ベニカミキリムシ
カミキリムシ科ベニカミキリムシ、大きさは20mmほど、♂ ♀の見分けは触覚の長さ、体長の約1.5倍が♂、体長とほぼ同じが♀とのこと、画像の個体は♂のようです。上翅と前胸が紅色、そして前胸に黒の斑が入っています。前翅の側面も紅色ですが、ここが黒い種は よく似たヘリグロベニカミキリです。
赤い色をした甲虫類は他にもアカハネムシ、ベニヒラタムシ、ニホンベニコメツキなど色々います、赤色は目立って敵に狙われそうですが、この赤と黒の色合いは 体内に毒を持つベニボタルに擬態(ベイツ型擬態)して、身を守っているそうです。
カミキリムシの中には、幼虫が樹を食い荒らす悪者がいます、ゴマダラカミキリの幼虫はミカンの生木を、特定外来生物のクビアカツヤカマキリの幼虫は桜や桃の生木を食べ枯らしてしうなどです。夏ミカンを特産とする地で育った私は、子供のころよくゴマダラカマキリを捕まえていました、市役所に持っていくと買ってもらえるという話もありましたがね。
このベニカミキリムシの幼虫は枯れた竹類、肉厚のモウソウチクやマダケを食べるそうです、成虫はクリやネギの花の蜜を吸うそうです
車のヘッドライトからボンネット、フロントガラスに移動し、飛び去っていきました
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