◆子蜘蛛が母蜘蛛の乳を吸っているかのよう ジョロウグモの交尾
まあグロテスクなジョロウグモのことですから、不向きな方は画像をクリックしないで下さいね
抜殻からみて脱皮を終えたところと思えるメスがいて、そのメスの様子を窺うようにして、オスがメスの足先をくぐって腹の下に潜り込んでいきます
そしてオスは口先の交換器である触肢で、メスの腹部辺りの生殖口を一生懸命攻めています(いかにも子供クモが母親の乳を吸っているような雰囲気です)。30秒ほど攻めると、一端メスの足先から抜け出して、10秒ほど息を入れて再びメスの腹の元に潜り込んで攻撃を始めます。その攻めたり一息入れたりの行為を繰り返し行っていました。
秋になるとメスはオスの3倍くらいの大きさになり、メスは自分でつくった巣の中央にでんと構え、その巣の端っこの方に1~3匹のオスが居候しています。オスは交尾を狙っているわけですが、うかつに接近するとメスに捕餌されてしまいます、それでメスが脱皮した時とか、餌を食べている時の捕餌されないタイミングを狙って交尾を迫るそうです。 尚このクモは卵で越冬、春に孵化、秋に成熟し、産卵後は死ぬという一年の命のようです。
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント