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2020年9月

ムラサキシジミ

01caimg_4034ss シジミチョウ科ムラサキシジミ、登山道を歩いているとムラサキシジミガ飛んできて、目の前のコウヤボウキの葉に止まりました。 木漏れ日が差してくると、日が効率よく当たるように 止まっている向きを調整しながら翅を開いてくれます。日が陰ると翅を閉じてしまいます。秋口の蝶はよく翅を開いてくれるようです

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翅裏は地味ですが、翅を開くと鮮やかな紫色を見せてくれるので、それを待ってみたくなります。花で吸密する姿はほとんど見かけないそうですが、山中では何を食べているのでしょうかね。前翅長20mmほど、成虫で越冬するそうです。幼虫の食草はブナ科常緑樹スタジイやアラカシ、ここでは落葉樹のコナラ、クヌギも食べているかもしれません

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セトウチホトトギス

01aaaimg_7161tsユリ科セトウチホトトギス、花被片の下部に黄色の斑紋があり、花柱や花糸には紫色の斑紋があるのはセトウチホトトギス、似た仲間にヤマホトトギス、ヤマジノホトトギスなどがあります。変わった花ですがオシベは6本、3裂した花柱の先端は2裂しています

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オケラ

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キク科オケラ、花を包んでいる苞葉と葉っぱのトゲトゲ、何から身を守っているのでしょうかね。でもこのトゲトゲの葉っぱ 、春先の若葉はトトキ(ツリガネニンジン)と並んでとても美味しい食材のようですよ。根茎も薬用食用として、また八坂神社の年末年始の 「をけら詣り」に使われるなど、色々と有用のようです。                     虫の方のオケラは長い事見かけたことがありませんが、まだいるのですかね

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カリガネソウ

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クマツヅラ科科カリガネソウ(雁金草)、雁に見立てての命名とのことです、別名で帆掛草。きれいに湾曲した オシベとメシベ花柱がとても印象的です、花弁は5枚 オシベメシベを除いた花の大きさは 1cmほどで 、背丈はここでは60cmほどです。

半日陰の少し湿っぽい所に咲いています、葉や茎に触れると変わった匂いを発します。少し登った山中の斜面に咲いていますが 園芸品のこぼれ出たものかもしれません  📷 9月中旬

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ムスジイトトンボ ♂&♀

イトトンボ科クロイトトンボ属ムスジイトトンボ ♂&♀さんです

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08aeebimg_5583sct3s ♂さん♀さん共に、胸部肩縫線にある両サイドの条(♂は黒色、♀は褐色)に筋は入っていません、♂さんの眼後紋は小さめで、後頭線は入っていません

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10afbimg_5025sct3sこちらの♂さんの肩縫線の黒条に わずかに筋がはいっています、セスジイトトンボ♂さん 似ていて紛らわしいです 。この番の♀さんは明らかにムスジイトトンボです、セスジの♀さん は肩縫線の褐色の条に明らかに筋が入っていますので

 

 

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ムスジイトトンボ(♀)

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イトトンボ科クロイトトンボ属ムスジイトトンボ(♀)さんです、前出のきれいな水色をした♂さんに比べると 地味な色合いをしています

♂さんの場合 同じクロイトトンボ属の仲間セスジイトトンボとよく似ていて紛らわしいですが、♀さんの場合は分り易いようです、胸部の 肩縫線部にある黒条に筋が入るか入らないかで識別しますが、ムスジには筋は入りませんが セスジにははっきりと筋が入っているのが分かります。そしてムスジの眼後紋は小さめで、後頭線はありません

 

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ムスジイトトンボ(♂)

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イトトンボ科クロイトトンボ属ムスジイトトンボ(♂)さんです、前出の同じ仲間 セスジイトトンボとよく似ていて紛らわしいです

繰り返しになりますが 識別ポイントは、翅胸の肩縫線にある 黒い条の中に筋が入るかどうか、またその入り方にあります、ムスジには筋が入りません、入ってもわずかです、セスジは真ん中に一本の筋が入ります、これらは拡大画像でも分かり難く、とうてい目視では素人には確認できません。もう一つのポイントは、眼後紋の形とそれをつなぐ後頭線の有無です。ムスジは眼後紋が小さめで、後頭線はありません。セスジは眼後紋が大きめの三角形で 後頭線が入っています(わずかとか、大きめとか小さめとか、後頭線の入っていないセスジもいて、まあ素人には曖昧なものです。画像を並べて比較すれば分かりやすいでしょうが、機会があればまた・・・)

ムスジは六筋、セスジは背筋、背筋はまあ理解できますが、六筋はよく分かりません、無筋の方がよさそうな気もしますがね

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セスジイトトンボ(♂)

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イトトンボ科クロイトトンボ属セスジイトトンボ、前出の♀さんに続いて こちらは(♂)さん、体長30mmほどと小型のトンボです、♀さんはきれいな黄緑系の色をしていましたが、こちら ♂さんはきれいな水色をしていますね

