クロコノマチョウ

01aimg_7192sジャノメチョウ亜科クロコマノチョウ、前翅長3~4cmの地味な中型蝶です、蛇の目紋は目立ちませんがね

この蝶、葉隠れ擬態の得意技を持っています

歩いていると足元から飛び立って数メートル先に止まります、その場所を見届けて 📷しようと ゆっくりと近づくのですが、いくら👀しても見当たらないのです、これの繰り返しです

👇 どこに止まっているのでしょうかね 02caaimg_7123s

👇 中央付近に止まっています、トリミングしてみました  02cdimg_7114s1

👇 こちらは4月中旬の📷ですが、この個体 翅を大幅に痛めています。この蝶は夏と秋の2回発生、秋型は成虫で越冬します、昨年痛めためたかもの傷は、その状態で 越冬し 生き延びてきた勲章ですかね 03abimg_5328ss 

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キマダラモドキ

Aaaaaimg_2737ttsタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科キマダモドキ(黄斑擬き)、よく似た仲間にサトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰)、ヤマキマダラヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲがいます。この蝶だけ モドキ(擬き) とは 少し可哀そうですね。モリキマダラヒカゲとかは?。日陰の枯葉のある所の樹木に必ず翅を閉じてとまります。前翅長3cm少しです。

↓ こちらは 市街地でもよく見かける シジミチョウ科ヤマトシジミ、前翅長1.5cmほど。ここではどの個体も翅を閉じてくれません、この時期・環境、翅を乾かしたいのかな Aaaaaimg_2142httts  

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カモフラージュ上手の クロコノマチョウ

Aaaaimg_5854sbtt Aaabimg_5806ttssジャノメチョウ亜科クロコノマチョウ、前翅長 4㎝ほど。翅がかなり傷んでいますが、昨秋生まれて 成虫で 越冬した個体、飛ぶ力は健在、生き延びてきた勲章ですね。

この蝶、足元の枯葉から飛び立って数メートル先に止まります。止まったところを見究めていて そこに近づいて 目を皿のようにして探すのですが、絶対といっていいほど見つかりません。仕方ないので枯れ枝などで払うと、いないと思った目の前から飛び立つのです、そして また数メートル先に止まります。腹か立ちますが、また近づいて・・・を、数回繰り返して、やっと📷することが出来、クロコノマと分かりました。枯葉や土への保護色で 存在を隠す名人ですね。 そういえばオオトモエ(蛾)でも、同じような経験をしたことがあります。

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紛らわしい

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ジャノメチョウ亜科キマダラモドキ、兵庫県などでは絶滅危惧種の蝶ですが、同じ環境に それも薄暗い所に よく似た仲間で生息数の多い サトキマダラヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲがいるので 紛らわしく、よく見ないと どの種なのか分かりません。モドキ(擬き)という名前も、サト、ヤマの両蝶に因んでのネーミングですかね。

キマダラモドキは、この周辺で結構見かけるのですが、サトキマダラヒカゲなどに見間違えられて、認識されていないのかもしれませんね。まあ あまり個性的な蝶ではないので、それほど種名にこだわることもないのですがね

少し生息する環境は変わりますが、よく似たヒメキマダラヒカゲ、オオヒカゲもいます。

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種を繋いで

01aaaimg_1378 02aaimg_1037s 03abimg_1150s 04acbimg_1195s 05eaimg_9704s こちら ジャノメチョウ亜科 ヒメヒカゲ、生息域が湿地帯と限定的で、開発や気候変動による環境変化、また捕獲採集などにより 生息数の減少が心配さる絶滅危惧種に指定されています、幼虫の食草は、ヒカゲスゲ、ヒメカンスゲ、アオスゲなどのスゲ類とのことです

ここでは3年前と変わらず、ひらひら舞う姿を数頭を見ることができ、種は繋がっているようです。この蝶、蛇の目紋の出方に色々のパターンがありますね

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07img_9297t2s 08img_9259tts こちらは同じくジャノメチョウ亜科 ウラナミジャノメ、こちらも 絶滅危惧種指定の蝶です。ヒメヒカゲと同じ環境で見かけましたが、生息範囲が広く 尾根筋でも見かけることができます

よく似た仲間に 発生が少し早い ヒメウラナミジャノメ がいますが、こちらは何処でも見かけることができるほど、沢山います

両者の違いは、後翅裏面の蛇の目紋 3つ が ウラナミジャノメ、5つ が ヒメムラナミジャノメです

 

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ジャノメチョウ 2種

01img_6375t2 02img_6367t ジャノメチョウ亜科ヒメウラナミジャノメ、前翅長2cmほどでモンシロチョウより少し小さめ、よく見かける蝶で、写真の撮りやすい止まり方をしてくれます

後翅の裏面に5つの蛇の目模様があります。よく似た仲間にウラナミジャノメがいますが、後翅裏面の蛇の目模様が3つの蝶で、こちらは なかなか目にすることが出来ません

03img_8745t ジャノメチョウ亜科サトキマダラヒカゲ、前翅長3.5cmほどでモンシロチョウより少し大きめ、林の中でよく見かける蝶で、こちらも写真の撮りやすい止まり方をしてくれます

よく似た仲間にヤマキマダラヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、キマダラヒカケがいます

ジャノメチョウの仲間は、名前にジャノメまたはヒカゲが入ります

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◆ウラナミジャノメ

ジャノメチョウ亜科ウラナミジャノメ
前出のヒメヒカゲほど稀ではありませんが、それでも環境省RDBの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている、少し珍しい蝶です
よく似た ヒメウラナミジャノメはいくらでもいますがね

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ヒメヒカゲと似た環境に育っていますが、ウラナミジャノメの方が少し活動範囲が広いように思います
よく似た ヒメウラナミジャノメ は、後翅裏面の眼状紋が5つあります。両者生息域を同じにするところでは、止まった時確認しないと どちらが飛んでいるのか分かりませんね

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◆ヒメヒカゲ

ジャノメチョウ亜科ヒメヒカゲ、写りは少々悪いですが、環境省レッドリストで絶滅危惧種ⅠB 類に指定されている珍しい蝶なので、少々しつこい投稿となります
前後翅裏の眼状紋の数と、後翅裏の眼状紋列の上側に現れる白い波状のラインは、個体により差があります
1個体1~3枚の画像を掲載していますので、総数は6~7個体だと思います、他に翅を傷めたのや、上手く撮れなかった個体が数頭いたと思います

Baaaimg_9090tht眼状紋:後翅 4+前翅 4

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Bacaimg_7246t24+4 ♀さん

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Beaimg_9360t2上と同じ個体かな?

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Cbbimg_9213t24+0 ♂さんかな

Dimg_7389tss保護域ではありませんが、適切にお願いしますね、写真はいくら撮ってもいいですがね

ヒメヒカゲは 6年前に、他の湿地で初めてお目にかかって感激したものです、それから3年間は、そこに姿を見せていたのですが、その後姿を見せなくなってしまいました
そこでは絶滅してしまったのですかね

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◆絶滅の危惧あり ヒメヒカゲ&ウラナミジャノメ

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Aabbaadimg_6624tジャノメチョウの仲間 ヒメヒカゲです 
この蝶、対人テリトリーをもっており、3mまで近づくと飛び立ってしまい、5mほど先の草むらに止まります、次いでまたゆっくり近づくも 3mにになると、更に5m先に…、マイカメラにはちょっと遠いです、でも食事になるとまた別ですね
通っていた別の湿地では、見かけなくなって 3年ほどたち、どこかで会えないものかと思っていたところ、愛好家から情報が、早々に出かけてみました  6月中旬

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Aadcdimg_8037こちはジャノメチョウの仲間 ウラナミジャノメ、出会ったのは数年ぶりです 
ヒメヒカゲに比べると、少し行動範囲が広いのかな、この個体は湿地を離れて稜線まで上がってきていました  6月中旬

よく似たこちらは ヒメウラナミジャノメ、こちらは何処でも見かけることが出来ます
でも飛んでいる時はウラナミジャノメと区別がつきません、止まっている時でもよく見ないと間違えてしまいますAaebimg_0009ht

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ヒメヒカゲは個体によって、蛇の目紋の入り方が違いますAamababimg_7110tこちらは前出の個体♀さんですが

以下は蛇の目紋の入り方の異なった幾らかの個体のアルバムです

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◆こちらでは ルリシジミにヒメウラナミジャノメも

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時期的に遅い交尾のように思いますが、このあと産卵して羽化は来年、ルリシジミは蛹で、ヒメウラナミジャノメは5齢幼虫で越冬するそうです。
なお卵で越冬するジジミチョウや、成虫で越冬するテングチョウもいるように、種によっていろいろな越冬形態をとるそうです。

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