これは分り易い セスジイトトンボ(♀)
イトトンボ科クロイトトンボ属セスジイトトンボ ♀さんです。クロイトトンボ属の仲間 ムスジイトトンボ、セスジイトトンボ、オオイトトンボ、クロイトトンボはお互いによく似ていて、成長過程による変化、♂♀がらみもあって 同定が困難な場合が多いです。
でもこの成長過程のセスジイトトンボの♀さんは分かりやすいです。肩縫線(胸の肩の部分)の黒条の真ん中に明らかに(名前の由来にもなっている) 筋が入っているのが分かります、黒条が2本あるようにも見えています。これが♂さんになるとわずかに筋が入っている感じで、ムスジイトトンボなどとの区別がややこしくなります。🍙状の眼後紋とそれをつなぐ後頭条があるのは、♂さんも同じですね(各画像はトリミングしたものです)
体長は30mm程度、日当りの良いため池の土手で一匹見かけました。♀さんは緑色っぽいですが、♂さんは水色っぽいです。
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コメント
今晩は~
そうそう、普通はこのように翅を閉じていますね。
※しかし、何と3センチ・ですか!!
そこまで小さいのは見たことはない、ですね・・・?
ヤッパリありませ~ん。
トリミングしていただいたのをアップして・・・。
更にきれいに筋の模様が見えますね♪
ヒロ・・でした。
投稿: ヒロ‥の日々(もんたの一年) | 2020年9月 5日 (土) 18時11分
ヒロ‥の日々(もんたの一年)さん、こんにちは~
トンボは大きく分けて、前後の翅がほぼ同じ形で、
腹部が細長くほとんどの種は翅を閉じて止まる均翅亜目と、
後翅が前翅より広く、休む時は翅を開いたまま止まる不均翅亜目になりますが、
(均翅不均翅亜目=ムカシトンボ亜目の1科1属2種もいます)
腹部の細い均翅亜目の仲間の一つイトトンボ科は、他の仲間のカワトンボ科、モノサシトンボ科、アオイトトンボ科に比べるとかなり小さく見えます
私の老いた目では、目に留まらぬことが多いです
投稿: もと | 2020年9月 6日 (日) 08時19分