同じクロイトトンボ属のムスジイトトンボとよく似ていて紛らわしいですが、このセスジイトトンボの特徴は 翅胸部の肩縫線上の黒条に、腹部地色と同じような黄色系の色をした細い筋が入っています。でもこの筋は 拡大した画像でもちょっと分かり難く 目視ではとうてい確認できません。この筋が名前の由来の背筋なのです。ムスジイトトンボにはこの筋が入っていないか、わずかにはいっています。もう一つの特徴は三角形をした眼後紋です、そしてそれをつなぐ後頭線があります(画像の個体は 後頭線が確認できませんが 後頭線の無い個体もいるようです)。ムスジの眼後紋は小さめの線状で、後頭線はありません

現物の飛んでいる姿は、両端3mmほどを水色に染めた 長さ30mmほどの両切りの爪楊枝風の細い棒が 直線的にスーと移動したり ホバリングしたりで その様子は 何か不思議な雰囲気でとても印象的です

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セスジイトトンボ(♀)

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イトトンボ科クロイトトンボ属セスジイトトンボ(♀)さんです、体長は30mmほどの小型トンボです。クロイトトンボ属の同じ仲間の、ムスジイトトンボとよく似ていて紛らわしいです。

このセスジイトトンボは、翅胸の肩縫線にある黒条の真ん中に胸色と同色の筋が入り(名前セスジ・背筋の由来) 黒条が2本あるようにも見えます。そして眼後紋は金色で少し大きめの三角形、それをつなぐ後頭線があります(ムスジの眼後紋は線形で後頭線はありません

この♀さんは黄緑っぽい色をしたタイプです、♂さんは鮮やかな水色(空色)をしています。♂さんと同色タイプの♀さんもいるのかな

 

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まあ分り易い アオモンイトトンボ(♂)

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イトトンボ科アオモンイトトンボ(♂)、腹部第8節の全周と第9節の下半分ほどが鮮やかな青紋(水色)になっています、眼後紋は丸くて水色、後頭線はありません。胸部は少し緑色がかっていますかね、横顔を拡大してみるとかなり毛深いですね。 体長は30mmほどで すごく細いので、私など目の悪いものには 👀を凝らしても気づかないことが多いです

アジアイトトンボとよく似ているようですが、アジアの方は第9節の全周が青紋となっています。♂さんに関しては、クロイトトンボの仲間のように同定に苦労することはなさそうです。名前がよく似た アオイトトンボがいますが、こちらはアオイトトンボ科です、緑色の金属光沢が特徴です

♀さんの未熟個体はきれいなオレンジ色をしています、成熟個体は褐色系の異色型と雄と同色の同色型があるようです

すぐ横に、セスジイトトンボの♀さんがいましたが、お互いに関心は示しません

 

 

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変わった花を咲かせる ミズトンボ

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ラン科ミズトンボ、個性的な花ですね、十字の形をした唇弁、目のように見える蕊柱部、その横に側花弁と上に背萼片、そして大きく両耳を広げたような側萼片、後ろに伸びる距は先を丸めて蜜をためています、トンボには見えませんがね

水がじわじわと流れるような、日当りのよう斜面に咲いていました。絶滅危惧種です、今年も元気に花を咲かせていました

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台風一過の明神山

01img_8558s 出発は7時、今日は少し早めです

02img_8568s Aコースからの頂上

03img_8589s 西方面の尾根には青空が

04img_8594s でも南方面は かなり霞んでいます

05img_8602s 五合目からの頂上

06img_86218605s 07img_86338572s 08img_8634s 台風の落とし物たち

09img_86498657s 頂上10時着です、休憩しながら、探しながら、遊びながら登ったので 標準タイムの倍かかっています、でも一番乗りです

10img_8650s 北方面

11img_8654s 東方面

12img_8678s そして南方面です

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15img_8787s Cコースから東方面 七種山を望む

16img_87248851s これはクヌギかな

17img_87278743s これはコナラ

18img_87298831s コナラの抜け殻

19img_8865s頂上を振り返る

20img_88809009s 駐車場着12時、予定通りです

尾根の登りは風もなく 汗びっしょり、でも稜線に出ると涼風に吹かれて 命拾いです。目的の花に出会えず残念でしたが、きれいな青空に、そして秋の気配の一端にふれて 癒されました。台風明けの9/8のことでした

 

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胸に粉をふく クロイトトンボ

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イトトンボ科クロイトトンボ属クロイトトンボです、クロイトトンボ属の仲間の、クロイトトンボ、ムスジイトトンボ、セスジイトトンボ、オオイトトンボ 4兄弟は非常によく似ていて、眼後紋の形、後頭線の有無、肩縫線部の黒条の様子などの 識別ポイントの確認に苦労します

でも 翅胸部側面に白っぽい粉をふくのは、この4兄弟の中でクロイトトンボだけなので、識別は簡単です(トリミング画像で確認できました)。しかし粉をふく前の未成熟個体の識別は大変です、因みに 眼後紋は三角形でそれをつなぐ後頭線はありません。前回投稿時は本当にクロイトトンボなのか自信がありませんでしたが、今回ではっきりしました

