◆新たにお目見え セッピコテンナンショウ
幻の天南星ともいわれるほど希少なセッピコテンナンショウ、数年前に雪彦山の一株、また笠形山の数株が盗掘にあって、山中に自生するものは絶滅かと心配されたものですが、この山中では3年前に一株、そして今年新たに一株の、何れも背丈30cmほどの小型種が姿を現して、雄雌揃って一安心というところですかね。
舷部の尖った暗紫色の仏炎苞に白いストライプ模様が入った様相が魅力的です。葉は一枚で、ここでは7枚の小葉を鳥の足状に付けています。
ホロテンナンショウとよく似ていますが、仏炎苞の開部のカールの仕方が違っていて、DNAでも別種であることが確認されているとのことです。 5/7
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コメント
おはようございます~
マムシグサもテンナンショウの一種なんですか?
雄と雌で株が違うのですね
違いも何も解りませんが、真っ赤な果実?を見てギョギョッ!とした想い出があります。
それにしても雪彦山は宝の山ですね!
投稿: とんちゃん | 2014年5月12日 (月) 08時00分
とんちゃん、こんにちは
サトイモ科テンナンショウ属は、…テンナンショウがほとんどですが、マムシグサがちょこんと入っています
あとウラシマソウ、ユキモチソウ、ムサシアブミと変わったのもありますね
テンナンショウは地域独特の特徴をもったものが多く、分布も限定されているので、それを好むマニアがいます、タカハシテンナンショウもそうですね
投稿: もと | 2014年5月12日 (月) 14時16分
モトさんこんにちは
クマガイソウ、セッピコテンナンショウと貴重な花を
続けてゲットですね。貴重な花は大事に護ってやらねば
ダメですね。盗掘は許せません。
11日に金剛山にニリンソウを見に行きましたよ。
大群落でまるで絨毯を敷いたようでした。
シャクナゲ尾根と金剛山アップしましたので覗いて下さい。
投稿: 権兵衛 | 2014年5月13日 (火) 11時40分
天南星・…!
こんにちは~
相変わらずモトさんの行かれますところは・・♪
自然の偉大さ、人間はこれを利用しての品種改良ですもんね。
更に、自然の中で生き抜く術を勝ち取っての生き残り…、
見事なものですね。
私も、実家の自然を観察(見直し)て行きたいものです!
ヒロでした。
投稿: ヒロの日々(・・もんたの一年): | 2014年5月13日 (火) 14時37分
権兵衛さん、こんにちは
シャクナゲ尾根、金剛山と続けての遠征、シャクナゲ、ニリンソウ、金剛桜など沢山の花が見られてよかったですね
電車、バスでのアクセスもなかなかよさそうですね
結構時間が有効に使えるようですね
一度挑戦してみたいです
投稿: もと | 2014年5月13日 (火) 22時00分
ヒロの日々(・・もんたの一年)さん、こんにちは
そうですね、山野に自生するものの種を持ち帰って、いろいろと交配などの品種改良をして、園芸用に仕上げていくのですかね
山野にひっそりと地味に咲いているのもいいものですがね
セッピコテンナンショウはそのまま実生品が販売されているようです
投稿: もと | 2014年5月14日 (水) 07時54分