◆こんなところに? カリガネソウ
クマツヅラ科カリガネソウ、別名ホカケソウ。花の形からの名付けのようですが、雁に見立てた雁金草はちょっとピンときません、むしろ帆掛け草の方が納得ですね。
ここでは背丈は80cm、花の大きさは2cmほど。
ミツバチが吸蜜にきて花弁に止まるのですが、花はその重みで蝶番をもっているかのようにガクンと直ぐにお辞儀をしてしまい、ハチは足場を失って直ぐに飛び去ってしまいます、そして花はまた元の姿勢に戻ります、その様子はまるでシーソのようでした、でも花がお辞儀をした時に、弓なりの雄しべ雌しべがハチの背中に触れて交配するという上手い仕組みになっているようです。
クマツヅラ科の仲間クサギと同じく、茎・葉を傷めると独特の臭いを発します。
昔よく上っていた山を数百メートル上った谷側斜面に咲いていました、今年初めてこの花に気付きましたが、麓にも咲いていましたし、誰かが植えたものなのですかね 9/24
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