でもあまり目立ちません、ここでは背丈30cmほど 日当たりの良い湿地に咲いています。根元に細長い葉を2まいほど付けていました。  7/10

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◆ウチョウランpart2

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ここでは希少種 ウチョウランが数株自生しています、一応ルートになっていますが かなりマニアックなコースで足場が狭く 片手で身体を支え、片手にカメラ そして窮屈な姿勢とバリアングルで何とか です。

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◆オオハンゲ(大半夏)、半夏生(ハンゲショウ)に咲く半夏の大型判

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Cc2363img_0001 サトイモ科ハンゲ属オオハンゲ、同じハンゲ属 カラスビジャク・別名半夏(生薬)とよく似ていますが、大型なので大半夏、ここでは背丈は 長い竿の先まで30cmほどありました、花はお馴染みの仏炎苞の覆われています。

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出始めの葉を見ると分かるように、小葉3枚ではなく1枚の葉が深く3裂しています、このような葉を一株に1~4枚出しています。  7/7

名前がよく似たハンゲショウ(半夏生・半化粧)はドクダミ科、大半夏、半夏、半夏生ともに節句の半夏生・太陽の黄径が100度になる日・夏至から11目辺りの7月2日頃の開花となるようです。でもカラスビシャクはもっと早くから咲いているものもありますがね。

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◆賑わいの雪彦山・7/8

梅雨の晴れ間と相まって、先日NHK 関西えぇトコで放映された 大八木淳史元全日本ラガーと荒木美和NHKアナが雪彦山岩峰に挑んだ番組に触発されてか、大勢の登山者で賑わう雪彦山でした。

25081img_0001 10:30と遅い出発だった為、駐車場は道路脇まで超満杯

2531img_0001 登山口の階段は先日来の大雨で 岩と土砂で覆われていたのですが、今日は常連さんたちの手によってきれいに片付けられています、でも山中はかなり荒れたところが残っています

2562img_0001 不動岩の先で子猫に遭遇、離れなくて困ってしまいます。もう一匹出雲岩の先にもいたそうで、常連さんが抱きかかえて下山されていました

N26321img_0001 ユキノシタ科ノリウツギの開花です、円錐状の花序が特徴の白い萼片のきれいな花です

2637img_0001 既に下山中のハイカー数名とすれちがう

2784img_0001 賑わう大天井岳、12時ちょい過ぎです、ここでは食事も取れず 早々に下山にかかります

2835img_0001 クサリ場を上る女性ハイカー

2854img_0001 地蔵岳も賑わっています

2928img_0001 地蔵岳を下りるハイカーたち

2970img_0001 地蔵岳から七種山を望む

2991img_0001このG  クサリを使わずに下りるように指導されていました

33261img_0001 地蔵岳を下りるクライマー、あまり下りる姿は見かけませんがね

3673img_0001_2 ユキノシタ科ヤマアジサイの開花です、あまり派手さはありません

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3841img_0001 虹ヶ滝の渓流はかなり増水しています

3852img_0001 毎日が日曜日の身で あえてこの賑やかな日に登ることはないのですが、しばらく雪彦山にはご無沙汰していますし 見たい花もありましたので、梅雨の晴れ間早々に覗いてみました。

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◆ツチアケビ、山の神の錫杖と呼ばれることも

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ツチアケビ、その果実がアケビに似ていて、土に生えるからツチアケビだとか、でも その果実 はとても奇異なもので 真っ赤なバナナとかソーセージとかいわれることも、私が初めて薄暗い山中でその果実に出合ったときはちょっと薄気味が悪く恐る恐る近づいてみたものでした。ラン科ツチアケビ属、腐生植物なので葉っぱは無い、 1m近くある茶色っぽいその姿から「 山の神の錫杖」とも呼ばれることもある。直ぐ隣に立っている黒っぽい茎は昨年の花茎のなごり、果実は8月中旬には真っ赤になるのでまた見に行って見ましょうかね  7/7

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◆ミミカキグサ、日当たりの良い湿地で黄色が光る

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花茎の途中に付いている果実がミミカキに似ているのでミミカキグサです。ここでは背丈は10cm、花の大きさは1cm強、日当たりのよい湿地に咲いてみますが、背が低いので他の植物に隠れてあまり目立ちません。花は6月初めから咲き始めて、秋にも見られますので花期はかなり長いですね。  7/6

