ウスバキトンボ

01r0085826s2 02r0085850s1 03r0085871s1トンボ科ウスバキトンボ、別名でショウリョウトンボ(精霊蜻蛉)大きさ5cmほど、前後翅の先端付近上側に長方形の斑紋あり、翅の幅は後翅の方がより幅広くなっています

群れて飛んでいると赤とんぼのようにも見えますが、少し大きめで アカネ属ではなくウスバキトンボ属です

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キイロサナエ ?

01aimg_6020s3 01img_6010s103aimg_6031ss    03img_6050s1サナエトンボ科 キイロサナエ かと思うのですが、酷似しているヤマサナエ かもしれません(どちらかですが、どちらにしろ初見のトンボです)

両者の違いは、1.翅胸前面の L字斑の形状、2.♂の上下付属器 ♀の産卵弁 3.生息環境 があるようです

それでL字斑の形からキイロサナエとしたのですが、見方や変異などもあるので、断定は出来ません

出合ったのは低山の中腹(標高100mほど)で、羽化した直後のようにフラフラ飛んでいました  📷5/8

この単独峰の谷筋は雨の時だけ流れがあり、晴れが続くと干からびた感じになるのですがね

 

 

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サナエトンボ科 タイワンウチワヤンマ

Aaaimg_2612t2s Aacimg_2629s Aadimg_2639s  Aaeaimg_2701t2s Aafimg_2615ts名前にヤンマと入っていますが、サナエトンボ科の仲間です。腹部第8節の膨らみをウチワ(団扇)に見立てての命名です。同じ仲間の ウチワヤンマはこの団扇が少し大きく、黄色の模様の入り方が違うので見分けが出来ます。またよく似た仲間にオオサカサナエ、コオニヤンマなどがいて 紛らわしいです。

タイワンウチワヤンマの成虫は溜池などの水辺周辺を生活圏にし 飛び回っているのですが、この個体は山の裾で見かけたものです、近くに産卵するような環境はないように思うのですが、水辺で羽化して一旦 山裾に移動し、また水辺へと戻っていくのですかね。 あま アキアカネだって避暑のため 標高1000m付近の山の尾根に一旦 移動するのですからね。

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群れて飛び続ける ウスバキトンボ

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トンボ科ウスバキトンボ、別名精霊蜻蛉です。いま田圃や公園などで群れをつくって ず~と飛び続けているのはこのウスバキトンボです。南西諸島で羽化し、海を渡って4~11月にかけて北上、その途中で世代を繋ぐ産卵羽化がおこなわれ、3世代にわたり種を繋いで 北の果てで命尽きるそうです

体長50mmほどの中型トンボ、紋入りの透明な翅がきれいですね。飛び続けてなかなか止まってくれませんので、静止画像をとるにはタイミングが必要です

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大変紛らわしいですが オオアオイトトンボ(♀)ですかね

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アオイトトンボ科アオトンボ属のオオアオイトトンボ、アオイトトンボ、コバネアオイトトンボ 3兄弟は大変よく似ていて、成長過程や♂♀がらみもあって  にわかトンボファンにとっては困難至極です

アオイトトンボ属は、緑色の金属的な光沢をした、イトトンボ科の仲間より少し大きくて、翅を開いて止まる という特徴を持った仲間です

さて3姉妹の識別の一番のポイントは、翅胸側面の緑色部分(画像では黒く見えている)の翅側先端が鍵型に下方に伸びて 第2側縫線に届くか届かないかです(これが分かり難いのですがね)、オオアオイトトンボは2mmほどの幅をもって下方に伸びて第2側縫線に届いています、アオイトトンボは線ほどの幅で届いています、コバネアオイトトンバは全く届いていません(鍵型になっていない)。あと粉を吹くとか、産卵管がどうとかあるようですがね。オオアオイトトンボはアオオトトンボより少し大きいですが、両者を並べて比較しないとわかりませんね

私的には オオアオイトトンボの複眼はグリーン系、アオオトトンボはブルー系、でも成長過程で変わるのかな?

ため池から少し離れた樹林の日陰に1~2匹、画像はおそらく同一個体、全長40~50mm、アオイトトンボは35~45mm

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ひらひらと舞う蜻蛉 チョウトンボ

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08ddimg_2136ts タイワンウチワトンボとは相性がいいようですね

トンボ科チョウトンボ、普通のトンボとはちょっと雰囲気が違います、一つには蝶のように ひらひらと舞っていることが多いです、これが名前の由来にもなっていますがね、また前翅に比べて 後翅の幅がかなり広くなっています、そして金属的な光沢をもつ紫系の翅の色です、この翅は光線の当たり方によって虹のように変化してとてもきれいです

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トンボも熱中症対策

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03img_2476s あ~あ疲れた

トンボの熱中症対策、尻尾を太陽に向けて逆立ちして 身体に当たる日差しの面積を減らすのだとか、この姿勢オベリクスというそうです

このトンボはタイワンウチワヤンマですが、ほとんどのトンボが逆立ちをします

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急流の側で ミルンヤンマに

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ヤンマ科ミルンヤンマ、体長70~75mm、ヤンマの仲間では小中型の方です、日本特産種でですが  明治時代日本で活躍した英国の地質学者ミルンに敬意を表して名前に冠されています。そういえば リスアカネの リスも外国の学者さんの名前ですね

画像の個体は羽化直後の様子、未だ飛び立つことが出来ません、成熟すると大きな複眼の色が淡い緑色に変わり、また胸部背中の模様も少し変わった雰囲気に見えてきます

山地の渓流際で見かけましたが、幼虫はこの急流の中で 石などにしがみついて 餌を捕獲しながら 2~3年過ごすそうです

急流と言えば、ムカシトンボもかってこの近くで見たことがありますが、幼虫は同じような環境に育つのですね。またニホンカワトンボが近くのこの急流に潜って産卵しているのを見たこともあります

 

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全身真っ赤な ショウジョウトンボ

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トンボ科ショウジョウトンボ、♂さんは全身が真っ赤になります、でも赤とんぼの仲間(アカネ属)ではありません。赤とんぼの仲間アキアカネなども真っ赤になりますが、全身とはいきません、また赤くなるのは秋に入ってからですが、ショウジョウトンボは8月にはすでに真っ赤です、翅の付け根にオレンジ色の模様が入っています。これは♂さんの話で、♀さんの身体は赤くはならず薄茶色をしています

名前の由来の、猩猩は架空の動物で能で演じられる時は真っ赤な衣装を着けて踊るので、赤の代名詞になっています

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撮り易い蜻蛉 ウチワヤンマ

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サナエトンボ科ウチワヤンマ、名前にヤンマが付きますがヤンマ科の仲間ではありません。腹部の先の方(第8節)にある 半円状の突起を 団扇に見立てての命名、その団扇の中央部分に黒色に囲われた黄色の斑点があります、全長8cmほど

池の枯れ枝などに止まっていることが多く、ライバルが現れるとスクランブル発進して縄張り内に入れないように追っ払うが、それが済むとまたもとの位置に戻ってきます、ヤンマの仲間のように長く飛び続けることはないようです

よく似た仲間にタイワンウチワヤンマがいますが、こちらのウチワ部には黄色い斑点がありません。このエリアでも一緒に飛んでいます

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