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2016年5月

◆最近出会った蝶々

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Abimg_4824hダイミョウセセリです。立派な名前を冠していますが、黒地に散りばめた白い模様を、大名の羽織袴の紋所に見立てたとか、そしてその紋の配置も 関東と関西で明らかな違いがあるようです。
セセリチョウの仲間ですが、翅の形や翅を広げて止まるところが、ちょっと異質ですね
この山では、世代を引継いでか、毎年同じ場所に姿を現します、そういえばスミナガシも数年同じ場所に姿を見せていました、幼虫の食草の関係んどもあるのでしょうね

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Bbaimg_4353ht3こちらはツマグロヒョウモン♂さん、里山の山頂で必ずと言ってほど見かけます

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Cbimg_2994htヒメウラナミジャノメ、よく見かける蝶です。でもよく似たウラナミジャノメは、最近とんとご無沙汰ですご

Eimg_1485htお馴染みモンシロチョウです

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◆ツルアリドウシ

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Beimg_2823hctピンクがかっていますね

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Bfacimg_2364t花冠から 4本の雄しべが飛び出す 短花柱花

Bfacimg_2508雄しべが見えていません

Ccaimg_6133花冠から 雌しべが飛び出す 長花柱花
雄花、雌花という訳ではなく両性花なのですが、何か交配のための仕組みなのでしょうかね

Img_5602花が咲き出したばかりなのに、既に果実も
必ず二つセットで咲く花は下部で子房が合体していて、一つの果実をつくります

アカネ科ツルアリドオシ属ツルアリドオシでした   5/24

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◆遅かりし コキンバイザサ

3週間ほど前の 5/8 のことです、花は午後に入って既に閉じかけていますが Bbimg_1448ht2c

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Beimg_1582t2キンバイザサ科コキンバイザサ属コキンバイザサ
全開時 6 枚の花弁は水平に開くのですが、
昼間の日差しの強い時間帯しか開かず、花期もはっきりせず、その他何か気まぐれな要素があって、今年は全開の花に出会えませんでした
花の大きさは1cm弱、背丈は5~10cm、細長い葉の長さは30cmほど、外花被片3枚の先端に生える毛が面白いです
自分の葉や、他の雑草に隠れるようにして咲く、特別に見栄えのする花ではありませんが、
当県下ではかなり希少な種のようです

日をおいて 5/20に覗いてみると、花は終わり、子房部分か膨らんでいるので、交配は成功したようですCbimg_8599h

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◆クマガイソウ on para

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Aceimg_89481日当たりの良い状態での

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Babdimg_5668日陰の状態での
のポイントの一つに光線がありますが、日当たりの良い状態&日陰の状態で、それぞれ良し悪しがあります、でもどちらも極端な状態は困りますね

ラン科アツモリソウ属クマガイソウ、
唇弁の様子を、源平合戦で熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に見立ての命名
今まで出会ったランの中では一番大きな花を咲かせ、背丈は40cm、花の大きさは10cmほどです

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◆サルメンエビネ

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Ccaaimg_3566htラン科エビネ属サルメンエビネ
唇弁の様子を猿の顔に見立てての命名です
ちょっと分かり難いですが、周囲が縮れている唇弁は、中央部に、ヒダ状の3本の隆起を前方に突き出しています、上部で左右に小さく手を広げているのは唇弁の側裂片です
ここでは背丈30~50cm、花の大きさは2cmほどです   5/13

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◆エビネ

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Img_1129ラン科エビネ属エビネ、別名ジエビネ
ここでは背丈20~30cmほど
地中で根を生やした塊茎(バルブ)が連なった様子を、海老に見立てての命名とか  5/15

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◆コケイラン

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Faaimg_7378hラン科コケイラン属コケイラン
ここでは背丈は20~30cm、偽球茎から長さ20~30cmほどの披針形の葉を1~2枚出す(一番下の画像)
蕊柱の両横は舌弁の裂片     5/15

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◆ヤマサギソウ

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Ecbimg_4378htラン科ツレサギソウ属ヤマサギソウ
細長い花被片を色々と伸ばして分かり難い花ですが、ランの花は 背萼片(1)、側萼片(2)、側花弁(2)、舌弁(1)、距、そして蕊柱で構成されています。そこに花柄、苞葉が加わってちょっとややこしくなっています
オオバノトンボソウに似ていますが、花としては 帽子(背萼片)の前方に角を2本(側花弁)突き出していることです、あと葉の形、花の咲く時期などが違います   5/14

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◆5月中旬 諸々(3)

Aimg_0249tモウセンゴケ科モウセンコケ属イシモチソウの開花です

Bimg_0549tスイカズラ科スイカズラ属スイカズラ、この生薬は金銀花

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Cimg_0580ジンチョウゲ科ガンピ属ガンピ、和紙雁皮紙の原料に・・・・

Daimg_0820tサクラソウ科オカトラノオ属コナスビ、オカトラノオの花の雰囲気に似ているといえば…

Eimg_0768カタバミ科カタバミ属カタバミ

Img_0706嫌われ者、もう被害に遭った人も…

Img_0877t畑を耕したあとに…、共にいたハクセキレイより大きく、カラスより小さい、大きさ25cmほど、ムクドリかな、

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◆5月中旬 諸々(2)