体長30mmほど、水生直物の育つ池で、アサザので葉などに止まっていました

 

 

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群れて飛び続ける ウスバキトンボ

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トンボ科ウスバキトンボ、別名精霊蜻蛉です。いま田圃や公園などで群れをつくって ず~と飛び続けているのはこのウスバキトンボです。南西諸島で羽化し、海を渡って4~11月にかけて北上、その途中で世代を繋ぐ産卵羽化がおこなわれ、3世代にわたり種を繋いで 北の果てで命尽きるそうです

体長50mmほどの中型トンボ、紋入りの透明な翅がきれいですね。飛び続けてなかなか止まってくれませんので、静止画像をとるにはタイミングが必要です

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ひと花開いた ツリガネニンジン

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キキョウ科ツリガネニンジン、この色合いと 釣り鐘状の形をした花がいいですね~。秋の花という雰囲気もあります。ここでは咲き始め これから楽しめそうです。

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名前も花も個性的 ナンバンギセル

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ハマウツボ科ナンバンギセル、名前も花の形も個性的で面白いですね。古くは万葉集にも歌われている歴史のある花のようです。ススキを宿主にする寄生植物です

 

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これは分り易い セスジイトトンボ(♀)

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イトトンボ科クロイトトンボ属セスジイトトンボ ♀さんです。クロイトトンボ属の仲間 ムスジイトトンボ、セスジイトトンボ、オオイトトンボ、クロイトトンボはお互いによく似ていて、成長過程による変化、♂♀がらみもあって 同定が困難な場合が多いです。

でもこの成長過程のセスジイトトンボの♀さんは分かりやすいです。肩縫線(胸の肩の部分)の黒条の真ん中に明らかに(名前の由来にもなっている) 筋が入っているのが分かります、黒条が2本あるようにも見えています。これが♂さんになるとわずかに筋が入っている感じで、ムスジイトトンボなどとの区別がややこしくなります。🍙状の眼後紋とそれをつなぐ後頭条があるのは、♂さんも同じですね(各画像はトリミングしたものです)

体長は30mm程度、日当りの良いため池の土手で一匹見かけました。♀さんは緑色っぽいですが、♂さんは水色っぽいです。

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これ以上寄れない クロイトトンボ(♂)

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イトトンボ科クロイトトンボ属は、腹部の第8、9節の全体が水色をしている共通点があり、均翅亜目の他のアオイトトンボ科、モノサシトンボ科、イトトンボ科、カワトンボ科のトンボと見分けが出来ます。

でもクロイトトンボ属の仲間 クロイトトンボ、ムスジイトトンボ(前出)、セスジイトトンボ、オオイトトンボは よく似ていて、同定するには眼後紋、後頭条、肩縫線の黒条の様子など細かい識別点の観察が必要になります

なのでもっと近寄って、いろいろな角度から識別ポイントを📷で撮って拡大して確認したいのですが、池の中に止まっているの、これ以上近寄れません(画像はトリミングしてあります)

でも幸いなことに、この♂さん成熟個体で、翅胸の側面下側に粉を吹いて(そのように見える) そこが水色っぽくなっています、これはクロイトトンボだけの特徴のようです。未成熟の個体また♀さんの識別は大変難しいようです。♀さんは水色型と緑色型がいるようです

全長30mmほどの超小型で(前出のオオアオイトトンボに比べるとかなり小さく感じます)、成熟すると アサザやコウホネなどの水生植物の育つ池などの水面すれすれを黒っぽい姿で飛んでいますが、よぼど目を凝らさないと 私の目には見えないことが多いです、勿論止まっている個体を見つけるなど至難の技です

いずれにしろ、イトトンボの同定は難しく、上記記述も自信がなくなってきました

 

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大変紛らわしいですが オオアオイトトンボ(♀)ですかね

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アオイトトンボ科アオトンボ属のオオアオイトトンボ、アオイトトンボ、コバネアオイトトンボ 3兄弟は大変よく似ていて、成長過程や♂♀がらみもあって  にわかトンボファンにとっては困難至極です

アオイトトンボ属は、緑色の金属的な光沢をした、イトトンボ科の仲間より少し大きくて、翅を開いて止まる という特徴を持った仲間です

さて3姉妹の識別の一番のポイントは、翅胸側面の緑色部分(画像では黒く見えている)の翅側先端が鍵型に下方に伸びて 第2側縫線に届くか届かないかです(これが分かり難いのですがね)、オオアオイトトンボは2mmほどの幅をもって下方に伸びて第2側縫線に届いています、アオイトトンボは線ほどの幅で届いています、コバネアオイトトンバは全く届いていません(鍵型になっていない)。あと粉を吹くとか、産卵管がどうとかあるようですがね。オオアオイトトンボはアオオトトンボより少し大きいですが、両者を並べて比較しないとわかりませんね

私的には オオアオイトトンボの複眼はグリーン系、アオオトトンボはブルー系、でも成長過程で変わるのかな?

ため池から少し離れた樹林の日陰に1~2匹、画像はおそらく同一個体、全長40~50mm、アオイトトンボは35~45mm

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