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2013年5月

◆山野のクリオネ、ヤマサギソウ

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Img_8876 ラン科ツレサギソウ属 ヤマサギソウです、オオバノトンボソウに似ていますが、クリオネと呼ばれる所以のツノを2本出しているところや花期などが異なっています
ランの花のつくりは決まっていて、背ガク片(1)、側ガク片(2)、側花弁(2)、唇弁(1)、それに距とズイ柱、そして花柄もあります。このヤマサギソウ、撮り方も拙いですが、つくりが分かり難いですね。
5/25

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◆氷ノ山で出会った花々・5/26

先に投稿したように、5/26 仙谷コースで氷ノ山に登り、三の丸を経て、わかさスキー場へ、そして自然探勝路を回って下山、その道すがらに出会った花々です

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Rsimg_2889 キンポウゲ科ルイヨウショウマ、漢字では類葉升麻、葉っぱがサラシナショウマに似ているというだけで付けられた単純な命名。小さな花が集まっているブラシのような花の径は 2cmほどだったかな。黒い果実を付ける筈ですが、もし赤い実を付けるようだったらアカミノルイヨウショウマです。山裾から仙谷下流で

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Hoimg_2250h ユリ科ホウチャクソウ、この花の形を 寺院の軒先に飾りとしてぶら下がる大型の風鈴である宝鐸(ホウチャク)に見立てての命名。花の長さ1.5cmほどだったか、よく似た感じの花にナルコユリ、アマドコロがあります。仙谷下流

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Kiimg_9047 ケマンソウ科ミヤマキケマンですかね、この辺りでは未だ頑張って咲いています。仙谷下~中流沿い

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Yimg_9103 ユリ科チゴユリ、麓から頂上付近まで咲いていました

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Kuimg_1651 アカバナ科クルマバソウですかね、中腹までの沢沿いで一番多く見かけました。花の大きさが 5mmほどなのでズームレンズでは上手く撮れません。似た花にオククルマムグラがあります

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Tkimg_9749 ムラサキ科タチカメバソウ、立亀葉草とは面白い名前です、でもその由来は?、こちらも沢沿いの中流までに多く咲いています

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Rbimg_1468 メギ科ルイヨウボタン、葉の形がボタンに似ているので類葉牡丹、適した名前を思いつかなかったのですかね、前出のルヨウショウマも然りですね。仙谷中流ここではもう花はほぼ終わり、かろうじて2~3株が花を残していました

Hshimg_9853t2 ナデシコ科サワハコベ、花の大きさは 1cm足らず

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Niimg_9613t キンポウゲ科ニリンソウ

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Img_2156 メギ科サンカヨウ、花はもう終わりかけです

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Wimg_0279 イワウメ科イワウチワ、仙谷を詰めてブナ林の尾根に乗ると沢山咲いています

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Ukimg_0348 ユリ科ユキザサ、広い範囲で咲いています

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Mzimg_0809 ユリ科マイズルソウ、沢山の株がありますが、蕾を出しかけていたのは2~3だけ、今からが楽しみです。三の丸へ向かう稜線です

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Img_1481t オオカメノキ、ここの稜線では未だ大丈夫なものも。装飾花は5枚です

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Tukimg_1374t2 ユリ科ツクバネソウ、三の丸からの下山コースで

Mimg_1299 ミカン科ミヤマシキミ

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Kimg_2177 カヤツリグサ科スゲ属の仲間です。カヤツリグサ科の種名同定は果胞や果実(痩果)にならないと分からないそうです

Umimg_9060 キンポウゲ科キンポウゲ=ウマノアシガタ

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Img_2844 ニシギ科ツリバナ、花は地味ですが、この果実 は見て楽しむことが出来ます、コマユミと同じですね。
頂上で米ちゃんに「ツリバナを見ましたか」と聞かれ、「気が付きませんでしたね~」、ということだったのですが、最後の最後登山口を出たところで出会うとことが出来ました

