◆瀬戸内海沿岸に育つ アッケシソウ
アカザ科アッケシソウ、北海道厚岸湖(海跡湖)で発見されたので厚岸草、その姿形から別名サンゴ草。今は北海道の海跡湖である能取湖周辺と、香川、岡山両県の瀬戸内海沿岸塩田跡地などにしか見られない塩性湿地植物で、環境省指定の絶滅危惧Ⅱ類。背丈は20cmほどでしたかね。
もともと北海道に だけしか育っていなかったはずのアッケシソウ、なぜ瀬戸内海沿岸で育っているのか…、江戸時代の北前船による塩の交易により種が運ばれてきたとの説が採られていたが、DNA鑑定の結果両アッケシソウは一致せず北海道との交易説は否定された、その後 韓国のアッケシソウとDNAが一致したとされているが・・・
ここは岡山県邑久町錦海塩田跡地です、また浅口市寄島干拓地では保護育成されているようです。
なお当日は別件で岡山県を訪れた時、たまたま出会った人からアケッシソウの情報を頂いたので、帰りにちょっと覗いてみた次第です
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