◆山野のクリオネ、ヤマサギソウ
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
先に投稿したように、5/26 仙谷コースで氷ノ山に登り、三の丸を経て、わかさスキー場へ、そして自然探勝路を回って下山、その道すがらに出会った花々です
キンポウゲ科ルイヨウショウマ、漢字では類葉升麻、葉っぱがサラシナショウマに似ているというだけで付けられた単純な命名。小さな花が集まっているブラシのような花の径は 2cmほどだったかな。黒い果実を付ける筈ですが、もし赤い実を付けるようだったらアカミノルイヨウショウマです。山裾から仙谷下流で
ユリ科ホウチャクソウ、この花の形を 寺院の軒先に飾りとしてぶら下がる大型の風鈴である宝鐸(ホウチャク)に見立てての命名。花の長さ1.5cmほどだったか、よく似た感じの花にナルコユリ、アマドコロがあります。仙谷下流
ケマンソウ科ミヤマキケマンですかね、この辺りでは未だ頑張って咲いています。仙谷下~中流沿い
アカバナ科クルマバソウですかね、中腹までの沢沿いで一番多く見かけました。花の大きさが 5mmほどなのでズームレンズでは上手く撮れません。似た花にオククルマムグラがあります
ムラサキ科タチカメバソウ、立亀葉草とは面白い名前です、でもその由来は?、こちらも沢沿いの中流までに多く咲いています
メギ科ルイヨウボタン、葉の形がボタンに似ているので類葉牡丹、適した名前を思いつかなかったのですかね、前出のルヨウショウマも然りですね。仙谷中流ここではもう花はほぼ終わり、かろうじて2~3株が花を残していました
イワウメ科イワウチワ、仙谷を詰めてブナ林の尾根に乗ると沢山咲いています
ユリ科マイズルソウ、沢山の株がありますが、蕾を出しかけていたのは2~3だけ、今からが楽しみです。三の丸へ向かう稜線です
オオカメノキ、ここの稜線では未だ大丈夫なものも。装飾花は5枚です
カヤツリグサ科スゲ属の仲間です。カヤツリグサ科の種名同定は果胞や果実(痩果)にならないと分からないそうです
ニシギ科ツリバナ、花は地味ですが、この果実 は見て楽しむことが出来ます、コマユミと同じですね。
頂上で米ちゃんに「ツリバナを見ましたか」と聞かれ、「気が付きませんでしたね~」、ということだったのですが、最後の最後登山口を出たところで出会うとことが出来ました
最後の最後の後のヤブデマリ、前出のオオカメノキの花によく似ていますが、装飾花は4枚と小さいのが1枚です
その他に写した花には、エンレイソウ、ヤマルリソウ、ハタザオ、ヒメレンゲ、ニョイスミレ、タチツボスミレ、ムラサキサギゴケ、ウツギ、タニウツギがありましたが、上手く撮れていませんでした
| 固定リンク | 0
| コメント (6)
| トラックバック (0)
高木なのでカメラが届きませんが…、少し花に寄った過去の画像です
トチノキの幼木です
樹高30m、幹周り4mほどの落葉広葉樹、長い葉柄を持ち 5~7枚の小葉からなる掌状複葉、その大きさはこの辺りではホウノキと並んで最大級です
5/26 氷ノ山にて
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
芋の子を洗うほど賑わう氷ノ山頂上です、お馴染み 氷ノ山ガイドYさんの姿も見えていました
8時過ぎスタートで、デジ亀状態の仙谷コースでは4人に追い越されただけで、静かなものだったのですが、11時ごろ仙谷別れで主稜線に合流するや大勢のハイカーが、今日が山開きとはつゆ知らず、11:30着の山頂ではゆっくり昼食も取れそうもなく、早々に三の丸に向かいました
天気は上々
三の丸からの360度展望です
カメラ片手に、8時過ぎスタート、16時過ぎ帰着の 極ゆったり山歩きでした
出会った花は、ツリバナ、ルイヨウショウマ、ホウチャクソウ、チゴユリ、ルイヨウボタン(終わりかけ)、サンカヨウ(終わりかけ)、タチカメバソウ、クルマバソウ、ニリンソウ、イワカガミ、ユキザサ、蕾のマイズルソウ、ツクバネソウなどなど、また別途投稿予定です
昨年は 5/27に 同じコースをHCCメンバー5名で歩いています、その時は仙谷コースの雪渓に苦労しましたが、今年はほとんど雪は残っていませんでした。
また風景にモデルがいないと画像が引き立ちませんね
| 固定リンク | 0
| コメント (8)
| トラックバック (0)
コモウセンゴケの花に たどり着いたのが 昼過ぎだったので、花は既に閉じ始めていました。その日の日差しにもよるようですが、この花 午前中に目一杯開いて、何故か昼ごろから花弁を閉じ始めてしまいます。
昨年の午前中、目一杯花開いた状態です 、花の大きさは7mmほどの小型です
-
名前にコケとありますが、苔ではありません。水の微かに流れるような砂場に育つ、食虫植物です、見分けの付かないほどよく似た仲間に、トウカイモウセンゴケもあります
花茎がきれいなカーブを描いていて、蕾、花、そして終わった花を付けていますが、そのカーブの頂上のものが花開くようになっているようです
地面に沿うように伸びている葉っぱです、そのシャモジ型の先端部分に生えている沢山の繊毛に分泌さしている粘液で、小さい虫を捕らえて栄養源にしているそうです
5/20
| 固定リンク | 0
| コメント (4)
| トラックバック (0)
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
