2020年6月
強い陽射しの中、長靴履いて
花は次ぎから次へと咲くようです、茎の湾曲状態が変化して、いつも頂点で咲いています、二つ同時に咲くこともあります、画像⤴は 右が花後、左が蕾の状態です
モウセンゴケ科モウセンゴゲ、花の大きさは7~8mm 背丈は10cmほど、日当りのよい湿地に咲いています、ここの湿地は下手をすれば足首まで沈むことがありますから、今回は長靴にしました
毛氈苔ですが苔ではなく、ちゃんと種をつくる種子植物です。群生している所では、陽射しで赤くなった個性的な葉が敷き詰められたようになり、その様子を毛氈に目立ててのネーミングです
この個性的な葉は、沢山の繊毛の先端に 良い香りのする粘液を分泌して、その香りにつられて寄ってきた 小さな虫を捕えて栄養分にするのです、そうモウセンゴケは食虫植物です
明神山で出会った蝶と花
もう少し
頂上で ウラギンシジミ と少し遊びましたが、翅を完全に開いてくれませんでした。翅表の褐色地にオレンジ模様は ♂さん、♀さんは白色模様です
登山道で出会った ホシミスジ、後翅裏面の根元にある小さな7~8個の斑点を 星に見立ててのネーミングです。この仲間にはミスジチョウ、コミスジ、フタスジチョウ など似たものが多くややこしいです。ひらりひらりとゆっくり舞う姿が個性的です
下山後に麓に咲いていた、これはササユリですね。 明神山では情報も聞かず、滅多に出会うことはありませんの驚きでした。傷ついていましたが、手の届かないところなので、来年が楽しみです
ゴマノハグサ科キクガラクサ、菊に似た葉が地表に広がっている様子を唐草模様に見立ててのネーミングだとか。大きさ1cmほどの何ということもない花ですが、簡単には出会えない花のようです。
要ヤマヒル注意 のフィールドに入り込んでいますので、ゆっくり 📷 構えることはできません
一昨日(6/16)明神山で出会った 蝶と花 でした
種を繋いで
こちら ジャノメチョウ亜科 ヒメヒカゲ、生息域が湿地帯と限定的で、開発や気候変動による環境変化、また捕獲採集などにより 生息数の減少が心配さる絶滅危惧種に指定されています、幼虫の食草は、ヒカゲスゲ、ヒメカンスゲ、アオスゲなどのスゲ類とのことです
ここでは3年前と変わらず、ひらひら舞う姿を数頭を見ることができ、種は繋がっているようです。この蝶、蛇の目紋の出方に色々のパターンがありますね
こちらは同じくジャノメチョウ亜科 ウラナミジャノメ、こちらも 絶滅危惧種指定の蝶です。ヒメヒカゲと同じ環境で見かけましたが、生息範囲が広く 尾根筋でも見かけることができます
よく似た仲間に 発生が少し早い ヒメウラナミジャノメ がいますが、こちらは何処でも見かけることができるほど、沢山います
両者の違いは、後翅裏面の蛇の目紋 3つ が ウラナミジャノメ、5つ が ヒメムラナミジャノメです
栄誉
自然の荒波に揉まれて 生き抜いてきた勲章です、ツマグロヒョウモンの ♂さん、外縁がかなり千切り取られています
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)の ♀さんは、有害の蝶 カバマダラに擬態しているといわれ、♂さんと見た目がかなり違います
蝶々の ♂ ♀さんの見分けは、全般的にかなり難しいです、そんな中ツマグロヒョウモンは一目瞭然で判別できます、 でも さらにその上をいき、 ♂ ♀さん まるで別種のようなのが、 同じタテハチョウ亜科(ドクチョウ亜科)で 名前もよく似ている メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)です ⤵ 画像は ♂さんです
参考までに メスグロヒョウモン ♀さん そして ツマグロヒョウモン ♀さん です、どんな戦略でそんなに模様を変えるのですかね
強い日差しの下で
初夏の強い日差しの下での 📷 、被写体のコントラストが強く、画像モニターはよく見えないし、一方では熱中症になりそうな暑さと、 📷 条件は最悪、
でもこの花 日が照らないと開いてくれないんですよ
モウセンゴケ科トウカイモウセンゴケ or コモウセンゴケ、両者の相違点は微妙なもので識別できません。
モウセンゴケは食虫植物、その葉 にある繊毛の先端から粘液を出して 小さい虫を捕獲して栄養を補給するのです
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