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◆ユウスゲ、夕方開花の夜咲き一日花

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0322img_0001 ほぼ開き切っていますかね

00142img_0001_2 こちらは翌日 萎んだ花のようです。
以上 徐々に開いていっているようにも見えますが、 同一の花ではありません。

でもこちらは 同一花の時間差ショットですI99712img_0001右手に蕾が2つ見えています 15:50

I05243img_0001_230分後には花が開き始めています 16:20
萎んだ花が見えていますが、夕方開いた花は 翌日の朝には終わる一日花です

こちらも 花が開き始めています、開ききるまでは粘れませんでした

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7/4

山中ではマユタテアカネが姿を見せています9528img_0001

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0621img_0001 頂上からの眺めは夢前川河口かな

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◆似たもの同士 サトキマダラ、ヤマキマダラ、ヒメキマダラ、キマダラモドキ

いずれもヒカゲチョウ(ジャノメチョウ)のよく似た仲間です

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6446img_0001 サトキマダラヒカゲです、近くの里山で普通に見られます。  5/9 5/24 6/14

Y72431img_0001 ヤマキマダラヒカゲでしょう、、サトキマダラヒカゲと酷似していてますが、少し標高の高い山に棲んでいます、後翅裏付け根の3つの紋の並び方が両種の見分け方の1つのポイントになっています。もともとはこの両種 キマダラヒカゲだったものが2つに分かれたそうです。

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7114himg_0001 ヒメキマダラヒカゲです、少し奥深い山に棲んでいます。  6/14

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キマダラモドキです、近くの里山でよく見かけますが 準絶滅危惧種になっています。 7/2、7/4

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◆コクラン、薄暗い所がお好みなのかな

黒ラン故に画像が少し暗めになっています

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Aa8154img_0001 どんな花なのか分かり難いので少し近づいてみましょう

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Bb8367img_0001 これでも込み合ってよく分かりません、もう一方の株を覗いてみます

Ab81772img_0001 正面から

Abc82741img_0001 背後から
これなら 背萼片、側萼片、側花弁、唇弁、ずい柱の様子が分かりますね。茎の上に付いている花は開きかけたところ、萼片は未だカールしておらず筒状になっていません。前投稿のクモキリソウと同じ仲間ですから、各花被片の形はよく似ていますね。背丈は10cmほど花の大きさは1.5cmほどですかね、クモキリソウ、ジガバチソウよりは小型です、木漏れ日もほとんど入らないような薄暗い雑木の下に生えています。

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Ac8189img_0001 もっと寄ってみました

E8120img_0001 まだ咲き始めたところで 蕾の状態のものが大半でした

E8438img_0001 昨年の果実のあとも残っています。  7/2

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◆ホシミスジ&コミスジ

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B5684img_0001 ホシミスジ、翅表に三筋のラインが走り、後翅裏根元に星を散らばめているので 星三筋 です。 直ぐ目の前を優雅に滑空している姿を 最近よく目にします。 6/27

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Kma43061img_0001 こちらは コミスジ、翅表に3本のラインが入っていますが、そのラインの様子は前出のホシミスジと少し違っています、翅裏に星模様もありません。  すこし古いですが 5月上旬

同じようなよく似た仲間に ミスジチョウ、フタスジチョウ、そしてまだ見たことにない オオミスジ がいます。

こちらはグミ科ナツアサドリ、美味しそうですね、実が立ち上がっているのが特徴です2854img_0001

2867img_0001 岡山県辺りではグミ類のことをアサドリと言うとか、そして初夏に実るので ナツアサドリです。山中で時々見かけますが 兵庫県では準絶滅危惧種、もともと岡山県を中心に兵庫県西部 広島県東部にしか自生しない 地域限定種のようですがね。 6/24

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◆ウツボグサ

16611img_0001 これは未だ咲き始め 6/22

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64871img_0001 穂が伸びて花は順次上方に移動していくようです 6/28

昔の戦で 馬に乗った時などに 弓を入れるために背中などに付けていたのが 靫 、ウツボグサの花の散った後が その靫に似ているのです。

こちらは ツツジ科ウスノキの果実 7155img_0001

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凹んだ部分を臼に見立てての命名です、食べたことはありませんが何だか硬そう

