サンショウの裸芽

01aimg_9830s1s101img_9824s1s102aimg_9838s1s104aimg_9860s1s1 冬芽と言えば、葉芽も花芽も 芽鱗という数枚の鱗片で覆われているもの(まあ筍のような感じですかね)が思い浮かびます。 芽鱗は寒さや乾燥 刺激などから繊細な芽を保護するためのもので、このような冬芽は鱗芽と言われます

一方でこのサンショウのように芽鱗を持たないものがあります。こちらは裸芽と言われ、冬芽の外皮はそのまま葉になります、保護は不要という訳です

👇 こちらが鱗芽(イヌシデ)のひとつです。鱗芽(冬芽)は樹種によって個性があり、冬芽の形 芽鱗の枚数(1~40)とその下にある葉痕だけで 花や葉が無くても 樹種を同定できるものが大半のようです01aimg_3572s2_20240308201401冬芽は葉になる葉芽と 花になる花芽がありますが、このイヌシデの冬芽は 葉と花の両方になります、このような冬芽を混芽と言いますね

 

| | | コメント (0)

ネジキの 芽吹き

01aaimg_7848s1 02aimg_9679s03aimg_9733s103img_9682s110img_9792s1冬芽の芽鱗が2つに割れて、中から葉芽が姿を見せてきました

冬芽は、芽鱗により保護されている 鱗芽と、芽鱗が無く 一番外の幼葉で守られている裸芽があります

ネジキは鱗芽で 2枚の芽鱗がありますが、植物によって芽鱗が1枚のもの、3~6枚、20枚、40枚のものもあるそうです、また観察してみましょうかね

👇 こちらはネジキの芽鱗が開く前のものですBaaimg_3795s1s1     

| | | コメント (0)

コバノミツバツツジ

01aaimg_7875s1202img_8458s1 この蒴果は裂開して種子を飛ばした後でしょうが、先端が三つに分かれたヒゲを残しています、メシベの花柱と柱頭ですかね

👇 今の冬芽の様子です、混芽ではありません、さて花になるのか、葉になるのか? 04aimg_8541s12 04aimg_8567s12 04bimg_8027s12

👇 落葉低木ですが、冬芽の周りの小葉は冬を越しています05cimg_7995s1s1 05daaimg_8697s3

👇 個体によっては、もう 薄紫色のものがちらほら見えています10aaimg_7740s110aimg_8775s1

ツツジ科コバノミツバツツジ、落葉低木、葉が芽吹く前に 花を咲かせます

これから春先の山をきれいに飾り、目を楽しませてくれます

| | | コメント (0)

枯葉を落とさない ヤマコウバシ

01aimg_6940s11c05aimg_8173ss2 14aimg_2482ss220img_9945ss2c  25img_4731ss2 クスノキ科クロモジ属ヤマコウバシ、落葉小高木、樹高5mくらいまでに、雌雄異株ですが、日本には雌株しかないとか、でもちゃんと 昨年4月には実を付けていました、花は両性花なのかな・・・

冬芽は混芽、花芽と葉芽が同居しており、3~4月に 花と葉が同時に展開します、同じ仲間のクロモジは花が 先に咲きますがね

葉や枝を千切るといい香りがするので、「山香ばし」 です

冬になっても枯葉を落とさないので、今の時期目立ちます。そして葉が ”落ちない” ので、受験のお守りにするとか

若葉が芽吹くころ、譲るようにして葉を落とします  

| | | コメント (0)

イヌシデ

01aimg_3572s2スマートな冬芽を付けています

👇 でもこちら 冬芽のあるべき先端に 変なもが付いています 02aaaimg_3468s3

👇 ちょっと拡大してみました  02aabimg_3567s206aaimg_3508s2  06aimg_2455s2 07img_3507s2先端の葉芽にできた 虫こぶ イヌシデメフクレフシ(犬四手芽膨五倍子 )のようです、ダニの一種ソロメフクレダニが寄生して 葉芽の組織が異常発達したものです

近くにあるアカシデには違う形をしたアカシデメムレマツカサフシができるそうです

👇 同じ株の冬芽ですが、こちらのちらの枝先の葉芽は大丈夫のようです。枝の途中の冬芽は花芽で、こちらにも付かないようです24aaimg_3606s2

👇 イヌシデの樹皮はうねりのある縦縞模様、まあ個性的で  葉、花、果実が無い時でも同定し易い方ですね     26aaimg_3438sカバノキ科イヌシデ、落葉高木、ぶら下がった翼果も個性的です。同じ仲間にアカシデ、クマシデがあります

 

 

 

 

 

続きを読む "イヌシデ"

| | | コメント (0)

ネジキの冬芽

01aaimg_3261s103aimg_3267s1203ccimg_3295s204bcaaimg_3810s2s101img_4876s1 ツツジ科ネジキ、落葉小高木、  赤い若い枝から、沢山毛の生えた赤い芽鱗を被った冬芽が目立ってきました。この芽鱗は二つの割れて、中から 薄緑色の葉芽が芽吹いてきます。冬芽の下側には、昨年の葉の落ちた跡、白い半円形の葉痕を見せています

| | | コメント (0)

ノイバラの冬芽

Aaaaaimg_7680s2  Aaaaaimg_6536s2 Aaaaimg_6533s4薄赤い色の付いた花芽がきれいでした

| | | コメント (0)

その他のカテゴリー

その他 つる性の植物 つる性植物 アカザ科 キノコ シダ植物 スノーハイキング デジブック トンボ科アカネ属 マチン科 マツブサ科 ミツバウツギ科 七種山 七種山縦走 介護関係 八丈岩山 冬芽 小鳥の鳴き声 山の写真 山歩き 山登り 心と体 昆虫 明神山 映画・テレビ 果実、種子 樹木 樹木・冬芽 樹木・幼木 樹木・新緑 樹木・花 樹木・若葉 樹木・葉痕 氷ノ山 ブン回し 片山 的場山 結婚式 自然の驚異 花・アカネ科 花・アカバナ科 花・アケビ科 花・アジサイ科 花・アブラア科 花・アブラナ科 花・アヤメ科 花・イチヤクソウ科 花・イネ科 花・イラクサ科 花・イワウメ科 花・イワタバコ科 花・ウコギ科 花・ウマノスズクサ科 花・ウリ科 花・オトギリソウ科 花・オミナエシ科 花・オモダカ科 花・カタバミ科 花・ガガイモ科 花・キキョウ科 花・キク科 花・キツネノマゴ科 花・キョウチクトウ科 花・キンバイザサ科 花・キンポウゲ科 花・クマツヅラ科 花・グミ科 花・ケシ科 花・コキンバイザサ科 花・ゴマノハグサ科 花・サクラソウ科 花・サトイモ科 花・ザクロソウ科 花・シソ科 花・シナノキ科 花・ジンチョウゲ科 花・スイカズラ科 花・スイレン科 花・スミレ科 花・セリ科 花・センリョウ科 花・タデ科 花・タヌキモ科 花・ツツジ科 花・ツヅラフジ科 花・ツバキ科 花・ツユクサ科 花・ツリフネソウ科 花・トウダイグサ科 花・トチカガミ科 花・ナス科 花・ナデシコ科 花・ハイノキ科 花・ハエドクソウ 花・ハエドクソウ科 花・ハマウツボ科 花・バラ科 花・ヒガンバナ科 花・ヒメハギ科 花・ヒルガオ科 花・ビャクダン科 花・フウロソウ科 花・ベンケイソウ科 花・ボタン科 花・マチン科 花・マツブサ科 花・マツムシソウ科 花・マメ科 花・ミカン科 花・ミズアオイ科 花・ミソハギ科 花・ミツガシワ科 花・ムラサキ科 花・メギ科 花・モウセンゴケ科 花・モクセイ科 花・ヤマノイモ科 花・ユキノシタ科 花・ユリ科 花・ラン科 花・リンドウ科 花・レンブクソウ科 花・上高地~穂高 7/末 花・大山の花 花・樹木 花・白馬岳~唐松岳~遠見尾根 8/初 若葉 虫こぶ 蜻蛉 蜻蛉・アカネ属 蜻蛉・イトトンボ科 蝶・アゲハチョウ科 蝶・イチモンジチョウ亜科 蝶・シジミチョウ科 蝶・シロチョウ科 蝶・ジャノメチョウ亜科 蝶・セセリチョウ科 蝶・タテハチョウ亜科 蝶・テングチョウ亜科 蝶・マダラチョウ亜科 裏明神 趣味 野鳥 雪彦山 高山植物