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2024年5月

ヒヨドリ

01img_4827s1ヒヨドリ科ヒヨドリ、大きさ27~29cm

頭の毛が乱れて、頬に茶色のアクセント、尾が長めで 思っていたよりほっそりしています、白斑のある胸はよく見えません

名前の通り、ヒーヨ ヒーヨとうるさく鳴きます

野鳥は撮れないのですが、たまたま目の前に姿を見せてくれましたので

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ツクバネウツギ

01aamg_25581 01ccimg_07161 01cdaimg_55601 01cdcimg_25001 01cddimg_25111 01cfaimg_55612 02bbimg_25461 02ccimg_27031 03daimg_40481 03dbaaimg_22971 03eeimg_40422 05dcaimg_23681 06bbaimg_27535 06ccaimg_2437s 08aaimg_12921 08ccimg_13211

スイカズラ科ツクバネウツギ、落葉低木、樹高は2mほどに

花が散って 5枚の萼片の下に出来立ての果実が見えています

それが 秋に実って 風に吹かれて散ると 5枚の萼片がプロペラの役目をして、クルクルと舞って落下します

その様子を羽根突きの羽根に見立てて 衝羽根ウツギです

萼片の下に痩果を付けているので 子房下位の花で、下位痩果ですかね

ツクバネといえば、ビャクダン科の落葉低木 ツクバネ 、ユリ科の ツクバネソウ というのもありますね

またよく似たコツクバネウツギは萼片が2~3枚で花が黄色っぽく少し小型です

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コツクバネウツギ

00abimg_3097s3 00img_4286s2 02ddimg_1808s3  03bbimg_1804s3 03ccimg_1793s3 03daimg_1389s1 03ddimg_3097s2  03ffimg_3127s1 04aaimg_3149s 04bbaimg_3124s2  04ccaimg_3875s1 04ccimg_2924s1 07img_2990s1 07img_3000s1スイカズラ科ツクバネウツギ属コツクバネウツギ(小衝羽根空木)落葉低木(1~2m)

ツクバネウツギとよく似ていますが、コツクバネウツギの方が花が少し小さいので(大きさ1cmほど)コツクバネウツギです

またツクバネウツギは、花が白く 萼片が5枚ですが、コツクバネウツギは花が黄色く 萼片が2枚です

 

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ネジキ

01ddimg_2273s 01deimg_2231s 02abimg_2251s3   02baimg_2243s3  02bcabimg_2095s 02bcaimg_20661 03bdimg_2128s1 03ccaimg_2110s1  04ccaimg_2012 05bcimg_2048s5 05beimg_2059s 05caaimg_2089sc  10bbimg_26361 ツツジ科ネジキ属ネジキ、落葉小高木(2~7m)、雌雄同株、幹と 樹皮の縦皺が捩じれているので捻木です

今の時期 白い釣り鐘形の花を連ねて咲かせるので存在感があります、花は下を向いて咲いていますが、果実は上を向きます

登山道わきから 道のない林の中まで、また麓から頂上まで沢山の株があり、この山での樹木の生育数 best10に入りそうです

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スイカズラ

00aaimg_5380 00abimg_9212s 00img_5359 01ccimg_2542s11 01ddimg_2553s2 02caimg_7876s 02ccimg_2527s 02cdimg_2533s1スイカズラ科スイカズラ、つる性木本、甘い香りを漂わせます

のどかな日曜日の朝、アリゾナ州トゥームストンの街、 ヘンリー・フォンダ演じる保安官ワイアット・アープと二人の弟が  屋外で教会へ向かう人々を眺めている、と弟の一人が「スイカズラの匂いがする」、するとワイアットが「俺だ、床屋でな」と返す、朝一番に床屋できれいにして香水をたっぷりかけられていたのです。その後・・・。  ジョン・フォード監督の 西部劇名作「荒野の決闘( My Darling Clementine)」(1946)にそんなセリフが入っていました

つる性植物を毛嫌いする人がいます。good situationに育っていて、毎年花を楽しみにしていたスイカズラも 太い蔓が根元で(10年ほどの大物)ぶっつりと切断されていました😖

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ガンピ part2

02aaimg_9082s1s3 02abimg_9091s3s3 03aaimg_9157s1s3 04aimg_1069ss3    08img_9253s1s3ジンチョウゲ科ガンピ(雁皮)、落葉低木(1~2m)、和紙(雁皮紙)の原料として知られています

ここでは 5月初めから咲き始めていますが、まだまだ花を楽しめそうです

麓から頂上まで登山道わきに 万遍なく生えているので、麓から、日当りのよい所から順に花開いていくようです

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タカノツメ

01aaimg_2837s 01bbimg_2924s  01ccimg_2932s 01cdimg_3034s3 02aaimg_6927s4 02abimg_6145 02bcaimg_4439s4 02bcbimg_2792s1  02bccimg_2820s1 ウコギ科タカノツメ(雄株)、落葉小高木(5~10m)、雌雄異株 📷5月上旬

タカノツメは、名前の由来になった 冬芽、天ぷらにすると美味しい 若芽、少し変わった形の花、個性的な3出複葉の紅葉(黄葉)と 四季楽しませてくれます

同じ仲間のコシアブラは小葉5枚の掌状複葉で、こちらは透明感のある紅葉がよりきれいに感じられます

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ゴマダラチョウ

01img_8863s1 02img_8884s 03img_8893sタテハチョウ科イチモンジチョウ亜科ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)、前翅長35~45mm、マダラチョウ亜科ではないのですね

翅は黒地に白斑のスッキリした模様、そして複眼は橙色、口吻は黄色です

ニレ科アキニレの樹液を吸っていましたが、スズメバチやってきたので退散してしまいました

幼虫の食樹は、近くに多くあるニレ科のエノキです

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イソヒヨドリ

01img_9334s3 03caimg_9349s2 03cbimg_9347s1 03ddimg_9359s1 04aaimg_9355s1 04abimg_9361s1 05ddimg_9364s1      「この獲物 なかなか厄介だな~」

餌(毛虫かな?)の捕獲にかなり手間取っていた イソヒヨドリです

10mほど先にいるのが目に付いたのですが、餌と格闘していたせいか、人をあまり恐れないのか、3mほどに近づくまで逃げません

名前にヒヨドリと入っていますが、ヒヨドリ科ではなく、ヒタキ科の大きさ20cm強の野鳥です

出合ったのは ♂さん、腹部の赤褐色、頭から翼の暗青色が目立ちます

磯に生息しているそうですが、ここは海岸線から12kmほど、生活圏は広いようです

 

 

 

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帯状の雲

00bbimg_0473s 00ccimg_0463s 01aaimg_0553s今日の夕方、南方面の瀬戸内海沿岸付近の上空に 下辺がほぼ直線の帯状の雲が水平に長く伸びていました

面白い形なので急いで📷を持ち出して・・・

 

 

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イボタノキ

01aaimg_0220s1 01ccimg_0145s1 02ccimg_0238s1 03bbimg_0158s1   04ccimg_0169s1 04ccimg_0250s1 05ddimg_0214s1

モクセイ科イボタノキ、落葉低木(1.5~2m)、近辺の低山でよく見かけます

同じ仲間にこちらも よく目にするネズミモチがあります

「いぼた蝋」を分泌するイボタロウムシが、この木に寄生するのでイボタノキ、何とも主体性のない名前ですね

 

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ガンピ

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ジンチョウゲ科ガンピ(雁皮)、落葉低木(1~2m)、この周辺のだいたいの山の 登山道脇で多く見かけることが出来ます

ミツマタ、コウゾと並んで、和紙の原料として知られる ガンピは、和紙の中でも美しく風格があり、ものによっては「紙の王」とも呼ばれる 雁皮紙の原料として使われていますが、

その樹皮はとても強靭で 手で縦に引張っても絶対に千切れることはありません

雁皮は当て字で、紙斐が訛ったと大言海にあるようです(斐は雁皮紙の古い呼び方)

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ツブラジイ(コジイ)

01aaimg_4937s1 02ccimg_6598s 03aaaimg_6820s 03bcaaimg_6616s 03bcacimg_6736s04ccimg_7460s05aaimg_6851s05cbimg_6622s06cdimg_7543s06ddimg_7540s07ccimg_6781s07cdaaaimg_6700s07cdcimg_6793sよく登る裏山(金輪山)から、揖保川を挟んで3kmほど西に、鶏籠を伏せた山容をした 鶏籠山(221m)があります

今その山肌を 淡い黄色の樹形が点々と 広く飾っているのが、とてもきれいで目を奪われてしまいます 。買い物の途中で、それが正面に見えるコースを通るのですが、いつも見とれてしまいます

何の樹の若葉かなと思って気になっていたのですが、鶏籠山の東側はブナ科常緑広葉樹 ツブラジイ(コジイ)林とかで、何とツブラジイの雄花だったのです、それが分かってスッキリしました

金華山(岐阜県)の自生のツブラジイの花が、きれいなことで知られているようですが、それが山の名前の由来になったという異説もあるようです

👇 こちらは 鶏籠山の全容、後ろに控えるのは東に尾根を伸ばす 的場山です、どちらもかってお世話になった山です09img_6715s10aaimg_6764s

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キイロサナエ ?

01aimg_6020s3 01img_6010s103aimg_6031ss    03img_6050s1サナエトンボ科 キイロサナエ かと思うのですが、酷似しているヤマサナエ かもしれません(どちらかですが、どちらにしろ初見のトンボです)

両者の違いは、1.翅胸前面の L字斑の形状、2.♂の上下付属器 ♀の産卵弁 3.生息環境 があるようです

それでL字斑の形からキイロサナエとしたのですが、見方や変異などもあるので、断定は出来ません

出合ったのは低山の中腹(標高100mほど)で、羽化した直後のようにフラフラ飛んでいました  📷5/8

この単独峰の谷筋は雨の時だけ流れがあり、晴れが続くと干からびた感じになるのですがね

 

 

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クロコノマチョウ

01aimg_7192sジャノメチョウ亜科クロコマノチョウ、前翅長3~4cmの地味な中型蝶です、蛇の目紋は目立ちませんがね

この蝶、葉隠れ擬態の得意技を持っています

歩いていると足元から飛び立って数メートル先に止まります、その場所を見届けて 📷しようと ゆっくりと近づくのですが、いくら👀しても見当たらないのです、これの繰り返しです

👇 どこに止まっているのでしょうかね 02caaimg_7123s

👇 中央付近に止まっています、トリミングしてみました  02cdimg_7114s1

👇 こちらは4月中旬の📷ですが、この個体 翅を大幅に痛めています。この蝶は夏と秋の2回発生、秋型は成虫で越冬します、昨年痛めためたかもの傷は、その状態で 越冬し 生き延びてきた勲章ですかね 03abimg_5328ss 

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クスノキ

01aaimg_2649ss 01ddaimg_4064s  02caaimg_6337s2s   02dcimg_24911s 02eeaimg_3991s2s 03aaaimg_26242s  03bbimg_36821s 04caimg_4739ss 04cbaimg_33021s 04cbimg_4732ss 04cdimg_6328s  05ddaabimg_32502s  09img_3292ss

10aaaimg_7939s2s   10aimg_8319s1sクスノキ科クスノキ、常緑樹ですが、葉の寿命は丸一年、新しい葉が展開すると同時に、古い葉を みな落としてしまいます(4月下旬~5月初旬)

新しい葉に衣替えして、きれいな黄色っぽい樹形になり、それがとても目立つこの頃です

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シマサシガメ

01img_5269 02img_5278 03abimg_52881サシガメ科シマサシガメ、大きさは1.5cmほど、脚と腹部の横に白黒の縞模様が入っています。未だ翅が生えていないので若齢幼虫です

肉食の昆虫で、画像はストロー状になった口で蟻を刺して捕えています。身体の倍以上の大きさの蛾の幼虫なども捕えるようです

(虫なので小さめに載せていますが、画像をクリックすると少し拡大します)

 

 

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サルトリイバラ

00img_7414ss2 01dddimg_5191s3 01ddfimg_8139s     02ddimg_7245s2 03bbaimg_9353s2  03ccimg_9739s 04bbaaimg_8062s2s2   05ccaimg_9727s       07ddimg_9757sユリ科サルトリイバラ、サンキライと呼ぶ人もいます

秋の赤く実った果実もきれいで人気ですが、出来立ての青い果実とそれが色付いていく様子もいいですね
山中で藪に入って、このサルトリイバラの棘に絡まれて、衣類や皮膚を傷つけられたことの多いことか
追われた猿も この棘のある蔓に絡めとられるので 猿取茨とか
つる性落葉木本ですが、ユリ科の仲間というのも面白いですね
小さくて目立たない花は、確かに内外合わせて6枚の花弁を持っています

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テイカカズラ

00bbimg_1944s201ddaimg_1951s202ccaimg_3448s102ccimg_3455s503ccaaaimg_3451s105cbaaimg_1990s05caimg_1981s105ccaimg_1927s07ccaimg_3373s1キョウチクトウ科テイカカズラ、常緑つる性木本、好きな花の一つです

テイカカズラはコナラなど他の樹木に10m近くも高く這い上っています、這い上った樹を枯らすこともあります

この山に登る人に、つる性植物を毛嫌いして、根元を片っ端から切っていかれる方がいます。風情のあるテイカカズラやスイカズラの花を楽しみにしているのですがね。まあその切断の訳が分からないことはないですが、自然は 自然のままが一番です。

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センダン 幼木

01ddimg_0940s 02ccaimg_0917s2 03ccimg_0890s 04aaimg_2261s3 04ccimg_2245s  05ccimg_0877s1 05img_9961sセンダン科センダン、落葉高木、成木は大きいものでは20mにもなりますが、幼木は可愛いものです

やがて この葉は大きいものでは長さ80cmにもなる 2~3回奇数羽状複葉に展開しています

前出のネムノキの幼木一本に比べると、センダンの幼木の数は多くあちらこちらで目に付きます。果実の数が多いのか、発芽率が高いのか、大人の木はネムノキの方が多いようですけれどね

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ネムノキ の幼木

00aaaimg_0184s 00ccaimg_0235sマメ科ネムノキ、落葉小高木、樹高10m近くの株もありますが、ここ 山の麓に生えていたのは、背丈30cm弱の幼木、さて大きく育っていくのでしょうかね

小さいのでクサネムかと思ったのですが、育つ環境も少し違うので、近寄ってみると 細い木の幹から葉を伸ばしていました

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アカメガシワ 新芽

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花は地味で普段目立たない樹木ですが、今の時期 樹名の由来となった 美しい赤い新芽が目立ち、改めてその存在を知らされます

この山では麓から頂上まで登山道に沿って、ぽつりぽつりと点在しています、でも10メートルを超えるような高木は見当たりません

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カマツカ

00img_0350s2s  01aimg_0389s1s 01bimg_0527s3s 02aimg_0541s1s 03cimg_0634s1s  04aimg_0484s1s  04cbimg_0625s1s04fimg_0448s2s05aimg_0323s1s05bimg_0428ss05cimg_0572s1sバラ科カマツカ、落葉低木、樹高は7mほどに

カマツカの材には粘りがあり 鎌の柄に適していたことに因る命名で、別名のウシコロシ(牛殺し)も同じく牛の鼻環材に適していたことに因る命名とのことです

別名がよく似ているルリミノウシコロシというハイノキ科のサワフタギという樹木がありますが、カマツカと感じがよく似ていて私には区別がつけ難い、果実を見れば赤色とルリ色ではっきりするのですがね

👇 葉の裏に隠れて、花を訪れる獲物を狙うワカバグモ15bbimg_0311s1s

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