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Img_6778 最後の最後の後のヤブデマリ、前出のオオカメノキの花によく似ていますが、装飾花は4枚と小さいのが1枚です

その他に写した花には、エンレイソウ、ヤマルリソウ、ハタザオ、ヒメレンゲ、ニョイスミレ、タチツボスミレ、ムラサキサギゴケ、ウツギ、タニウツギがありましたが、上手く撮れていませんでした

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◆トチノキの花と遊ぶ

Aimg_2291 あれっ!                これは偶々です

Ajimg_1698          こちらは人為的です

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Img_1866 沢の流れにいつまでも翻弄されて

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Img_2453 高木なのでカメラが届きませんが…、少し花に寄った過去の画像です

Img_2163トチノキの幼木です

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樹高30m、幹周り4mほどの落葉広葉樹、長い葉柄を持ち 5~7枚の小葉からなる掌状複葉、その大きさはこの辺りではホウノキと並んで最大級です
  5/26 氷ノ山にて

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◆芋の子を洗うが如し 氷ノ山・5/26

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Img_0729 芋の子を洗うほど賑わう氷ノ山頂上です、お馴染み 氷ノ山ガイドYさんの姿も見えていました

8時過ぎスタートで、デジ亀状態の仙谷コースでは4人に追い越されただけで、静かなものだったのですが、11時ごろ仙谷別れで主稜線に合流するや大勢のハイカーが、今日が山開きとはつゆ知らず、11:30着の山頂ではゆっくり昼食も取れそうもなく、早々に三の丸に向かいました

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Img_9114t_2 花を求めて仙谷コースに入ります

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Img_9519_2 トチノキなどの大木、そして新緑に癒されます

Img_9758天気は上々

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Img_0021 仙谷を詰めて

Img_0212 尾根に乗ると 若いブナ林へ

Img_0415 主稜線に合流すると大賑わいです

Img_0452t こしき岩上に人影が

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Img_0551 こしき岩からの氷ノ山越え方面と、鉢伏山方面

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Img_0622 頂上へ頂上へと進むハイカーたち

Img_0723 頂上では山開きに当たって、安全祈願の神事が行われるようです

Img_0752 早々に頂上を後にして三の丸へ

Img_0780 目指す三の丸です

Img_0958 氷ノ山を振り返える

Img_1085 三の丸到着、こちらは静かなものです

Img_1121 三の丸からの氷ノ山

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Img_1070 避難小屋と休息小屋

三の丸からの360度展望です

Img_1125 若桜方面に下ります

Img_1208 三の丸コースからの氷ノ山、こしき岩も見えています

Img_1252 三の丸コースのブナ林を通過

Img_1408 スキー場を少し下りて、自然探勝路に入ります

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Img_2619 自然探勝路から、再び仙谷コースに入り無事下山です

カメラ片手に、8時過ぎスタート、16時過ぎ帰着の 極ゆったり山歩きでした
出会った花は、ツリバナ、ルイヨウショウマ、ホウチャクソウ、チゴユリ、ルイヨウボタン(終わりかけ)、サンカヨウ(終わりかけ)、タチカメバソウ、クルマバソウ、ニリンソウ、イワカガミ、ユキザサ、蕾のマイズルソウ、ツクバネソウなどなど、また別途投稿予定です

昨年は 5/27に 同じコースをHCCメンバー5名で歩いています、その時は仙谷コースの雪渓に苦労しましたが、今年はほとんど雪は残っていませんでした。
また風景にモデルがいないと画像が引き立ちませんね

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◆じぇじぇじぇ! その後

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一週間ほど前の投稿 「じぇじぇじぇ!」、その後の様子を見に行ってきました。クマガイソウpart2ということになりますね

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◆コモウセンゴケ

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コモウセンゴケの花に たどり着いたのが 昼過ぎだったので、花は既に閉じ始めていました。その日の日差しにもよるようですが、この花 午前中に目一杯開いて、何故か昼ごろから花弁を閉じ始めてしまいます。
 昨年の午前中、目一杯花開いた状態です 、花の大きさは7mmほどの小型です

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Img_4436 名前にコケとありますが、苔ではありません。水の微かに流れるような砂場に育つ、食虫植物です、見分けの付かないほどよく似た仲間に、トウカイモウセンゴケもあります

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Img_4444 花茎がきれいなカーブを描いていて、蕾、花、そして終わった花を付けていますが、そのカーブの頂上のものが花開くようになっているようです

Img_3906t 地面に沿うように伸びている葉っぱです、そのシャモジ型の先端部分に生えている沢山の繊毛に分泌さしている粘液で、小さい虫を捕らえて栄養源にしているそうです  5/20

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◆おはようハイキングat八丈岩山・5/25

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Img_8167t_2 登山口に向けて

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Img_8199_2 東側登山口から登る

Img_8243_2 頂上でのひとコマ、何か若かりしころの懐かしい写真に見入っているようです

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Img_8275_2 頂上の様子です

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Img_8310_2 下山の様子です

Img_8418t2_2 その後登った鬢櫛山からの八丈岩山です

Img_8404_2 モチノキ科ソヨゴの5mmに満たない小さな花が咲き始めていました。風に吹かれた葉がソヨソヨと音を立てるので ソヨゴ と命名される、漢字では 冬青、常緑小低木故の当て字です

Jimg_8373_2 先週には咲き始めていたジンチョウゲ科ガンピ

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Jbimg_8350_2 こちらは イボタノキ、ガンピの花と形がよく似ているので ジンチョウゲ科かなと思っていたらモクセイ科
この樹皮に、いぼた蝋を分泌するイボタロウムシが寄生するので イボタノキと命名されたとか、何とも主体性の無い名前です
昔の子供は、ガンピとイボタノキのイボタロウムシを探して、和紙と、いぼた蝋の材料として買ってもらい、小遣い稼ぎをしていたそうです

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◆コケイラン&エビネ再び

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Eimg_6574t コケイラン、別名ササエビネ、渓流沿いの林道の山側と谷側の両方に咲いていました。背丈は20cmほど、細長い葉(披針形)を2枚出していますが、葉を確認できないものものもありました、総状花序の下から順に花開いていきますが、帰りに覗いてみると、3つほど新たに花開いていました  5/21 

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Img_8068 こちらは エビネ、一週間後再びの様子です

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Img_6865h この辺りでは 未だフジの花が元気です

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◆ヤマシャクヤク part2

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ヤマシャクヤク、今季2度目の投稿ですが、前回と生育地が異なっているので part2ということで、
ここではほぼ同じような環境の谷筋にかなり広範囲にわたって自生していますが、あわてずゆっくり咲こうとする蕾と、丁度見ごろの花と、既に終わってしまった花とが入り混じっています、したがって花は次から次へと開く訳で、かなり長期間に渡って花を楽しめるようです、一日花という訳ではありませんが、開いてしまった花の寿命は短いようですね  5/16

花びらをきれいなピンク色に染めた固体、part1では開きかけのもの を見ましたが、ここではきれいに開いているのを見せてもらいましたImg_7082

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◆初夏に姿を現す 昆虫 3種

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Img_4109 ハルゼミが松の枝で鳴いていました、別名が晩春や初夏を表す季語の松蝉です、蝉の先頭を切って 5月初め~6月に発生、一箇所でジー・ジー・ジー…と鳴き声が聞こえ出すと、たちまちあちこちで一斉に合唱が始まります、でもクマゼミほどうるさくは感じませんでした。
このハルゼミ、松林に限って生息するそうでして、この山もそうですが、今あちこちの山でかなり松枯が進んでいます、更に松の枯死が進んでしまうと、ハルゼミが絶滅危惧種ということになりかねません  5/20

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Img_3925 アサヒナカワトンボでしょう、4~8月にかけて発生、渓流沿いを行くと、次から次へと姿を見かけることになります  5/20

Img_3945t 目玉模様が特徴のオオトモエです、登山道を歩くと、目の前少し先から飛び立つ大きな姿をよく見かけます。5~8月に発生、10cmほどの大型蛾ですが、この固体は未だ子供なのかそれほど大きくはありませんでした  5/20
そういえば先の5/20夜、蛍が姿を見せていました

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◆今年も会えました クマガイソウ

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熊谷草、背丈は20cmほど、花の大きさは8cmほどだったかな~、日本の野生のランでは最大級とか。その袋状の唇弁を 熊谷直実が戦いの時 流れ矢を防ぐ為に背負っていた母衣(ホロ)に見立てての命名、一方よく似たアツモリソウは平敦盛の母衣に見立てて命名とか。(一昨年記述のままです)

この花、山野で人手が入らずに自生しているものはかなり稀です、これから先も人手の入らない自然環境のままで、株を増やしながらずーと 咲き続けて欲しいものです

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◆コキンバイザサ、ポピュラーな花ではありませんが…

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Img_3066t コキンバイザサ、花の背丈は 5cm強、大きさ1cmほど、数本の背丈20cmほどの葉の陰ということもあり あまり目立ちません、また今の時期はあちらこちらで、同じ黄色のニガナの花が幅を利かせているのでなお更目立ちません。
でも珍しい花なので、毎年咲いているかなと出かけてみます。気まぐれな開花で、 なので毎年上手く撮れません  5/18

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◆エビネ&番外編セッコク

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Img_2191 エビネです、地下で横に連なる塊茎が海老のように見えるそうです

Img_3336 こちらはセッコク、古木や岩場などに着生しています。でも今時この辺りでは、山野で自生しているものは、絶壁の遥か彼方、人は勿論 カメラも届かないようなところでしか見ることは出来ません

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◆ウスギヨウラク&シロバナウンゼンツツジ

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Bcimg_9508 ツツジ科ウスギヨウラク、薄黄色の瓔珞(ヨウラク=仏様の装身具)に見立てられた その色合いと、別名ツリガネツツジと呼ばれる釣鐘型の花の形と、花の頭部のヒゲとが、なんともいえない趣があり、毎年撮りたくなる花のひとつです。
ハイカーの間で釣鐘型ツツジで人気があるのは、なんといっても サラサドウダン ですが、こちらのウスギヨウラクの方が私は好きですね  5/12

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Jimg_9626 こちらはベニドウダン   5/7

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Afimg_9401 こちらはシロバナウンセンツツジ、花の大きさは2cmほどと ツツジの中では小型、ここでは少し盛りを過ぎていました  5/12

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◆おはようハイキングat八丈岩山・5/18

Img_2369 登山口に咲く ノイバラ

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Img_2389 登山口からの姫路市街と桶居山

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Img_2417 堰堤横を登る

Gimg_3099 ジンチョウゲ科ガンピの開花です、この千切ろうとしてもとしても千切れない強靭な樹皮は和紙の原料になります

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Img_2500 途中から一旦北東方向、マンションの横に下ります

Img_2517 次の登山口に向けて住宅街を行く

Gimg_2522 ちょっと苦しいですが、北登山口のホウノキの花です

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◆じぇじぇじぇ!

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         こ、これは   ひとめ70株 開花が楽しみです

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◆優雅な見立て ジュウニヒトエ

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Aeimg_5225 花を連ねて立ち上がった様子を、女性装束の十二単に見立てての命名、花はまだまだ背丈を伸ばして20cmほどに立派に成長するものもあります  5/7
よく似た仲間に、外来園芸種が 逸出して野生化しているセイヨウジュウニヒトエがあるようですが、花の色は濃い目の紫色のようです。また自然交配種のジュウニキランソウというのもあるそうです

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Img_8803 花茎が立ち上がらずに、地を這うような仲間には、キランソウ(ジゴクノカマノフタ)、ニシキゴロモ、ツクバキンモンソウなどがありますが、似たもの同士で同定は煩わしいです

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◆サクラソウ&クリンソウ

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Fbimg_0753 サクラソウの仲間はいろいろあってちょっとややこしいです
白花も咲いていました    5/14

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Img_0280 こちらはサクラソウのクリンソウです    5/14

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◆自力で花粉を放つ カテンソウ

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イラクサ科カテンソウ(花点草)、その雄花の面白いところは、5本の雄しべを順次1本づつ 撥ねるように開いていくのですが、そのピンと撥ねるように開く時に ポワ~っと一塊の煙状の花粉を飛ばすことです

以下↓雄しべの開く様子ですImg_8193 雄しべを開く前のカテンソウです、横にあるのは蕾です

Img_8203 一本目の雄しべが弾くように開きました、その勢いで放出された煙状の一塊の花粉は撮れません

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Img_8238 2本目です

Img_8256 3、4本目と続けて開きました

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Img_8280 5本目、全てが開きました、この間5分ほどのことです

Img_8380その後、雄しべは閉じていきます、そして再び弾くように開いて残っていた花粉を飛ばすものもあります

Img_9030 帰りに覗いてみると ほぼ閉じていました

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Img_5057t花粉は透明な袋状の中に収まっているようです

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4月末、5/1

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◆初夏を飾る花々 その2

Abimg_0562tAccimg_0586Acimg_0472Acimg_0543Adimg_0499Adimg_0595   

Img_0598_2バラ科カマツカ、材が丈夫で鎌の柄などに使っていたので 鎌柄、別名ウシゴロシです。落葉小高木、2mほどのものをよく見かけますが、7mほどのものもあります  5/14

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Img_0886 ハイカー泣かせ、恐怖のジャケツイバラ・蛇結茨(マメ科)、これに絡まれて衣服にトゲが2本食い込むと脱出不可能、もがくと更に絡まります  5/14

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Img_0055 キンラン part2です、他のランが目当てだったのですが、環境が変わっていて見当たりませんでした

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◆初夏を飾る花々

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Img_7532 キョウチクトウ科テイカカズラ、甘い香りは感じることが出来ませんでした

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Img_9796 キク科ハルジオン、名前には春を冠していますが、この辺りでは5月が咲き始めようです

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Img_6936 シソ科タツナミソウ

Img_7319 ユリ科ソクシンラン

Img_8645t キク科ミヤマヨメナ、初夏に咲く野菊です。

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Img_9609ch ユキノシタ科ウツギ、別名が卯の花

Img_8776t スイカズラ科タニウツギ、開花までもう少しです

Img_9667 ユキノシタ科コガクウツギ
ここでは 後は、オオカメノキが間もなく開花の様子でした
5/9、12

Img_7382 ついでに サトキマダラヒカゲです

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◆これは キエビネ、でも…

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Img_5645 キエビネです、エビネ に比べると大柄で黄一色、少し繊細さに欠けるところがありますかね
山裾の少し薄暗い林の下に群生していました、勿論初見の花ですが どうも移植されたもののようです  5/7

Jimg_5768 こちらは同じところに咲いていましたが、エビネとキエビネの交配種のタカネエビネのようです

白毛山の麓の溜め池で若者が釣りをしていたので、何が釣れるのですかと尋ねると、ブラックバスとのことでした
広戸山でギフチョウを見かけたと話すと、ああそれは分かります 那岐山で放蝶されものです とのことでした
タカサゴユリがテッポウユリに取って代わったり、アライグマ、ヌートリアが暴れたりする話も聞きます
生態系のバランスが崩れて、種の絶滅に至らないような配慮が必要な場合もあります