ヤマシャクヤク、今季2度目の投稿ですが、前回と生育地が異なっているので part2ということで、
ここではほぼ同じような環境の谷筋にかなり広範囲にわたって自生していますが、あわてずゆっくり咲こうとする蕾と、丁度見ごろの花と、既に終わってしまった花とが入り混じっています、したがって花は次から次へと開く訳で、かなり長期間に渡って花を楽しめるようです、一日花という訳ではありませんが、開いてしまった花の寿命は短いようですね 5/16
花びらをきれいなピンク色に染めた固体、part1では開きかけのもの を見ましたが、ここではきれいに開いているのを見せてもらいました
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ハルゼミが松の枝で鳴いていました、別名が晩春や初夏を表す季語の松蝉です、蝉の先頭を切って 5月初め~6月に発生、一箇所でジー・ジー・ジー…と鳴き声が聞こえ出すと、たちまちあちこちで一斉に合唱が始まります、でもクマゼミほどうるさくは感じませんでした。
このハルゼミ、松林に限って生息するそうでして、この山もそうですが、今あちこちの山でかなり松枯が進んでいます、更に松の枯死が進んでしまうと、ハルゼミが絶滅危惧種ということになりかねません 5/20
アサヒナカワトンボでしょう、4~8月にかけて発生、渓流沿いを行くと、次から次へと姿を見かけることになります
5/20
目玉模様が特徴のオオトモエです、登山道を歩くと、目の前少し先から飛び立つ大きな姿をよく見かけます。5~8月に発生、10cmほどの大型蛾ですが、この固体は未だ子供なのかそれほど大きくはありませんでした
5/20
そういえば先の5/20夜、蛍が姿を見せていました
| 固定リンク | 0
| コメント (4)
| トラックバック (0)
エビネです、地下で横に連なる塊茎が海老のように見えるそうです
こちらはセッコク、古木や岩場などに着生しています。でも今時この辺りでは、山野で自生しているものは、絶壁の遥か彼方、人は勿論 カメラも届かないようなところでしか見ることは出来ません
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ツツジ科ウスギヨウラク、薄黄色の瓔珞(ヨウラク=仏様の装身具)に見立てられた その色合いと、別名ツリガネツツジと呼ばれる釣鐘型の花の形と、花の頭部のヒゲとが、なんともいえない趣があり、毎年撮りたくなる花のひとつです。
ハイカーの間で釣鐘型ツツジで人気があるのは、なんといっても サラサドウダン ですが、こちらのウスギヨウラクの方が私は好きですね 5/12
こちらはシロバナウンセンツツジ、花の大きさは2cmほどと ツツジの中では小型、ここでは少し盛りを過ぎていました
5/12
| 固定リンク | 0
| コメント (4)
| トラックバック (0)
| 固定リンク | 0
| コメント (3)
| トラックバック (0)
キエビネです、エビネ に比べると大柄で黄一色、少し繊細さに欠けるところがありますかね
山裾の少し薄暗い林の下に群生していました、勿論初見の花ですが どうも移植されたもののようです 5/7
こちらは同じところに咲いていましたが、エビネとキエビネの交配種のタカネエビネのようです
白毛山の麓の溜め池で若者が釣りをしていたので、何が釣れるのですかと尋ねると、ブラックバスとのことでした
広戸山でギフチョウを見かけたと話すと、ああそれは分かります 那岐山で放蝶されものです とのことでした
タカサゴユリがテッポウユリに取って代わったり、アライグマ、ヌートリアが暴れたりする話も聞きます
生態系のバランスが崩れて、種の絶滅に至らないような配慮が必要な場合もあります
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
| 固定リンク | 0
| コメント (4)
| トラックバック (0)
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
トラフジジミです、トラフは虎斑、春型は 夏型 に比べると白ラインが鮮やかで 縞模様がはっきりしていますが、タイガーはちょっと連想し難いですね。
このトラフジジミなどシジミチョウを遠くから見た時、目が悪いせいもあってか、どちらが頭なのか尻尾側なのか分かり難くいことがありますが、その訳は
後翅の尾状突起を触覚に、尾状突起の根元部分の丸い斑点模様を目玉に見せて、尻尾側を頭側に擬態して、天敵からの頭部への攻撃を避ける 狙いがあるそうです
ツバメシジミです、名前の由来となった 尾状突起が、残念ながら見えていません
コツバメです、その俊敏な飛び方を燕の飛び方に見立てての命名のようです。ジジミチョウの仲間としては地味な蝶、年一回の早春の発生で 3~5月しか その姿を見ることが出来ません
キタキチョウです、キチョウは知っていましたが、キタキチョウは初めてだったので、初見の蝶かと喜んでいたのですが、何のことは無い この辺りで見かけるキチョウはキタキチョウという名前になったそうです
サトキマダラヒカゲです、これから山裾で見かけることが多くなりますね
4/27、28
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント