◆希少種 チトセカズラ
花弁が反り返ってまん丸になっています、これだけきれいに反り返っているのは初めて見ました
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マチン科ホウライカズラ属チトセカズラ、つる性常緑の木本です。花の大きさは1cmほど、他の植物を薄く覆うようにして細い枝を伸ばしていますが、巻き蔓はないようです。
チトセカズラは兵庫県と中国地方にのみ育つ地域限定種、沢沿いに育つことが多いですが、この固体は山中尾根筋の鞍部に育っています。 7/10
同じ仲間にホウライカズラがありますが、よく似ていて花が咲かないと区別しにくい様です、でもマチン科とはあまり聞いたことがありません。
こちらの蕾を沢山付けている株は沢筋に育つもの、7/16 で未だ蕾の状態なので前出のものとは10日ほど花期がずれているようです
チトセカズラといえば、葉に入るきれいな斑紋が知られていますが、そのような葉は見当たりません、花が咲くころになると(成長すると)その斑紋が消えてしまうのですかね、それとも生育環境なのですかね(画像は別の場所で撮った幼木の葉です)
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