◆スミレの仲間では種名同定が容易なヒゴスミレ(肥後菫)

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スミレ科の仲間、自生しているもので60種近くといわれる、花の色は別にしても 姿はみな似たり寄ったり、種名の同定など頭が痛くなりそうで とても手が出せない、でもこのヒゴスミレの同定は割と簡単、そのポイントは葉の形にある

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◆葉の色が濃い目のコミヤマスミレ(小深山菫)・5/7

1876img_0001 コミヤマスミレ、普通によく見かけるスミレと少し様相が違っています。葉が濃い緑色をしていて、日かげ気味の少し湿気のある所に育ち、5月の開花です。

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◆大山の花 ダイセンキスミレ

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ダイセンキスミレ、この時期 麓では既に花は終わっていますが、三鈷峰では未だ見ることが出来ました。黄色の花を咲かせるスミレも似たものが多いですが、オオバキスミレの仲間とキバナノコマノツメの仲間の2種類に大別されるそうです。この花、ダイセンキスミレなのか同じ仲間のオオバキスミレなのか紛らわしいですが、大山を中心にした中国地方の山地に咲く黄色のスミレはダイセンキスミレだけのようですので

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◆葉に特徴のある ヒゴスミレ

F4630img_0001これ スミレの葉っぱですよ!

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スミレの仲間の同定はややこしい、でもこのヒゴスミレは その葉が細かく切れ込みコスモス葉のような形をしているので分かり易い、その葉は深く5裂し その各裂辺は3っに切れ込み、さらにその各裂辺にも切れ込みが入っています。ただよく似た葉をしたエイザンスミレがあるので要注意です、ヒゴスミレの葉が5裂しているのに対し、エイザンスミレの葉は3裂しています。
ここでのヒゴスミレは背丈7cmほど、白色の花の大きさはスミレの中では少し大きめで1.5cmほど、舌弁に紫色のラインが入り、側花弁の根元に緑色が入り 毛が生えています。

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◆フモトスミレ かな~、これは→ コミヤマスミレでした

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これはかな?→コミヤマスミレでした、背丈10cm、花の大きさ1cmほど、花の形と色はニョイスミレ(ツボスミレ)に似ていますが、葉の形と茶色っぽい茎の色が違います、横からの も必要ですね 。よく似たコミヤマスミレというのもあるようです。  4/27 雪彦山沢沿い

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◆ニョイスミレ、別名ツボスミレ

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Acc5048img_0001 4/23 咲き始めと言う感じで花がまだ若いですね

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0816img_0001  5/7 背丈が高くなって、茎が枝分かれして(有茎種) 茎の途中から花柄を出しています

5/12 追加投稿

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6044img_0001 5/12、まだ咲いてました、かなり花期が長いようです

ニョイスミレ(ツボスミレ)は普通によく見かけるスミレで群生していることが多く、背丈は成長すると15cm近くなりますが、花の大きさは1cmほどと小型の部類です、距はぼてっとして短い。花の形は前出のフモトスミレとよく似ていますが、葉の形と茎が緑色をしているところが違っています。またフモトスミレの方は無茎種で花と葉が根元から別々に生えてきます。
このニョイスミレの変種にアギスミレ、ミヤマツボスミレなどがあるようです

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◆シハイスミレ

4月初めから咲き始め、今は既に花は終わっていますが、撮り溜め分のオンパレです

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4851img_0001 葉の裏(背中)が紫色なので 紫背スミレ

5092img_0001 タチツボスミレと共に

4987img_0001 白っぽい花もありました
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2572img_0001 分かり難いですが シハイスミレの雌しべ先端は押しつぶされたように平べったくなってます

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3421img_0001 葉の形は丸いものから細長いものまで
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0233img_0001 距は長め

0137img_0001 葉に斑が入っています、フイリシハイスミレかもね
直ぐとなりにシロバナも

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02801img_0001  4/27

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5180img_0001  4/24

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4016img_0001 少し雰囲気が違いますが葉からするとシハイスミレのようです 4/23

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7185img_0001 咲き始めの頃です 4/5

シハイスミレは、タチツボスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)と共にこの辺りでは 特によく見かけるスミレです。この三者の中では一番早い開花かな、そしてどちらかいえば山の中に多い感じがします。タチツボスミレに比べると花弁が厚く硬い感じ、色はタチツボスミレの薄い紫系に対して、シハイスミレはピンク系ですかね。有茎種と無茎種の違い、そして雌しべ柱頭の形の違いもあります。

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◆タチツボスミレ

タチツボスミレの花もほぼ終わりですが 撮り溜め分も含めてのオンパレです

5332img_0001 有茎種なので茎の途中から花柄を出しています

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53471img_0001 雌しべの先端が寸切り状で シハイスミレのように押し潰されたように広がっていません。 5/10 雪彦山虹ヶ滝付近、もうそろそろタチツボスミレの花も終わりのようです

3714img_0001 4/29 七種山ふもと

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2629img_0001 4/28 明神山

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1676img_0001 分かり難いですが葉が枝分かれする部分の托葉には櫛歯状ヒゲが出ています 4/27 雪彦山

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6923img_0001 4/24 板馬見渓谷

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4760img_0001 櫛歯状にヒゲを伸ばしている托葉です。  4/23 遠見山 

タチツボスミレはシハイスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)と共によく目にするスミレです。3種の中で枝分けれする有茎種はこのタチツボスミレのみ、でも 若い頃は枝分かれしているのかどうかはっきりしないこともあります。 

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◆コミヤマスミレ でした

前出のフモトスミレかな~?、 としたスミレはよく似た希少種 コミヤマスミレの方でした。フモトスミレとは花期、育つ環境、葉の様子、萼片の形状が違うようです。

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ここでの花期は4月下旬から5月初旬過ぎまでと スミレの仲間では晩生、沢沿いのどちらかいえば日陰に育って、毛の生えた葉は黒っぽく、そして萼片が反り返っています。ここでは背丈7cm、花の大きさ1cmほどでした、フモトスミレと同じく無茎種です。花の様子はフモトスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)とよく似ています。 5/10  

山野草に向かないような環境に、毎年 遅めに咲き始めるこのスミレ、一体何なのかな~と気になっていましたが、いろいろ調べてみて 3年越しくらいに種名がはっきりしてすっきりしました。
花の名前が分からないとき、人に聞いたり、ネットに問い合わせるという簡単なやり方もありますが、やはり自分でいろいろ調べて種名がはっきりした時の気分は爽快で、またそうして知った花の名前は忘れることがありません。

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◆葉に特徴のアギスミレ

スミレ科アギスミレ、花だけ見ればニョイスミレ(=ツボスミレ)と同じようですが。

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E3742img_0001 このブーメラン状の葉が特徴です

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E3703img_0001 でもニョイスミレに似た葉も付けていものもあります、何でも花後に葉の基部が湾状に切れ込んで、ブーメラン状に変化してくるそうです。

アギスミレは湿地に育っていることが多く、花期はニョイスミレより遅れているように思えます。 5/21 未だ花を咲かせています、ここでは背丈8cmほど、花の大きさは1cm弱でした。

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