クマノミズキ
30mほど離れたところから眺めると 山裾の一角を白く飾っている大ぶりの一株が目を引きます、何の木なのか気になります。でもそこまで ずーと草ぼうぼうの藪気味なので こちらからは近づけません。
カメラで寄ってみましたが、何の木なのかはっきりしません、この時はゴマギかな思っていたのですが
山に入って裏側から近寄ってみると、散房花序の花を沢山つけています
4弁花4オシベです
葉は対生、縁は鋸歯に見えますが 波打っているのでそう見えるようです。葉を揉んでもゴマに匂いはしません、なのでゴマギ(ガマズミの仲間)ではありませんでした。
ミズキ科クマノミズキでした、三重県熊野でよく見られたので熊野水木、水分の多い木なのでミズキです。落葉高木、花期は6~7月
よく似た仲間にミズキがありますが、ミズキは葉が互生なので見分けられます。また花期も5~6月とクマノミズキに比べると一ヶ月ほど早いそうです。
ハナミズキは アメリカ産で花はヤマボウシ系ですね。人気のトサミズキはマンサク科で別の仲間ですね。モチノキ科にタマミズキもあります。
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