Bbimg_0124s2ホウノキの花、今度は真近かで

Cbaimg_9850t新緑

Ccaimg_9914ht兵庫50山、氷ノ山を望む

Ccimg_0095宍粟50山、阿舎利山を望む

Ddaimg_9973ハイカーたち

Img_9877tk落とし物

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◆5月中旬 諸々

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Abbimg_7186ht2キキョウ科タニギキョウ属タニギキョウ、花の大きさは 1cmに届きません

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Accimg_5986htベンケイソウ科マンネングサ属ヒメレンゲ、花の大きさは1cm強

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Adimg_6510シソ科ラショウモンカズラ属ラショウモンカズラ、
名前に付くカズラの正体、匍匐茎を初めて見ました

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Aeimg_9442シソ科オドリコウソウ属オドリコソウ、白とピンクの菅笠を被った踊り子が車座に

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Bbimg_8182キンコウカ科ソクシンラン、
キンコウカ科は初めて、この花かってはユリ科に分類されていましたがね

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Bcimg_7920サクラソウ科サクラソウ属クリンソウ、かなり繁殖力の強い花のようですね
かっては一生懸命に探したものですがね

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Caimg_8743キョウチクトウ科テイカカズラ属テイカカズラ、まだ咲き始めのようです

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Cbimg_6264ht2モクレン科モクレン属ホウノキ、ちょっと遠いですね~

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Ccimg_7461スイカズラ科タニウツギ属タニウツギ、こちらも咲き始め

Cfimg_6384t3カラフル

Img_2015thアゲハチョウ科アオスジアゲハ、吸水中です

Img_8023ht3もう一人前に構えて

Img_8860嫌われ者 車中に飛び込む、模様は精巧できれいなのですがね~、キマダラカメムシ

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◆5月初旬 諸々

5月上旬に出会った諸々を

Bdaimg_6437hバラ科カマツカ

Bdimg_2327hキリ&シナアブラギリ

Beimg_7571ユリ科サルトリイバラ

Cadimg_2440t5サトキマダラヒカゲ

Cbaimg_4829thイシガキチョウ、別名イシガキチョウ

Cbimg_9865オケラの花後

Ccaimg_1901ホウノキ

Ccbimg_9695tフタリシズカ

Ccdimg_0095何だか 足元がおぼつかないな~

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Ccimg_6513大型連休

Cdimg_9725ピクニック

Ddimg_7432仏舎利塔

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◆釣鐘形ツツジ三様

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Img_6596htスノキ属ウスノキ

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Dcimg_6134ヨウラクツツジ属ヨウラクツツジ、別名ツリガネツツジ とも

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Dbaimg_6107ドウダンツツジ属ベニドウダン
ウスギヨウラクの直ぐ隣に咲いていました     5/5

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◆キンラン、陽に輝く

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ラン科キンラン属キンラン
前出の 同じ仲間のギンランは花は殆ど開きませんが、こちたキンランは 天気のいい日は 目いっぱい花を開きます
ギンランは日かげに、キンランはそこそこ日当たりの良いところに  5/6

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◆ギンラン、満開は何時なの

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Ccimg_3173ラン科キンラン属ギンラン、花は 何時まで待っても殆ど開くことは無いようです  5/2
続きは似たもの画像ですが折角撮ったので…

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◆イチヨウラン、この表情に会いたくて

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Acimg_8085ht2cこの愛嬌ある表情に出会いたくて・・・、この日は 山に中を 8時間ほど歩いたかな~

Adimg_7917htラン科イチヨウラン属イチヨウラン
根元に一枚だけ葉を付けるの、一葉蘭

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◆テンナンショウ属 3種

Aaaimg_2236t2先ずは セッピコテンナンショウ、雄花
一時は絶滅したかと心配された、全国でも兵庫県の限定地区にしか自生しない、かなり希少な地域固有種

Aabimg_3029kt次いでムサシアブミ
その変った形をした花は、乗馬用の鐙(アブミ)に見立てられての命名

Aacimg_2873htそしてマムシグサ
その茎の模様を蝮に見立てられての命名、少し北の方の山なら 何処にでも咲いていそうな感じの花です

Aadimg_1342_2番外、コミヤマスミレ 同じ 5/1に 
スミレの中での最後の開花か?

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◆ジュウニヒトエ などなど

Aimg_6812thシソ科キランソウ属ジュウニヒトエ
花を縦に付けています、この仲間は地面を這うように横に広がっているものが多いようですがね

Baaimg_8460hナデシコ科ワチガイソウ属ワチガイソウ、雄しべは 外・内回りで10本ですかね

Baimg_8010h2cユリ科ツクバネソウ属ツクバネソウ、ユリの仲間とは少し雰囲気が違いますがね

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◆ウン、何か似た奴が

Aaimg_3893ウン、何か似た奴が飛んで来た

Abimg_3886ht_1オイ、名前は!

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Caimg_4040アサヒナカワトンボの♀です~

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◆フワフワ柱頭 ヒナギキョウ

キキョウ科ヒナギキョウ属ヒナギキョウ

Aaimg_4459h朝方には俯いて花を閉じていますが

Aimg_0351ht10時頃になると花は横向きになり少し開きます、3裂したフワフワ柱頭が姿を見せます

Bimg_0533ht11時頃には完全に開きます、でも陽が照っていないと開かないのかな?

Cimg_0548h背丈20cm、はなの大きさ7~8mm、風にゆらゆらです

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Dimg_4471ht既に果実も  4/30

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Img_0103t近くに咲く ハナニガナ

Img_4406hそして ニョイスミレ、別名ツボスミレ

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