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◆なんと国蝶 オオムラサキではないですか

大きな蝶が上空を直線的にハイスピードで行き来している、アゲハ蝶ほどの大きさですが飛び方が違います、小鳥かなと思わせる雰囲気も見せ、大きなサナエトンボを追っ払ったりもしています。しばらく飛び回ったあと10mほど上の木の葉に止まって見えなくなったので、諦めてツマグロヒョウモンと遊んでいたら、また飛び回る姿を見せました。そして

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どうも ここが気になっていたようですね

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光線の加減によって鮮やかな紫色が浮き上がりますので♂さんでしょう

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オオムラサキとの出合いは 2度目、前回は県外だったので地元では始めて、しかも目の前でゆっくりしてくれています。タテハチョウの中では最も大きく前翅長5cm、翅を広げると10cmほどになります、幼虫の食草はエノキです。かなり気性の荒い蝶のようで、自分の縄張りに進入してくるものは、小鳥やスズメバチにもでも攻撃を仕掛けるとありました。  6/28

国蝶に指定された時の、全国どこでも見られるという1条件を クリアーしているように、それほど珍しい蝶ではないようですが、人前にはあまり姿を現わさないともありました。

こちらその時遊んでいたツマグロヒョウモン♂さんですAa6937img_0001

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69651img_0001 奥に止まっているトンボがオオムラサキに追っ払っわれていた大き目なトンボです

こちらは夏型のサカハチチョウです 63852img_0001

こちらは前回投稿した春型のサカハチチョウです(6月中旬)、かなり雰囲気が違っていますね

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◆クモキリソウ

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花のつくりが分かりに難いので 少し近寄ってみましょう

C52111img_0001 これでランの花のつくりである  背萼片・側萼片(2)・側花弁(2)・唇弁・ずい柱 が見て取れますね。
でももっと近づいて見ます(トリミングです)

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Da51291img_0001 下方に糸状に垂れているのは側花弁、両横に棒状に伸びている側萼片は萼片を巻き込んで筒状になっています。背丈15cm、花の大きさは2cmほど、根元に2枚付けた外縁を波打たせた葉も特徴です。  6/26

ラン科クモキリソウ属の仲間には、ジガバチソウ、スズムシソウ、コクランなどがあります。スズムシソウは知りませんが、コクランはもう直ぐの開花でしょう。
こちらは前投稿のジガバチソウのその後です 4870h1img_0001 -

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◆ミズイロオナガシジミ、81種目の初見の蝶となりました

53172img_0001 水色尾長しじみ、前翅裏は白地に2本の黒い帯、後翅裏は白地に1本の黒い帯 その帯の終端(胴体側)は レ 状に撥ねています(画像では長い尾状突起と レ 状に撥ねたところが分かり難いですがね、クリックすると画像が大きくなります)前翅長 1.5cmほど。翅表は見せませんが、黒っぽい色をしていて、微かに水色の紋が入っているそうです。雑木林で普通に見られる蝶のようで、この固体は明神山頂上 6/26です、幼虫の食草はブナ科のクヌギ、コナラ、アベマキなど。

初見の蝶は 今年に入ってアカシジミ、ウラキンシジミ、そしてこのミズイロオナガシジミと立て続けに3種、いずれも雑木林の樹上を生活圏とし 年一回発生の蝶で、6・7月しか姿を見せないシジミチョウの一群 ゼフィルス ということになりました。昨年の初見の蝶は、ヒメヒカゲ 1種だけだったので、今年はラッキーです、でももうおしまいかもしれません。

56081img_0001 こちらも期待していたのですが、ルリシジミのようです。同日明神山中腹にて

4799img_0001 こちらはお馴染み ベニヒカゲ、明神山ふもとです

57391img_0001 こちらは 先日の初見の蝶 アカシジミ、一度出合うと 近いうちに続けて出合う、こういうことってよくあるような気がします。 こちらは 6/27、先日見たのと同じ天下台山でした。

こちらモチノキ科イヌツゲ雌株の花です、櫛の材になるツゲに似ているが役にたたないので犬柘植です、犬ちゃんには悪いですがね。83651img_0001

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