サトイモ科ハンゲ属オオハンゲです。大半夏は半夏(カラスビシャク)の大型判、半夏は半夏生(72候の一つで7月2日ごろ)に花を咲かせるから。
カラスビシャクに似ていますが、カラスビシャクより少し大型、日陰に育つ、葉は3小葉でなく 3深裂、ムカゴをつくらない点が違っています。ここのオオハンゲは背丈30cmほどと少し小型、普通は50cm近くあります
サトイモ科テンナンショウ属マムシグサ、あまあちらこちらでよく見かける果実の状態、この果実、もうすこしすると どきつい赤色に熟します
7/30
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ムラサキ科オニルリソウorオオルリソウ、両者大変よく似ているので区別がつきません。背丈50cmほど、よく分岐する枝先に、ムラサキ科固有の5弁のルリ色の5mmほどの花を1~3個咲かせています。花の終わった部分はひっつき虫の果実になっています。
7/8
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日当たりの良い湿地に 仲良く揃って咲く ミミカキグサ三兄弟です




ホザキノミミカキグサ、三兄弟の中で一番のっぽです
ミミカキグサです、三兄弟の中では一番花期が長く、初夏から初秋まで花を見ることが出来ます
こちらはムラサキミミカキグサ、三兄弟の中で一番地味で目立たず、咲いている花の数も一番少ないです
7/18
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7/27(土)おはようハイキングの様子です、暑い中ですが30名ほどの参加者があり、三手ほどに分かれて、自分にあったコースを登りました
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ゴマノハグサ科ヒナノウスツボ、花の形も名前も変わっています。壷状の花の中に仮雄しべ、雄しべ、雌しべが見えています。4つになるはずの雄しべが未だ1つだけと全開ではないようですが、一輪だけ咲き始めていました。大きさ1cmほどの地味な花が、渓流沿いの薄暗いところに咲いているので、ちょっと目立ちません。
7/26
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イワタバコ科イワタバコ、雪彦山で咲き始めていました、蕾が多いのでこれからまだまだ楽しめると思います、渓流の水の掛かるような岩場に育っています
7/26
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ユリ科ハナゼキショウ、別名イワゼキショウ、岩壁の高所に咲いているのでなかなかとらえきれません。ウチョウランも一緒に咲いています。
7/16
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ラン科フウランです、 傍の案内板には
「市川町指定天然記念物 大歳神社の野生のフウラン
フウラン(風蘭)は直径0.1mm以下という微粒種子を風の中に放ち、太い樹幹や高い梢に着生する。着生すると約10年かかって花が咲く。開花時期は7月頃で、葉の根元から花芽が伸び出し、白く小さな花を3~10花咲かせる。花の周辺には甘い芳香が漂う。
大歳神社のフウランは、ムクの大木の幹(地上約15m)に群生している。このように民家近くで野生のフウランが群生していることは珍しく、昭和58年に天然記念物に指定された。市川町教育委員会」 とあります
先端を跳ねた細長い距が個性的です、また空中に伸びている白い根も見えています。樹皮が剥がれないように針金などで一部保護されている様子も窺えます
葉、花、香りの3拍子揃った観賞価値が高い植物といわれますが、何せ15mほど高い所なので 窺い知ることが出来ません。
同じように樹木に着生するランにカヤランがあります、このような樹木などに着生する植物は強い風の吹いた後などに、運が良ければ地上に落下したものを見ることができます。
7/14 画像はトリミング拡大しています
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ユキノシア科アジサイ属ノリウツギ(糊空木)、円錐状の花序が特徴の落葉低木です。名前の糊は、この樹液を和紙をすく際の糊に利用していたから、空木は茎の中心部がスポンジ状のものは詰まっているが、中空になっているから、でもウツギ属ではなくアジサイ属です
ユキノシタ科ヤマアジサです
ツツジ科アクシバ、花弁をカールさせた大きさ1cm足らずの可愛い花です
少し前のこと、
7/8の雪彦山でした
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ユリ科オニユリ、前出の優しい花を咲かせる姫百合に対して、少し荒々しい花を咲かせるので鬼百合なのでしょうか。
前出のコオニユリと花の形はほぼ同じ、でもオニユリは葉の付け根にムカゴをつくるのです、そして種子は作らずにムカゴで繁殖するとか
7/20
よく似た花を咲かせるクルマユリもありますね、こちらは少し標高の高い所に育ち、葉を数枚車輪状に輪生させています