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◆おはようハイキングat八丈岩山・5/11

Img_7895 今日は雨模様で参加者は10名ほどと少なめ

Img_7948 東側登山口から

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Img_8013 途中で一旦山を下りて

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Img_8047 北側登山口から再び山へ

Img_8059 時間が無くなったので、まだまだ足を延ばされる様子のメンバーと別れて、一人頂上へ

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Img_8358 下山時には雨になってしまいました

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◆キンラン&ギンラン、 そしてイチヨウランpart2

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Bcimg_7826 キンランです、昨年の果実の名残も見せています  5/9
ここの登山道傍の3株は今年も見ることが出来ましたが、昨年立派な花を咲かせていた七種山駐車場の直ぐ先のキンランは、今年も花芽を出していたのは確認したのですが、その5日ほど後に覗いてみると、なんと株の跡形はなく、その代わりに 凹と掘られたようなくぼみがありました、そんな予感はしていたのですが、心無い行為にショックです

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Img_3342 こちらは ギンラン、登山コースは違いますがキンランと同じ山に育っています  5/8

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Dimg_4828 こちらはイチヨウランpart2、深い山奥で地味な花を咲かせているので、人目に付くことは少ないでしょう  5/7

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◆ピンクのハートが可愛い サツマイナモリ

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Ajimg_9149 アカネ科サツマイナモリ、こちらは長花柱花、雌しべが長く伸び出しています、そのピンクの先端が2裂して に見えます。
雄しべの先端は花筒の中間に収まっています

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Bcimg_9397 こちらは短花柱花、雄しべが伸びて姿を見せています
同じアカネ科のツルアリドウシも短・長花柱花の2種類がありますね

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Eimg_9139 サツマイナモリ、ちょっと変わった甘えですが、薩摩の国で見つかった稲盛草とのことです
薄暗い渓流に咲いています  5/1

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◆ヤマシャクヤク on para

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ヤマシャクヤク、しつこく on parade です。北部の標高800m辺りでは、蕾も見られる今が見ごろです  5/2

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◆セッピコテンナンショウ&タカハシテンナンショウ&マムシグサ

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Aeimg_8737 セッピコテンナンショウです、まぼろしの天南星 絶滅危惧ⅠA類 、一昨年久し振りに復活、ここに一株のみです   5/1

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Img_4095 タカハシテンナンショウです、こちらは絶滅危惧ⅠB類、ここでは数株が咲いていました。
岡山県高梁市で新種として確認されての命名で、岡山県、広島県しか自生していないようです。  4/23
セッピコテンナンショウは雪彦山で新種として確認されもので、自生地は兵庫県だけですかね。
テンナンショウの仲間は四国産などのものも含めて、地域独特の種があり同定が難しいですが、最近はDNA鑑定も持ち込まれているようです

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Img_8654 こちらは良く見かけるマムシグサ、茎の模様を蝮に見立てたとか、仏炎苞の部分を鎌首をもたげた蝮に見立てたとかでの命名です

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◆久し振りの鉾立山周回・ 5/4

Img_2351 出雲岩を行く

Img_2373 クサリ場を上る

Img_2404t 見晴らし岩からの七種山

Img_2854 若者のファッションはいいですね~

Img_2417 セリ岩に入る

Img_2459 第二見晴らし岩からの明神山

Img_2471 ロープ場を上る

Img_2552 七種山&明神山

Img_2577 大天井岳通過 10:35

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Bimg_2382c_2 アケボノツツジ、ヒカゲツツジ、コバノミツバツツジの最後の頑張り