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頂上の様子

上から 姫路城、姫路発電所、男鹿島、雲
7時までは何とか凌げるが、それを過ぎると
、登山口に向けて歩き出したせいもあるのだろうが。
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ユリ科ヒメユリ、山野草愛好家から情報を貰い、早々に出かけました、環境省RDBカテゴリ・絶滅危惧ⅠB類(EN)、勿論初見の花です。背丈50cmほど、茎の頂上に上を向いて咲く花の大きさは7cmほどで、花が重くてか茎の撓んでいるものもあります
7/12
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花弁が反り返ってまん丸になっています、これだけきれいに反り返っているのは初めて見ました
花弁同士がが絡み合って 腕を組んでいるようです
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マチン科ホウライカズラ属チトセカズラ、つる性常緑の木本です。花の大きさは1cmほど、他の植物を薄く覆うようにして細い枝を伸ばしていますが、巻き蔓はないようです。
チトセカズラは兵庫県と中国地方にのみ育つ地域限定種、沢沿いに育つことが多いですが、この固体は山中尾根筋の鞍部に育っています。
7/10
同じ仲間にホウライカズラがありますが、よく似ていて花が咲かないと区別しにくい様です、でもマチン科とはあまり聞いたことがありません。
こちらの蕾を沢山付けている株は沢筋に育つもの、7/16 で未だ蕾の状態なので前出のものとは10日ほど花期がずれているようです
チトセカズラといえば、葉に入るきれいな斑紋が知られていますが、そのような葉は見当たりません、花が咲くころになると(成長すると)その斑紋が消えてしまうのですかね、それとも生育環境なのですかね(画像は別の場所で撮った幼木の葉です)
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6月の未投稿画像を捲っています

ムラサキ科ムラサキ属ムラサキです。古く 1400年辺り前から広く自生し、染料や生薬としても有用なのでムラサキ科の代表という訳なのでしょうかね。
ムラサキ科の花といえば ホタルカズラ、ワスレナグサ、ミズタビラコ、オニルリソウ、キュウリグサなどが知られていますが、このムラサキが自生しているのを見るのは、現在ではかなり難しいことのようです。
背丈は50cm、花の大きさは7mmほど、初見の花でした
歌舞伎演目「助六所縁江戸桜」の主人公 助六の締める鉢巻は江戸紫といわれる鮮やかな紫色、「江戸紫に京鹿の子」と評されるように 江戸を代表する染物の 江戸紫、その染料は武蔵野に自生するムラサキの紫根が使われていたとのことです。
6/25 花を付けている最後の一株に何とか出会えました、盛りは10日ほど前だったようです
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戻り梅雨の荒天の中で、6月の未投稿画像をめくっています
ベンケイソウ科マンネングサ属ウンゼンマンネングサ、長崎県雲仙で最初に見つけられた故の命名とか、そして地域限定種、今は北九州、本州瀬戸内海地方、そして小豆島でしか見られないようです。尾根道の人目に付きにくい岩場に咲いていました、対生した細長い先の尖った葉を付けています
マンネングサ属のこの手の花には、ヒメレンゲ、マルバマンネングサ、コモチマンネングサなど似たものが多く少し紛らわしいです
6/29
こちらは
同じ仲間のマルバマンネングサ、同じ尾根筋の少しだけ離れた岩場に咲いていました、丸みのある葉を付けています
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ラン科クモキリソウ属コクラン、地味な花のうえに 山中の薄暗い木陰に咲いているので目立ちません、ここでは背丈は 15~20cm、花の大きさは1~1.5cm
何とも変わった形の花で、そのつくり<唇弁(1)、側花弁(2)、背ガク片(1)、側ガク片(2)、ずい柱>が分かりにくいので、しつこくいろいろな角度から撮ってみました
今年の花の側には、昨年の葉(常緑)と果実の名残を残しています
7/13
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ラン科ミズチドリ、水辺の千鳥ということです、花に芳香があるので別名ジャコウチドリ、日当たりのよい湿地に育ち、背丈は 50cm、花の大きさは1cmほど、根元の葉は他の草に隠れて見えません。広い湿原の一部分に数株花開いていました、総状花序の下から順次花を咲かせていきますが、一部変色した花もあり、もう少し早目の方がよかったかと思います
7/9
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ラン科ウチョウラン、園芸種には立派なものが多いですが、山野でひっそりと自生しているものも素朴でなかなかいいものです。このラン、日当たりのよい岩場がお好みですかね