Img_2690 20kgを背負う若者G

Img_2715 雪彦山三角点 815m

Img_2727 ドロンコ道コース分岐

Img_2753 鉾立山で昼飯 11:45 、奥のグループは焼肉、左手単独行はツナ缶入りカレースパゲッティ、われ等は助六とおにぎり

Img_2758t シハイスミレ

Img_2779 鉾立第二展望所からの明神山、手前に大天井岳

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Img_2891 稜線を外れ 虹ヶ滝に向けて

Img_3025 虹ヶ滝を渉る

Img_2725 オチフジです

Img_3212 岩峰にお別れ

Img_3257 無事下山 9:10出発 13:30の早い下山でした
駐車場にはまだ多くの車がありますが、この後一時的ですが かなりの雨が降ってきました

Img_5442 麓に咲くシャガです

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◆野沢温泉から舞い込んできた珍しい現象

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Cax3zize 太陽の周りに虹が!もうひとつ下にも虹が !! とてもキレイでした
(毛無山頂上、5/4 昼前)

Caltnxas まだ 滑っているんですか、青空の下で楽しめていいですね~

日暈(ひがさ)orハロ という現象のようで、しかも水平環(下の水平な虹)も見られたとはちょっと珍しいようですね
地震などは心配しなくてもいいでしょう

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◆おはようハイキングat八丈岩山・5/4

Img_2133 堰堤横を登る B班

Img_2173 頂上の様子 B班

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Img_2239 岩場を登る A班
最近は2組に分かれて別コースで登っています

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Mimg_2165 山はコバノミツバツツジからヤマツツジ、モチツツジへと代わっています

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◆おもろい表情しとるな~ イチヨウラン

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Img_0995 表情のある花は撮っていて楽しいですね、このイチヨウランを初め、ショウキランマネキグサミヤマウズラ、辺りが代表格ですかね。
イチヨウランは一葉蘭、根元に特徴ある葉を一枚だけ広げています。やっと見つかったのは一株だけ、いろいろな角度から です 

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◆渓流沿いに咲く ミヤマキケマン

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Img_3862 恐らくミヤマキケマンでしょう、今シーズン山中3ヶ所で見かけましたが、いずれも渓流沿いの岩場付近に咲いていました。
ケシ科キケマン属の仲間で黄色い花を咲かせる似たもの同士に、フウロケマン、ツクシケマン、ヤマキケマン、そしてミヤマキケマン、キケマンなどがあって、同定はややこしいです。
また前出のヤマエンゴサク、ムラサキケマン等も同じキケマン属です
4/23~5/2

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◆ツクバネウツギの開花

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Img_7729 スイカズラ科ツクバネウツギ、その花の根元にある 4~5枚のガク片が秋に果実を付けてクルクル舞い落ちる様子を羽根衝きの衝羽根に見立てての命名です。コツクバネウツギもありますが、そちらはガク片が2~3枚です。
スイカズラ科の仲間はスイカズラを初めに、ウグイスカグラ、アベリアなど花を2個セットで咲かせるものが多いようです。
4/29

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◆トラフ、ツバメ、コツバメ etc

Img_6970 トラフジジミです、トラフは虎斑、春型は 夏型 に比べると白ラインが鮮やかで 縞模様がはっきりしていますが、タイガーはちょっと連想し難いですね。
このトラフジジミなどシジミチョウを遠くから見た時、目が悪いせいもあってか、どちらが頭なのか尻尾側なのか分かり難くいことがありますが、その訳は

Img_6939t 後翅の尾状突起を触覚に、尾状突起の根元部分の丸い斑点模様を目玉に見せて、尻尾側を頭側に擬態して、天敵からの頭部への攻撃を避ける 狙いがあるそうです

Img_7443t ツバメシジミです、名前の由来となった 尾状突起が、残念ながら見えていません

Img_6495t コツバメです、その俊敏な飛び方を燕の飛び方に見立てての命名のようです。ジジミチョウの仲間としては地味な蝶、年一回の早春の発生で 3~5月しか その姿を見ることが出来ません

Img_7018th キタキチョウです、キチョウは知っていましたが、キタキチョウは初めてだったので、初見の蝶かと喜んでいたのですが、何のことは無い この辺りで見かけるキチョウはキタキチョウという名前になったそうです

Img_6725th サトキマダラヒカゲです、これから山裾で見かけることが多くなりますね

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4/27、28

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