7/8、10 、もう少し早目の方がよかったのかな、梅雨が明けて暑い日が続いているので、ここにきて全体的に花の開く時期が一気に早まってきたようです
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雪彦山中腹展望岩の岸壁に毎年咲く コオニユリです。あまり日差しが強いよりも、少しガスが掛かっている位の方が、雰囲気がよいのですがね。
7/8
駐車場からの岩峰
展望岩からの岩峰
見晴らし岩からの七種山&明神山
ここにもオオムラサキが
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カバノキ科ヒメヤシャブシ、漢字では姫夜叉五倍子、花は既に終わって 昨年の果実を残しつつ新たな果実をつくっています。
同じ仲間の大柄な オオバヤシャブシの方をよく見かけますかね。
五倍子(フシ)はヌルデの虫えい で染料に使われます、オオバヤシャブシも染料に使われるようです
ここではカキランがまだ頑張っていました
6/30
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ラン科オオバノトンボソウ、背丈20cmほど、花の長さは距の部分を含めて2.5cmほど、里山の登山道脇に咲いています
フード状の部分は背ガク片と2枚の側花弁、その中に雄しべ雌しべが合体したずい柱、舌のように下方に曲がり気味に伸びているのは唇弁、そして翼のように左右に開いているのが側ガク片で、ちゃんとランの花のつくりになっています
花柄のようにみえるのは実は子房、その子房に添って 細く伸びているのは距です
こちらは残念ながら開花はもう少し先のようですが、背丈30cm近く、20個以上の花を咲かせようとしている立派な固体です
根元に大きな葉を3枚、そして細い茎葉と苞葉を付けています
7/6
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二手に分かれて 東口から登る
登る
頂上の様子
下りる
凄く蒸し暑い一日の始まりでした
雨後のキノコ
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ユリ科ユウスゲ、夕方にならないと花開かないので、一周してきました。15:50に戻ってきた時には花開き始めていました、一時間ほど粘っていましたが、もう少し開くのですかね
蕾を沢山つけている一日花のユウスゲ、まだまだ楽しむことが出来そうです
側で揺れていたスズサイコ、この花も夕方にならないと開かないのですが、未だ時期が早いのか、この日は花開くことはありませんでした
7/2
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山中で見かけた マユタテアカネ、未だ眉は描いていないようです
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ラン科ムヨウラン、「これいったい何?、しょうもない」と思われる方も多いかと思いますが、愛好家はこの花を見つけた時 「あっ
」 と感激の声を上げられました。
残念ながら花は未だ完全に開いていませんが、虫に食われたりせず、きれいな形のままでのムヨウランに出会えるのは珍しいことのようです
私にとっては勿論初見のラン、35種目の野生のランとの出会いとなりました
6/25
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ラン科ネジバナ、別名モジズリです。日本の野生ランは 約 200種ほどかな、環境変化や愛好家の持ち帰りなどで激減状態、そんな中このネジバナは一番ポピュラーな種(数が多く皆に知られている)といっていいでしょう。日当たりのよい芝生や草地などに生え、背丈はここでは10~20cmほど、成長すると茎が螺旋状に捩れてくるのでネジバナです
6/30
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ラン科、コバノトンボソウです。細くて小さな地味な 花で 目立ちませんが、長さ1.5cmほどの距を跳ね上げて、一生懸命自己主張しているような格好がなかなかいいですね。日当たりのよい湿地に育ち、ここでは背丈は10~15cmほど、舌を出しているような唇弁も目立ちます、葉は根元近くに一枚です、とてもよく似た仲間にホソバノキソチドリがあります
6/28 少し盛りを過ぎていました
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この花虫に好まれるようですね、下の2株は花茎が途中で千切れています
6/27
こちの株の方が立派ですが、生い茂った林の中に咲いている上に 生憎 の天候で、かなり薄暗い中での出会いとなりました
6/25
ラン科クモキリソウ属のクモキリソウです。クモキリソウ属の仲間は、このクモキリソウの他に ジガバチソウ、コクラン、スズムシソウが代表格ですが、いずれもそのちょっと変わった虫に見立てられる花の形が楽しめます。未見のスズムシソウの現物をぜひ一度見てみたいものです
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